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今年も群雄割拠! GI馬vs上がり馬! 第65回【安田記念】

2015年6月7日(日)に東京競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、第65回【安田記念】。
世界トップレベルの強豪が集う伝統のマイルGIであるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【安田記念】歴史!

inyofu 本競走は、明治・大正・昭和にわたって競馬に携わり、競馬法制定や日本ダービーの創設などに尽力された安田伊左衛門氏の功績を称え、『安田賞』として1951年に創設されたが、1958年、安田氏の死去ののち『安田記念』に改称され、現在に至っている。
inyofu 創設当初は、4歳(現3歳)以上のハンデキャップ競走として東京競馬場の芝1600mで行われた。1984年のグレード制の導入により、GI に格付けのうえ、開催時期をオークスの前週に移して5歳(現4歳)以上の定量で争われることになった。また、同年より混合競走となり、外国産馬に門戸が開放された。
1996年から開催時期が【日本ダービー】の翌週に移設され、出走条件が3歳以上に変更されたため、名実ともに上半期ナンバー1マイラー決定戦となった【安田記念】。2011年には、9番人気【リアルインパクト】がレースを制し、グレード制導入以来初となる3歳馬による本競走制覇を成し遂げた。

【安田記念】レースレコード!

【安田記念】のレースレコードは、2012年に【ストロングリターン】が記録した1:31.3である。【ストロングリターン】はその後、2013年9月4日付で競走馬登録を抹消、引退となり、北海道のブリーダーズ・スタリオン・ステーションにて種牡馬となった。

2014年【安田記念】

昨年の【安田記念】では、圧倒的1番人気【ジャスタウェイ】が、道悪に苦戦しつつも2着の【グランプリボス】にハナ差ながら勝利した。

↓【安田記念】過去5年のレース映像はこちら↓

【安田記念】レース傾向

inyofu 前走の着順と格に注目
過去10年の優勝馬10頭中、2012年のストロングリターンを除く9頭は、前走の着順が「3着以内」だった。前走で上位の着順に入っていた馬が強いレースと言えるだろう。
inyofu また、前走の着順が「3着以内」だった馬のうち、そのレースが「GI・JpnI(海外のレースを含む)」だった馬は、3着内率32.3%と優秀な好走率をマークしている。一方、前走が「GI・JpnI、GII・JpnII」以外のレースだった馬は3着内率7.7%と苦戦している。前走で「3着以内」に入っていた馬同士を比較する際は、そのレースの格が高かった馬を重視したいところだ。
inyofu 近年は左回りのGI に実績のある馬が好成績
過去4年の3着以内馬12頭中8頭は、JRAの左回りの競馬場で行われた牝馬限定を除くGI・JpnI で3着以内に入った経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は優勝例がなく、3着内率も9.5%にとどまっている。近年の傾向を重視するなら、今回と同じ左回りの競馬場で行われた牡牝混合のGI で、上位に入った経験がある馬を高く評価したい。
inyofu 左回りのレースで実績のある馬が有力
過去4年の優勝馬4頭は、いずれも前走で左回りの競馬場のレースに出走して4着以内に入っていた。また、この4頭はJRAの左回りの競馬場で行われた牝馬限定を除くGI・JpnI で3着以内に入った経験があった点も共通している。前走が右回りの競馬場だった馬や、左回りのビッグレースで好走した経験がない馬は、評価を下げるべきかもしれない。
【安田記念】のレース傾向では、【前走がGIで3着以内】【JRA左回りの競馬場で行われた牝馬限定を除くGIで3着以内に入った経験がある】【前走で左回りの競馬場のレースに出走して4着以内に入っていた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす競走馬はいるのだろうか?

第65回【安田記念】登録馬!

inyofu 【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)
以下、2頭は優先出走馬
サクラゴスペル
レッドアリオン

以下、17頭は出走馬決定賞金順
リアルインパクト
ダノンシャーク
メイショウマンボ
ミッキーアイル
クラレント

ケイアイエレガント
ダイワマッジョーレ
カレンブラックヒル
ヴァンセンヌ
フィエロ

ロゴタイプ
サンライズメジャー
エキストラエンド
サトノギャラント
モーリス

フルーキー
ブレイズアトレイル
今年の【安田記念】では19頭の登録があったため、1頭が除外対象となる。上がり馬からGI馬、4年前の覇者まで幅広い登録があった。

第65回【安田記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 モーリス 4.1
2 フィエロ 4.5
3 ヴァンセンヌ 5.4
4 ミッキーアイル 5.5
5 ダノンシャーク 11.2
6 リアルインパクト 11.7
7 カレンブラックヒル 17.2
8 レッドアリオン 18.7
9 ダイワマッジョーレ 25.9
10 クラレント 29.8
現時点では、GI初挑戦組である【モーリス】や【ヴァンセンヌ】などの上がり馬が支持を集めている。

第65回【安田記念】有力馬は!?

モーリス
inyofu 新興勢力の筆頭格と言えるのがモーリス(牡4・堀宣行)だろう。3連勝で重賞初制覇を飾った前走のダービー卿チャレンジTでは、レースの800m通過タイムが46秒7という落ち着いた流れの中、出走メンバー中最速となる上がり3ハロン33秒0(推定)の末脚で豪快に突き抜け、後続に3馬身1/2差をつけて快勝した。直線に坂のある中山・芝コースで、ラスト1ハロンを10秒台で駆け抜けた切れ味は秀逸。今回は、2013年11月の京王杯2歳S(6着)以来約1年7か月ぶりの東京・芝コースへの出走となるが、本馬の脚質を考えれば、コース替わりがマイナスになることはないだろう。新たなスターホース誕生なるか、目が離せない。
【前走がGIで3着以内】【JRA左回りの競馬場で行われた牝馬限定を除くGIで3着以内に入った経験がある】【前走で左回りの競馬場のレースに出走して4着以内に入っていた】ミッキーアイル
inyofu ミッキーアイル(牡4・音無秀孝)は、前走の高松宮記念で、初経験の芝1200mにもすんなりと対応し、パワーを要する馬場コンディション(稍重)をものともせず、見せ場十分の3着に好走した。以前は逃げて好成績を残していたが、近走は好位からの競馬でも勝ち負けを演じている。脚質に幅が出てきたことで、安定感がグンとアップしてきた。全6勝中5勝を芝1600mでマークしている実績から、前走から400mの距離延長もプラス材料だろう。前走後は放牧を挟み、今回、約2か月半ぶりのレースとなるが、帰厩後の調教では申し分のない動きを披露しており、万全の状態で出走できそうだ。3歳時の昨年に挑戦した本レースで16着に敗れた雪辱を果たしたい。
【前走がGIで3着以内】【JRA左回りの競馬場で行われた牝馬限定を除くGIで3着以内に入った経験がある】リアルインパクト
inyofu 3歳時の2011年に安田記念を制したリアルインパクト(牡7・堀宣行)。今年の春はオーストラリアへ遠征し、前々走の国際G1・ジョージライダーS(ローズヒルガーデンズ・芝1500m)を制して海外G1 初制覇を達成すると、前走の国際G1・ドンカスターマイル(ロイヤルランドウィック・芝1600m)では、好位追走から直線で一旦先頭のシーンを作る2着に好走。日本とは環境が大きく違う異国の地で結果を残した。今回は、帰国初戦となるだけに仕上がり具合が鍵だが、調教では軽快な動きを見せており、力を出せる状態で出走できそうだ。2度目の安田記念制覇を達成し、再びマイル王の座に返り咲けるか、注目の一戦だ。

2015年6月7日(日)に東京競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、第65回【安田記念】。 
昨年は【ジャスタウェイ】が圧倒的1番人気となっていたが、今年は一変、予想単勝オッズ一桁台の馬が4頭と、群雄割拠の様相を呈している。
3連勝中で絶好調の上がり馬【モーリス】が現時点では1番人気だが、東京競馬場での実績はなく過信は禁物であり、やはり気になる存在は去年の雪辱に燃える【ミッキーアイル】だろう。
好走する条件をすべて満たしており、4歳となってからは安定した走りを見せている。東京競馬場とは好相性で、緩いペースで先行すれば楽に逃げ切る可能性もある。

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