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今年は宝塚記念に進む馬は出てくるか!? 第68回【鳴尾記念】

2015年6月6日(土)に阪神競馬場で行われる芝2000メートルのGIIIレース、第68回【鳴尾記念】。
2012年に開催時期が12月から6月に変更され、距離も1800mから2000mへ延長されたことで、【宝塚記念】の重要な前哨戦という位置付けとなったこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【鳴尾記念】歴史!

inyofu 1951年に創設されたハンデキャップの重賞競走『鳴尾記念』は、阪神競馬場・芝2400mを舞台に6月と12月の年2回行われていたが、1954年から現行の年1回の開催となった。
inyofu その後開催時期を何度か変更したのち、1997年には開催時期を6月に移行し、別定の芝2000mに変更のうえ、国際競走として4頭までの外国馬に出走資格が与えられた。これにより、本競走は宝塚記念の重要な前哨戦として位置付けられていた。さらに、2000年から12月に移設のうえ、GII からGIII に、別定からハンデキャップ競走に、国際競走から混合にそれぞれ変更された。また、同年から中央競馬特別指定交流競走として2頭までの地方馬に出走が認められている。
創設から様々な経緯を経て、近年ではGI【宝塚記念】の前哨戦となった【鳴尾記念】。レース名の【鳴尾】とは、1907年に関西競馬倶楽部が兵庫県武庫郡鳴尾村に建設した鳴尾競馬場に由来する。同競馬場は1937年に【阪神競馬場】に改称されたが、1943年に太平洋戦争の激化に伴い海軍に引き渡されたことによって、開設から37年でその幕を閉じた。

【鳴尾記念】レースレコード!

【鳴尾記念】のレースレコードは、2013年に【トウケイヘイロー】が記録した1:58.9である。ただ、2000mの距離で行われるようになったのが2012年からなので、今年のレースで記録が塗り替えられる可能性も高い。

2014年【鳴尾記念】

昨年の【鳴尾記念】では、1番人気【エアソミュール】が、出走馬中1位タイとなる上がり3ハロン34.3の脚で見事差し切り、ハナ差ながら勝利を収めた。

↓【鳴尾記念】過去5年のレース映像はこちら↓

【鳴尾記念】レース傾向

inyofu 4、5歳馬が優勢
過去3年の鳴尾記念の年齢別成績を調べると、優勝馬3頭は「4、5歳」の馬で、好走率でも「4、5歳」馬が、他の年齢の馬を圧倒している。出走各馬の年齢についてもチェックしておきたいところだ。
inyofu 近走の成績は要チェック
開催時期と距離が変更された2012年以降過去3年の鳴尾記念の出走馬について、過去3走以内に3着以内に入った回数別に成績を調べると、優勝馬3頭はいずれも過去3走で「2回以上」3着以内に入っていた。近走で3着以内に入った回数が多い馬は、このレースでも好走する可能性が高いようだ。
inyofu 逃げ馬に注目
2005年以降に阪神競馬場・芝2000mで行われた2・3歳限定を除く重賞(計30レース)における、4コーナーの通過順別成績を調べると、「先頭」で通過していた馬が6頭優勝し、勝率20.0%、3着内率43.3%と上位の数値をマークしている。その他のグループの好走率を比較すると、「2~5番手」・「6~9番手」組の数値に大きな差はなく、「10番手以下」組はやや苦戦している。逃げ馬がもっとも注目すべき存在と言えるが、好位や中団でレースを進めるタイプの馬も無視できない存在だろう。
【鳴尾記念】のレース傾向では、【4・5歳馬】【過去3走で2回以上3着以内に入っていた】【逃げ・先行馬】が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす競走馬はいるのだろうか?

第68回【鳴尾記念】登録馬!

inyofu エアソミュール
トウケイヘイロー
ラブリーデイ
メイショウナルト
クランモンタナ

レッドデイヴィス
グランデッツァ
ダノンジェラート
マックスドリーム
セイカプリコーン

マジェスティハーツ
アズマシャトル
エーティータラント
今年の【鳴尾記念】には13頭しか登録されていないため、このレースに除外対象馬はいない。昨年の覇者【エアソミュール】と、一昨年の覇者にしてレコードホルダー【トウケイヘイロー】が両頭とも登録されている。

第68回【鳴尾記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 エアソミュール 2.2
2 ラブリーデイ 3.1
3 グランデッツァ 6.0
4 トウケイヘイロー 9.6
5 レッドデイヴィス 12.9
6 アズマシャトル 13.7
7 ダノンジェラート 17.5
現状では、昨年の覇者【エアソミュール】が1番人気となっている。一昨年の覇者【トウケイヘイロー】は約9か月半ぶりの実戦となるため、現状では4番人気となっているが、巻き返しを狙えるか?

第68回【鳴尾記念】有力馬は!?

【過去3走で2回以上3着以内に入っていた】【逃げ・先行馬】エアソミュール
inyofu エアソミュール(牡6・角居勝彦)は、昨年の鳴尾記念の優勝馬で、今年は連覇を狙っての登場となる。昨秋には、天皇賞(秋)の前哨戦である毎日王冠を勝利。天皇賞(秋)は、中2週の間隔で再度の関東圏への長距離輸送となるのを避け出走を見送ったが、GI のタイトルを狙えるところまで近づいている印象を受けた。今回は、宝塚記念に向けた一戦で、毎日王冠時と同様に本番へは中2週のローテーションとなるが、長距離輸送のない関西圏での競馬なら十分に対応できると陣営は考えているようだ。1週前追い切りの段階では少し馬体に余裕が感じられたが、課題とされている折り合い面はスムーズだった。今週の最終追い切りをしっかりとこなして態勢が整えば、連覇の可能性は十分にあるだろう。
【4・5歳馬】【逃げ・先行馬】ラブリーデイ
inyofu 年明けの中山金杯、続く京都記念と、今年に入って重賞2勝をマークしているラブリーデイ(牡5・池江泰寿)も注目の一頭だ。前々走の阪神大賞典が6着、前走の天皇賞(春)は8着に敗れたが、芝3000m以上の長距離レースへの適性が低かったようで、阪神・芝2000mに舞台が替わる今回に対しては参考外と見ていいだろう。中間は短期放牧を挟み、この鳴尾記念を目標に調整が進められており、5月28日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、しっかりとした動きで併走馬のダノンカモン(古馬オープン)に先着を果たしている。次走に予定されている宝塚記念に向けて、手応えのあるレースをしたいところだ。
【4・5歳馬】アズマシャトル
inyofu アズマシャトル(牡4・加用正)は、約3か月半の休み明けで臨んだ前走の新潟大賞典で12着と大敗したが、実戦を1度使われて、調教で見せる動きに力強さが出てきた今回は、この馬本来の力を発揮できるはずだ。本馬は、まだまだ成長を見込める4歳馬。今週にクラス再編成が行われたことで、1600万下クラスからの格上挑戦になるが、一昨年のラジオNIKKEI杯2歳S2着や、今年のオープン特別・白富士S(東京・芝2000m)優勝など、オープンクラスでの実績は十分に残している馬だけに、上位争いを演じてもおかしくはない。

2015年6月6日(土)に阪神競馬場で行われる芝2000メートルのGIIIレース、第68回【鳴尾記念】。
今年は、上がり馬よりも、既に実績を残してきたベテラン勢に人気が集まっている。
その中でも、昨年の覇者【エアソミュール】は昨年の【鳴尾記念】から6戦連続で掲示板を外したことは無く、抜群の安定感を誇っている。前走GII【産経大阪杯】でも、阪神2000mを疾走し3着と好走、【スピルバーグ】や【ロゴタイプ】といったGI馬を負かしており、実力ではGIクラスと言えるだろう。

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