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回顧【安田記念】スランプを乗り越えGⅠ制覇! アドマイヤコジーン

1998年のGⅠ・朝日杯3歳ステークス(現在の朝日杯フューチュリティステークス)を制し、長いスランプに入ったものの、後藤浩輝騎手で2002年のGⅠ・安田記念を制したアドマイヤコジーン。現在は種牡馬生活を引退したが、2014年のスプリンターズステークスを制したスノードラゴンの父でもある。芦毛でファンも多い、アドマイヤコジーンについてまとめてみた。
馬キュレ

未勝利から3連勝でGⅠ朝日杯3歳ステークスを制覇!

inyofu 父は米ブリーダーズCマイルでレコードタイムを叩き出したCozzene、母の父は大種牡馬ノーザンテースト、祖母は英1000ギニーの勝ち馬という血筋。
inyofu 1998年にデビュー。デビュー2戦目を大差で勝ち上がり、東京スポーツ杯3歳ステークス、朝日杯3歳ステークスと3連勝でGIを制した。これらの活躍により、この年のJRA賞最優秀3歳牡馬(旧称。現在のJRA賞最優秀2歳牡馬)に選ばれた。

骨折により長いスランプへ・・・

inyofu 相次ぐ骨折のためアドマイヤコジーンは長い休養に入る。同期のテイエムオペラオーらがターフを沸かせ、あるいは朝日杯で負かした馬たちがマイル路線で主力視されるのを横目で見ながらの競走生活。なんと1年半を棒に振ってしまった。
 ようやく2000年・4歳夏に復帰を果たしたものの、ケガの影響からか思うように成績を伸ばせない。ローカルのオープン特別を走ったり、中距離に挑んでみたり、ダートに活路を見出そうとしたり、試行錯誤を重ねながらも、結局この年は6戦して未勝利。翌2001年・5歳シーズンも同じく6戦未勝利に終わる。

2002年、後藤騎手を背に安田記念を制覇!

inyofu 東京新聞杯(G3)、阪急杯(G3)で重賞を連勝。2歳時以来のG1出走となった高松宮記念(G1)ではショウナンカンプの2着に敗れたが、続く安田記念(G1)ではダンツフレーム、エイシンプレストンらを下し、3年半ぶりのG1制覇を飾った。
主戦騎手が上村洋行騎手から後藤浩輝騎手に乗り替わり、東京新聞杯では10番人気からの勝利となった。
inyofu 騎乗した後藤浩輝にとってはデビュー11年目にして初の中央GI勝利であり、レース後は人目も憚らず号泣した。
その後は、秋初戦ぶっつけでスプリンターズステークスに出走し、ビリーヴの半馬身差の2着。続くマイルチャンピオンシップでは7着に敗れた。武豊騎手を背に、香港マイルへ向かうが、4着に敗れ競走馬を引退した。

引退後

inyofu 現役引退後は種牡馬となり、2003年から2010年まで北海道安平町の社台スタリオンステーションで繋養される。2010年の種付けシーズン終了後に新ひだか町のレックススタッドに移動し、2011年からこの地で供用される。2006年の新種牡馬サイアーランキング1位。
inyofu 2015年の種付けシーズン途中、生殖能力の低下により種牡馬を引退することが発表された。スノードラゴンの活躍で再注目され種付け依頼が集まったが、体調が戻らず断念したと報道されている。引退後は日高町のクラウン日高牧場で功労馬として繋養される。

主な産駒

スノードラゴン。2014年に高松宮記念で2着になり、その年の秋のスプリンターズステークスを制覇。短距離路線で活躍中。

アストンマーチャン。3歳時に古馬抑え、スプリンターズステークスを制覇。



長いスランプを超えて、後藤騎手に初めてのG1をプレゼントし、自身も再び栄光を手にしたアドマイヤコジーン。昔と比べすっかり白くなった姿も愛くるしい。子供が2頭もスプリンターズステークスを制しており、種牡馬としての価値も出てきたところで種牡馬を引退してしまうのはとても残念だ。スノードラゴンは現在も現役。父のように今後も大きな活躍に期待だ。

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