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スノーフェアリーやタグルーダも制した! 本場イギリスのオークス特集!

イギリスのエプソム競馬場で毎年6月の第1金曜日に行われる【オークスステークス】。
3歳牝馬限定のクラシック競争であり、距離は12ハロン10ヤード(約2423メートル)で行われる。 今では世界中の国で行われている【オークス】はこれにならった競走であり、最も歴史のある【オークス】として特別視されている。 今回、日本ではあまり注目されていないイギリスの【オークスステークス】について、歴史やレース映像などをまとめてみた。
馬キュレ

【オークスステークス】の歴史!

1779年、第12代ダービー伯爵エドワード・スミス=スタンリーが自身と友人の所有する牝馬同士のレースを行ったのがレースの始まりである。
1915年~1918年は第一次世界大戦のため、1940年~1945年は第二次世界大戦のため、それぞれ舞台をニューマーケット競馬場に移して行われてた。
inyofu 競走名の『オーク(Oak)』は、樫を意味する英語。英ダービーの創設者である第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレーは、樫の森が茂るオークスと呼ばれる土地を所有していた。1779年、彼はエリザベス・ハミルトンと結婚した際に、その記念として競馬を開催することを思い立ち、その中に夫人の希望を入れ、3歳牝馬のレースを行い、これをオークスと名付けたことが由来とされている。
今年で237回を迎えた歴史ある【オークスステークス】。本場イギリスでは、【ダービー】よりも【オークス】の方が先に創設されていた。日本競馬界では【優駿牝馬】が【オークス】と通称されており、混同を避けるため本場イギリスの【オークスステークス】は、英オークス、イギリスオークス、エプソムオークスなどと呼ばれることも多い。

2015年【オークスステークス】は大波乱!?

inyofu エイダン・オブライエン厩舎の人気薄クオリファイ(牝3、父ファストネットロック)が制した。
inyofu 鞍上はC・オドノヒュー騎手でタイムは2分37秒41。英1000ギニーは13頭立て13着、前走愛1000ギニーは18頭立て10着に敗れていたが、距離延長を味方に大駆けを決めた。
今年のオークスは波乱に満ちた決着を迎えた。
イギリス牝馬クラシック一冠目【1000ギニー】を制した【レガティッシモ】が直線抜け出した時は、二冠馬誕生かと思ったが、ゴール寸前、【レガティッシモ】に襲い掛かったのが【クオリファイ】だった。
【クオリファイ】は、【1000ギニー】では最下位で今回の【オークス】でも単勝51倍と低人気、2歳時に7ハロンのGIIIを勝った実績は有るとはいえ、その後大敗続きだったので、まさに奇跡の逆転と言えよう。

2014年【オークスステークス】勝者は凱旋門賞にも出走したあの馬!

inyofu 無敗で英オークス・英G1を制して、タグルーダ(牝3歳、J・ゴスデン)は父シーザスターズに初めてのG1タイトルをプレゼントした。きれいな隊列となった英オークスは好位の外めを追走する形。エプソムの下り坂の終盤でいくらか闘争心があふれそうになったが、直線で逃げ馬に並び掛けたシーンはなかなかの迫力。鞍上のP・ハナガンに大きなアクションでハミをかけられると、一気にリードを広げる。6着に終わった愛1000ギニー馬マーヴェラス(牝3歳、父ガリレオ、A・オブライエン)などのライバルを置き去りにして3連勝を決めた。
2014年【凱旋門賞】で、日本勢最大のライバルとして立ちふさがった【タグルーダ】もデビュー3連勝で【英オークス】を制している。ちなみに【タグルーダ】は、【凱旋門賞】3着後に引退・繁殖入りしている。

2010年【オークスステークス】勝者は日本で猛威を振るったあの馬!

2010年に【英オークス】を制した【スノーフェアリー】は、外国調教馬として初めて、JRA同一平地GI競走(エリザベス女王杯)を連覇した。【エリザベス女王杯】では2年連続で、英オークス馬VS日本オークス馬【アパパネ】の対決が話題になったが、両年とも【アパパネ】が3着に敗れている。
2010年【エリザベス女王杯】
2011年【エリザベス女王杯】

競馬発祥の地イギリスでは【ダービー】よりも歴史がある【オークスステークス】。
今まで日本産馬で出走したのは、サンデーサイレンス産駒の【サンデーピクニック】や【サンドロップ】などわずかで、もちろん制覇した馬はいない。
また、【オークスステークス】を制した馬が日本で繁殖牝馬となるのも稀で、今まで存在したのは1972年の勝ち馬【ジネヴラ】と1979年の勝ち馬【シンティレート】の2頭のみである。
【スノーフェアリー】が、【エリザベス女王杯】を連覇したことにより、【英オークス】の名が日本でも広まったが、【凱旋門賞】や【ドバイワールドカップ】と比べると、知名度が低いのは事実であり、挑戦する日本馬もいない。
しかし、日本競馬界による海外遠征が頻繁に行われるようになった昨今、再び本場イギリスの【オークスステークス】に遠征する馬が出てくるかもしれない。
【スノーフェアリー】や【タグルーダ】のように、日本馬の強烈なライバルとして立ちふさがる馬も出てくるかもしれない。
日本で海外競馬の注目度が増している今だからこそ、注目しておきたいレースと言える。

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