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「フルーキー」鋭い動き!余裕を残し前走よりいい状態【エプソムC】

切れのある末脚が持ち味のフルーキーがエプソムCに出走する。オープン入り後は惜しいレースが続いていたが、昨年のポートアイランドSで1年ぶりの勝利を挙げると、チャレンジカップで重賞初制覇を果たした。今年初戦の中山金杯ではトップハンデに加えスローペースに泣き3着。続く中山記念は強力メンバー相手に4着と善戦、前走の新潟大賞典では2着と惜しいところまできている。2度目の重賞制覇を狙うフルーキーについてまとめてみた。
フルーキー
写真提供:T.T Photo(WEBサイト)

フルーキーの血統!父リダウツチョイスは豪の名種牡馬!

フルーキーの父であるリダウツチョイスはオーストラリアで活躍している種牡馬である。現役時にはデビュー1週間で豪GⅠを制するなど短中距離戦線で活躍した。日本で活躍する産駒にはフルーキーの他にランリョウオーやクリアンサスがいる。また、種牡馬の特徴としてはサンデーサイレンスとの相性の良さが挙げられる。フルーキーやランリョウオーがそれに当てはまり、芝1600~1800mで切れる脚を披露している。
inyofu 父 Redoutes Choice はオーストラリアで3回リーディングサイアーとなった名種牡馬。軽いスピードがあるので日本向きの適性を示し、連対率は26.8%と優秀です。似たようなキャラクターでリーディングサイアーを争っていた Encosta de Lago は日本における成績が微妙なので、オーストラリアの種牡馬だから日本で成功する、というわけではありません。Redoutes Choice が日本で挙げた勝ち星は芝22勝、ダート5勝。ただ、連対率はほぼ同じです。フルーキーのほかにランリョウオー(OP)、クリアンサス(マーガレットS)、ボタニカルアート(1000万下)、コスモジャイブ(1000万下)、ソロターン(1000万下)などが出ています。
inyofu サンデーサイレンスとの相性の良さがセールスポイントのひとつで、このパターンから誕生した本馬とランリョウオーは、いずれも芝1600~1800mで切れる脚を使います。Redoutes Choice は Sir Ivor を抱えているので、フルーキーは Sir Ivor≒Halo 5×3、ランリョウオーは5×4です。

【チャレンジカップ】イン突き決めて重賞タイトルゲット!

道中は中団を追走したフルーキー。直線では外に出さず果敢にインを突くと、わずかな隙間を縫って先頭に躍り出る。最後は2着のヒストリカルに1馬身半差をつけて快勝。初の重賞タイトルを手にした。
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inyofu 1着 フルーキー(M.デムーロ騎手) 「直線は狭いスペースに入る形で怖かったですが、いい手応えでがんばってくれました。追い切りに乗ったときにいい瞬発力があって、状態もよさそうでしたし、自信を持って乗りました。明日は香港で、日本のファンの皆様のためにもがんばってきます」

【中山記念】強力メンバー相手に善戦!

ドゥラメンテ、リアルスティールなど豪華メンバーが揃った中山記念。レースでは終始中団でドゥラメンテを前にみてマークする。直線ではリアルスティールと共に前を捕まえにいくも差は詰まらず、4着まで。
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inyofu 4着 フルーキー(戸崎圭太騎手) 「もう少し前で競馬をしたかったです。最後伸びていましたし、このメンバーでもやれると思います」

【新潟大賞典】上がり3F最速の脚を使うも2着!

単勝オッズ4.5倍の押し出された1番人気に支持される。レースは中団の内でじっくりと脚を溜める。スローペースでレースは流れ、直線ではなかなか真っ直ぐ走れる進路が開かなかったが、最後は何とかシャイニープリンスとの2着争いを制した。
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inyofu 2着 フルーキー(藤岡佑騎手) 「2000mは気持ち長いと聞いていたのでじっくりと行きましたが、今日の感じならもう少し位置を取りに行っても良かったです」

【エプソムC】追い切り情報 脚さばきはパワフル!

inyofu フルーキーの1週前追い切りはウッド6ハロン84・9―38・9―12・0秒。3頭併せで2番目のゴール。折り合いがついて終始楽な手応え。脚さばきはパワフルで好調が続く。
岸本助手のコメントはこちら↓
inyofu 「ジョッキーも考えて乗ってくれたが、元来が新潟の軽い馬場が合うタイプではないからね。ハンデも背負っていたし、2着だった前走(新潟大賞典)はよく走っていると思う。状態はいいので馬場と展開次第でしょう」
最終追い切り
inyofu フルーキーはM・デムーロを背にCWコースへ。グンと沈み込むように一歩目を繰り出すと、序盤は外のタニノアーバンシー(3歳500万)を2馬身目標にする形。道中はパワフルな四肢の運びで、鞍上も手応えをかみ締めるように追走する。ラスト4Fから後方内のシャケトラ(3歳未出走)が馬体を並び掛けると、自らハミを取りエンジン点火。前日の雨で水分を含んだ重たいチップを力強く蹴り上げ、4F67秒6~1F11秒9の好時計で駆け抜けた。ゴール前は実戦さながらの3頭横並びで迫力満点の内容。

フルーキーの買い時は!?

フルーキーの馬体重ごとの戦績を見てみると、482~486kgで(4,0,1,3)、476~480kgで(2,2,0,2)と最も勝利数を挙げているのが482~486kgである。
また馬体重増減ごとの戦績は前走より-2~+2kg(3,1,1,2)、+4~+8kg(2,0,1,2)である。
前走の新潟大賞典出走時は488kg。エプソムC出走時の馬体重が486kg(ー2kg)となれば信頼度は高くなる。

前走は休養明けで2着。これまで20戦して掲示板を外したのは菊花賞での6着のみと堅実な走りを見せている。そして今回は3勝を挙げる1800m。まだ左回りでの勝利はないが、レースレベルの高かった中山記念で見せた走りからここでは力は上位。半年ぶりの重賞制覇でGI制覇を視野に入れたいところである。

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