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コラム

「覆面馬主の真実」【第12話】~リアルタイム進行型・競馬狂小説~

馬キュレ
何てこった。情けないったらありゃしない。ギャンブラーが確率論を持ち出したら、おしまいだな。3号がどんなに頑張っても、何だか7号には勝てないような気がするのは、そういうことなんだよな。この間のダービー、3号は博奕打ちの7号に勝ったが、二人が長い勝負をしたら、3号はまず勝てない。(って書いたけど、3号、怒らないでね・・笑)勝負はデータでは勝てないからだ。
「覆面馬主の真実」【第9話】~リアルタイム進行型・競馬狂小説~

スクリーンヒーロー産駒のモーリスが東京競馬場で勝つ確率は、データによると1万分の4だ!勝つなんて事、ほぼあり得んぞ、なんて思い込んだオレがアホだった。勝負は確率ではない。確率は単なる過去の蓄積であって、ちょっとした指標にはなるが、今この目の前の勝負は厳密にいうと確率に支配されている訳ではない。その真理を忘れていた。ビッグデータとか言ってる奴はたいてい博奕には勝てないんだよな。
それにしても、モーリス、いつも出遅れて最後方から競馬してたのに何だ?今日のビックリするほど器用な競馬。川田騎手も何?突然上手過ぎるじゃんか。

馬は突然変わる。人も突然変わる。

ギャンブルに勝つために必要なのは、確率論ではない。突然の変化を見きわめる洞察力なのだ。

反省しきりの安田記念だが、東京最終レースで、1点勝負の2号が推奨してた、メガオパールカフェとハコダテナイトの馬連。これは行けそうだと思ってたが、惜しかったな。
こりゃ深すぎるww覆面馬主【1点勝負の2号】東京2R・12R、安田記念予想

でも、オレは一点でいく自信がなかったので、この2頭軸での3連複勝負して、高目がきた~!素晴らしいよ、2号!この一発で今日は勝ちで終わったな。
そんな日曜日のまったりした夜、2号から興味深いニュースが飛び込んできた。

2号「1号師匠、大変です。こっそり募集かけてた、覆面8号なんすけど、すっごい立候補者が来ました。」
1号「え?まさかのY田さんとかじゃないだろうな。」
2号「んな訳ないでしょ。」
1号「じゃ、I谷さんとか、S川さんとか?」
2号「いやいや、オッサンじゃないすよ。」
1号「さっきの皆さん、おじいちゃんだろ。」
2号「それが、あっと驚く女子なんですよ。」
1号「え????女子?なんて馬主にいたのか?」
2号「それがいたんですよ。しかもこの娘、すっごい競馬オタクで、馬券も上手いって評判で、最高ですよ。」
1号「それいいじゃん。8号で女性馬主なんて最高じゃねえかよ。何か問題あんのか?」
2号「ええ、それが、ちょっと。彼女、3って数字に取り憑かれてるみたいで、3号にしてくれるならやりたいって。」
1号「いきなりワガママだな。3号いるじゃん。無理だろ。」
2号「3号に8号にまわってくれ、って言ったら怒りますかね?」
1号「さあ、聞いてみたら?でも、軍団に女性が入るのは大賛成だよ。実際、いつも会合は加齢臭と体臭で厳しい男祭りだし。正直、モチベーション上がらないよな。でさ、その娘、可愛いのか?」
2号「ええ、可愛い上に、しかも巨乳なんです。」
1号「ほおお。決定、その娘を3号に任命しよう!」
2号「(笑)早っ!どうします?3号に何て言います?」
1号「オマエに、末広がりの8号をやってもらいたい!って先に言って、3番といえば永久欠番だから、凄い人が現れるまで空席にする、みたいな話はどうだ?」
2号「そんな見え透いたウソで大丈夫ですかね(笑)」

こんなやり取りをした結果、覆面馬主号3号は、巨乳美女に決定!で、データ男には、8号になってもらう事と相成った。新生3号が、この夏デビューするので、皆さんどうぞお楽しみに!


(続く)

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