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「マリアライト」精神的にも成長!身のこなしも良し【エリザベス女王杯】

今年の宝塚記念を制したマリアライトがGI3勝目を目指してエリザベス女王杯に出走する。4歳春までは条件戦止まりの馬でいたが、GⅠ初挑戦ながらもエリザベス女王杯で優勝、有馬記念でも先行策から小差の4着と大健闘した。宝塚記念では現役最強馬のドゥラメンテを倒してGⅠ2勝目。前走のオールカマーでは5着だったが、叩いて調子は上向いているマリアライトについてまとめてみた。
マリアライト
写真提供:T.T Photo(WEBサイト)

【目黒記念】追い比べに持ち込むものの2着

道中は8番手に控えてじっくり脚を溜める。直線に入り外に持ち出すと、先に先頭に立ったクリプトグラムに懸命に食らいついたものの2着に敗れた。
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inyofu 2着 マリアライト(蛯名騎手) 「最後は差し返していたのですが、ぶつけられてしまい、それが響きました」

【宝塚記念】現役屈指のメンバーを抑えグランプリ制覇!

スタートからじわっと内に切り込んでいき中団で馬場の良い外を進む。3,4コーナーから鞍上の激しいアクションに応え、前を追っていく。勢い十分で直線へ。坂を上ったところで射程圏に収め、ゴール前で先頭に立ち見事抑え切った。
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inyofu 1着 マリアライト(蛯名騎手) 「本当に嬉しいです。春3戦目で一番いいデキでしたし、馬場も枠順も恵まれ、強い相手にどこまで出来るかと楽しみにしていました。前半は進んで行かない感じでしたが、3~4コーナーから促し気味にスムースに上がって行けました。思い通りのレースが出来ました。そう簡単には後ろの馬が来ない馬場なので、ちょうどいいところで流れに乗れました。最後はこの馬の勝負根性でよく頑張ってくれました。スタッフ、関係者みんなでこの馬の成長を待っていて、それが今の結果に結びついていると思うので、感謝しています」

【オールカマー】弾けきれず5着

秋初戦に選んだのはオールカマー。エーシンマックスが後続を大きく引き離す展開。残り600m辺りからゴールドアクターを内に見て上がっていくが、直線で内を行く馬に突き放され、最後まで差を詰めにかかるも5着という結果に終わった。
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inyofu 5着 マリアライト(蛯名騎手) 「ついて行けませんでした。スタートからずっと追っつけている感じでした。直線を向いてもエンジンが掛かり切らない状態でした。状態は悪くないのですが、次はメンコを外したり、何か考えないといけないかもしれません。スッと反応出来なかったのが今日の敗因だと思います。何か妙に大人しくなっているという気がします」

【エリザベス女王杯】直前情報 馬なりで余力十分!

inyofu すがすがしい空気に包まれた美浦。朝一番にWコースに入ると、先週と同様、これまで着用していたメンコをかぶらずに単走でペースを上げていった。本来のやる気を呼び覚ますべく、蛯名騎手の発案で行われた軽い味つけ。その効果なのか、もともと攻め駆けしないタイプが、実にスムーズに加速。馬場の大外を回りながら直線も余力は十分で、馬なりのまま5F68秒6で駆け抜けた。
inyofu 「メンコを外した効果? そこは分からないけど、気持ち良さそうに走れていたね。大きく変わった感じはないけど、状態は上がってきているんだと思う」と、久保田調教師は満足げな表情だ。

距離適性がポイント!

inyofu 外国調教馬を除く過去10年の3着以内馬延べ28頭中22頭は、同年のJRAの2000m以上のレースにおいて連対経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率が7.6%にとどまっているうえ、2009年以降は〔0・0・1・56〕(3着内率1.8%)と連対例すらない。なお、2010年と2011年の優勝馬スノーフェアリーは、両年ともエリザベス女王杯前に同年の2000m以上のレースで連対していた。過去の実績を比較する際は、2000m以上のレースに対する適性を重視したいところだ。

今週末は降雨予報も無く、稍重で行われた昨年とは違い良馬場でのレースとなりこの馬の得意舞台の重たい馬場にはなりそうにはない。しかし、良馬場でも日経賞では上がり3F33.9で3着、目黒記念では2.30.6の好時計で2着としっかり対応できる。連覇に向けて、さらには年末のグランプリ制覇に向けてもここは勝ってほしいところである。

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