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ゴールデンバローズ出走! ダート王への試金石! 第20回【ユニコーンステークス】

2015年6月21日(日)に東京競馬場で行われるダート1600メートルのGIIIレース、第20回【ユニコーンステークス】。
近年では、ダート1600m重賞における登竜門となっているこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【ユニコーンステークス】歴史!

inyofu 本競走は、ダート競走体系の整備に伴い、4歳(現3歳)馬限定のGIII の重賞競走『ユニコーンステークス』として1996年に新設され、中央競馬の4歳(現3歳)馬による初のダート重賞競走となった。
inyofu 第1回は、秋の中山競馬場・ダート1800mを舞台に定量で行われた。しかし、翌1997年に東京競馬場・ダート1600mへ変更され、1998年から2000年まで再び中山競馬場のダート1800mで行われたのち、2001年から開催時期を6月上旬に繰り上げたうえ、別定重量に変更して東京競馬場・ダート1600mを舞台に行われるようになった。さらに、2013年から開催時期が6月中旬に繰り下げられた。
過去10年の優勝馬の中には、ジャパンカップダートやフェブラリーSを制した【カネヒキリ】や、マイルチャンピオンシップ南部杯を制した【ベストウォーリア】などがおり、ダート界の出世レースという一面も持ち合わせてきた。

【ユニコーンステークス】レースレコード!

【ユニコーンステークス】のレースレコードは、2008年に【ユビキタス】が記録した1:35.1である。ちなみに、東京競馬場ダート1600mのレースレコードは【トロワボヌール】が記録した1:34.1となっている。

2014年【ユニコーンステークス】

昨年の【ユニコーンステークス】では、3番人気【レッドアルヴィス】が、出走馬中2位となる上がり3ハロン36.4の脚で【コーリンベリー】を捉え、快勝した。

↓【ユニコーンステークス】過去5年のレース映像はこちら↓

【ユニコーンステークス】レース傾向

inyofu 前走の条件と内容に注目
過去10年の前走の馬場別成績を調べると、前走で「芝」のレースに出走していた馬は優勝がなく、3着内率も4.9%にとどまっている。「芝」のレースからの臨戦馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu また、前走が「ダート」のレースだった馬について、そのレースの条件別に成績を調べると、前走が「500万下」だった馬は3着内率12.2%とやや苦戦している。一方、前走が「地方、海外の重賞」だった馬は3着内率53.3%と堅実だ。今年も「地方、海外の重賞」を経由してきた馬がいたらぜひ注目してみたい。
inyofu なお、前走がダートの「500万下」だった馬(すべて前走の着順は1着)のうち、そのレースの2着馬とのタイム差が「0秒3以内」だった馬は、いずれも4着以下に敗れている。500万下を勝ち上がってきたばかりの馬に関しては、2着馬との着差が「0秒4以上」だった馬を高く評価すべきだろう。
inyofu さらに、前走がダートの「1000万下」・「オープン特別」・「地方、海外の重賞」だった馬のうち、そのレースの着順が「5着以下」だった馬は3着内率3.1%と苦戦している。前走が格の高いレースであっても、そのレースで「5着以下」に負けていた馬は評価を下げたいところだ。
inyofu 前走で先行していた馬は堅実
過去10年の優勝馬10頭中7頭は、前走がJRAのダートのレースで、そのレースの4コーナーを「3番手以内」で通過していた。該当馬は連対率25.6%、3着内率32.6%と好走率も高い。前走がJRAのダートのレースだった馬を比較する際は、そのレースでの位置取りにも注目してみよう。
inyofu キャリア豊富な馬は割り引き
過去10年の出走馬の通算出走回数別成績を調べると、「9回以上」の馬は優勝例がなく、3着内率も6.8%にとどまっている。キャリアが豊富な馬は評価を下げるべきかもしれない。
【ユニコーンステークス】のレース傾向では、【前走がJRAダートで、そのレースの4コーナーを3番手以内で通過】【通算出走回数8回以下】の競走馬が好走する傾向にある。さらに、前走の条件と内容は要チェックで、【前走が地方、海外の重賞で4着以上】だった馬は信頼できそうだ。また、【前走で500万下を勝利し、2着馬との着差が0秒4以上】だった馬も高く評価するべきだろう。

第20回【ユニコーンステークス】登録馬!

inyofu アキトクレッセント
ゴールデンバローズ
ノンコノユメ
タップザット
マイネルサクセサー

以下、抽選対象馬(11/17)

アルタイル
イーデンホール
カフジテイク
クワドループル
ダイワインパルス

タキオンレディー
ダノングッド
タンジブル
トゥルッリ
ナムラヒューマン

ノボバカラ
ピンストライプ
ブチコ
ブルームーン
マイネルオフィール

ミッキーシーガル
ラインルーフ
今年の【ユニコーンステークス】では、22頭の登録があり、フルゲートは16頭なので、6頭が除外対象となる。白毛にブチ模様のルックスが印象的なアイドルホース【ブチコ】も除外対象となっているため、出走できるか否かが注目されている。

第20回【ユニコーンステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ゴールデンバローズ 1.7
2 ノンコノユメ 4.7
3 アルタイル 6.9
4 タップザット 10.1
5 ブチコ 13.2
6 アキトクレッセント 14.1
7 ラインルーフ 31.2
8 イーデンホール 33.1
現時点では、GII【UAEダービー】で初の海外遠征ながら3着と好走した【ゴールデンバローズ】が圧倒的一番人気となっている。【アルタイル】や【ブチコ】といった上位人気馬も除外対象となっているため、当日のオッズに大きな変動もありそうだ。

第20回【ユニコーンステークス】有力馬は!?

【通算出走回数8回以下】【前走が地方、海外の重賞で4着以上】ゴールデンバローズ
inyofu 前走となったUAEの国際G2・UAEダービー(メイダン・ダート1900m)で3着に好走し、帰国初戦を迎えるゴールデンバローズ(牡3・堀宣行)。前走は、日本とは環境が大きく異なる海外へ遠征し、正攻法の競馬で海外の実力馬と渡り合っての3着で、本馬の実力を示した一戦と言えるだろう。今回は約3か月ぶりの実戦で、仕上がりがポイントになるが、5月下旬に美浦トレーニング・センターへ帰厩し、6月11日に南Wコースで行われた1週前追い切りでは、気合いを前面に出した走りで5ハロン68秒9をマーク。まだ良化の余地を残している印象はあるが、今週の最終追い切りで力を出せる態勢になるだろう。これまでのレースぶりから、実力は一枚抜けていると言えるだけに、主役の座は揺るがない。
【通算出走回数8回以下】ノンコノユメ
inyofu 近況の充実ぶりから、ノンコノユメ(牡3・加藤征弘)も有力候補の1頭だろう。前走のオープン特別・青竜S(東京・ダート1600m)は、レースの前半800m通過タイムが48秒9のスローペース。先行勢有利の展開だったが、4コーナー9番手から出走メンバー中最速の上がり3ハロン34秒7(推定)の末脚を繰り出し、鮮やかな差し切り勝ちを決めた。この中間も引き続き順調で、状態は高いレベルで安定している。ダートでの瞬発力は世代屈指の存在だけに、ハイペースの展開になれば、前を行く馬をまとめて差し切るシーンも十分にありそうだ。
【前走がJRAダートで、そのレースの4コーナーを3番手以内で通過】【通算出走回数8回以下】アルタイル
inyofu 前々走の昇竜S→前走の青竜Sと、オープン特別で2戦連続2着に入っているアルタイル(牡3・手塚貴久)も、侮れない存在だ。青竜Sでは、最後の直線で息の長い末脚を繰り出し、ゴール寸前で一旦先頭に立つシーンがあった。最後は勝ち馬のノンコノユメに交わされたものの、レースセンス溢れる走りで、見せ場十分のレース内容だったと言えるだろう。10日に美浦南Wコースで行われた1週前追い切りでは、今回コンビを組む予定の松岡正海騎手が騎乗して、5ハロン67秒6をマーク。併走馬を追走していた分、最後は1馬身ほど遅れたが、気力の充実ぶりが目に付いた。父のカネヒキリは2005年のユニコーンS優勝馬。父仔制覇を果たし、ダート路線の新星として名乗りを挙げたいところだ。

2015年6月21日(日)に東京競馬場で行われるダート1600メートルのGIIIレース、第20回【ユニコーンステークス】。
現時点では、国際GII【UAEダービー】で3着と好走した【ゴールデンバローズ】が予想単勝オッズ1.7倍の圧倒的1番人気となっている。それもそのはず、【ゴールデンバローズ】は今回の舞台となる東京競馬場ダート1600mでは3戦3勝の負けなしで相性も抜群、逃げでも追い込みでも勝てる器用さを持ち合わせており、ここでも危なげなく勝てれば新世代ダート王としての一歩を踏み出せることだろう。

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