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ここからすべてが始まった! 本家本元! イギリス【ダービーステークス】特集

今では世界中で行われている【ダービー】はすべて、イギリスの【ダービーステークス】に範をとり創設されている。
本記事では、イギリスのエプソム競馬場で、芝1マイル4ハロン10ヤード(約2423メートル)で行われる、日本では【エプソムダービー】や【英ダービー】と言われることもある【ダービーステークス】の歴史やレース映像を特集する。
馬キュレ
【ダービーステークス】の歴史!
1776年にイギリス最古のクラシック競走・【セントレジャーステークス】の盛大さを見たダービー伯爵エドワード・スミス=スタンリーとスタンリーの義叔父であるジョン・バーゴイン将軍、そしてイギリスジョッキークラブ会長のチャールズ・バンベリー準男爵の3人によって、1780年に創設された。
inyofu 競走名の『ダービー(Derby)』とは、1780年にイギリスで同レースを創設した、第12代ダービー卿エドワード・スミス・スタンレー氏にちなむ。現在は一般的に3歳馬の頂点を決める競走として世界各国の競馬場で「ダービー」が行われ、わが国でも”競馬の最大の祭典”として、競馬ファン以外にもその名が広く知れ渡るレースとなっている。
この競走名の由来については、1780年に創始者のダービー伯爵とバンベリー準男爵の間でいずれの名を冠するかをコイントスによって決定したとの逸話がある。 
ダービー伯爵は創始者のバンベリー準男爵を記念して付けたかったが、バンベリー準男爵は片田舎のレースに自分の名を冠されることをよしとせず、双方譲り合ったために最後はコイントスで決めることになったという。 もし、コイントスでバンベリー準男爵が勝っていたら、今日での【日本ダービー】は【日本バンベリー】と呼ばれていたかもしれない。

【ダービーステークス】が行われるコース!

inyofu エプソムダービーが施行されるエプソム競馬場は周回コースではなく、馬蹄状の形をしており全長2400m(芝の左回り)。起伏がとても激しいコースであり、エプソムダービーが行われる2400mでは上り、下りを繰り返す。最後の直線入り口付近のカーブは“タッテナム”と呼ばれ、これを元に他競馬場でも最後のカーブをそのように呼ぶことがある。
本場イギリスの【ダービーステークス】は、周回ではなく1周で行われる。最後の直線は約700mあり、追い込みも決まりやすいコースとなっている。

2015年【ダービーステークス】では、本命馬が圧勝!

inyofu 今年で236回目を迎えた伝統の一戦、エプソムダービー。アイルランドのエイダン・オブライエン調教師が4連覇の偉業を目指していたが、地元、イギリスのジョン・ゴステン調教師が管理するゴールデンホーン(Golden Horn)が豪快に差し切って優勝した。鞍上は日本でもお馴染みの名手、ランフランコ・デットーリ騎手。
inyofu 全部で12頭が出走した今年のエプソムダービーだったが、ほぼ横一線のスタートの中、まず先頭に立ったのは、このダービーの登竜門とされる2歳GIレーシグポストトロフィーを勝利していたエルムパーク(Elm Park)。これをオブライエン師が送り込んだなかの1頭ハンスホルバイン(Hans Holbein)が追いかけ、2頭が抜けてレースを引っ張る形に。途中からハンスホルバインが単独で先頭に立ち4馬身程のリードを保つも、ゴールデンホーン、ジャックホブス(Jack Hobbs)と人気のゴスデン厩舎2騎は慌てず、騒がず、じっくりと脚をためる形。
inyofu そのままハンスホルバインが先頭のまま直線に向かうが余力なく後退し、そこへ他馬が一気襲い掛かってくる。そのなかでも脚色が際立っていたジャックホブスが満を持して先頭に立ち、ゴールを目指した。しかし大外からゴールデンホーンが末脚を伸ばし、残り1ハロン付近でジャックホブスを並ぶまもなく交わして最後は、3馬身半差を付ける圧勝劇を演じた。
1番人気で出走し、4戦4勝で無敗のダービー馬となった【ゴールデンホーン】。
2歳の10月にデビュー戦を3馬身差で勝つと、3歳となった今年の4月に準重賞【フィールデンS】も勝って2連勝。
5月に行われたGII【ダンテS】でも、直線で前が壁となる中、大外に持ち出しての差し切り勝ちで3連勝と破竹の勢いで【ダービーステークス】に臨んだ。
今後の動向は不明だが、各種ブックメーカーでは【凱旋門賞】での【ゴールデンホーン】の人気を、2連覇中の【トレヴ】に続く2番人気へと引き上げた。もし【凱旋門賞】に出走すれば、日本馬達の強力なライバルとなるだろう。

2010年【ダービーステークス】優勝馬は、凱旋門賞で日本馬を阻んだあの馬!

2010年ダービーステークスの映像(Youtubeの映像に飛びます)
 
2010年の【凱旋門賞】において、【ナカヤマフェスタ】との叩き合いの末にアタマ差で勝利した【ワークフォース】も英ダービー馬である。【ワークフォース】は、2012年から社台スタリオンステーションで種牡馬として供用されており、産駒である【ダイワダッチェス】が2015年6月6日にデビューし、2着と健闘した。
2010年【凱旋門賞】

1995年【ダービーステークス】を制したのは【神の馬】

日本国内に輸入される際、【サンデーサイレンス】に対して組まれたシンジケート額・24億9000万円を遙かに凌ぐ、史上最高額のシンジケート学・44億2800万円を記録した【ラムタラ】も英ダービー馬である。
日本では数々の実績馬・良血馬を含む112頭を初年度の交配相手に揃え、2000年に87頭がデビューしたが、GI戦線で活躍する馬は現れず、以後の世代からもダートグレード競走や地方競馬限定の重賞勝ち馬を散発的に出す程度に留まった。

今年で236回を迎えた歴史的名レースである【ダービーステークス】。
過去の勝ち馬には【ニジンスキー】や【ミルリーフ】、【ロベルト】や【ラムタラ】といった日本の競馬ファンにもその名を知られる名馬や名種牡馬が数多くいる。
また、【凱旋門賞】や【ジャパンカップ】といった世界レベルで行われるレースには、度々、英ダービー馬が出走しており、日本馬を苦しめてきた。
今後も、イギリス【ダービーステークス】から歴史的名馬が誕生することは必至であり、たとえ日本馬の出走がなくとも押さえておくべきビックレースであると言えよう。

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