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今年はベテラン勢が強い!! 第22回【函館スプリントステークス】

2015年6月21日(日)に函館競馬場で行われる芝1200メートルのGIIIレース、第22回【函館スプリントステークス】。
全6戦で争われるサマースプリントシリーズの第1戦であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【函館スプリントステークス】歴史!

inyofu 本競走は、夏季競馬の短距離重賞の充実を図るため、1994年に4歳(現3歳)以上の混合・別定の重賞競走『札幌スプリントステークス』として創設され、第1回から第3回まで札幌競馬場の芝1200mで行われた。
inyofu 1996年から中央競馬特別指定交流競走となり、地方馬は2頭まで出走可能になった。翌1997年から札幌競馬と函館競馬の開催順序が入れ替えられたため、舞台を函館競馬場の芝1200mに移し、レース名を『函館スプリントステークス』に改称して行われている。また、2006年から、夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられた『サマースプリントシリーズ』の第1戦に指定されており、2010年の優勝馬ワンカラットが同年のシリーズチャンピオンに輝いた。さらに、2009年から国際競走に指定され、外国馬は8頭まで出走可能となった。
本競走の上位入着馬には、初秋に行われるGI【スプリンターズS】で活躍する馬が多く、【ダイタクヤマト】や【カルストンライトオ】、【カレンチャン】や【ロードカナロア】もその後、GI【スプリンターズS】で優勝している。

【函館スプリントステークス】レースレコード!

【函館スプリントステークス】のレースレコードは、2011年に【カレンチャン】が記録した1:08.0である。【カレンチャン】はその年のGI【スプリンターズS】、翌年のGI【高松宮記念】を制し、牝馬でありながらスプリントGIを2勝した。

2014年【函館スプリントステークス】

昨年の【函館スプリントS】では、8番人気の7歳馬【ガルボ】が、6番人気【ローブティサージュ】にクビ差ながら勝利した。

↓【函館スプリントS】過去5年のレース映像はこちら↓

【函館スプリントステークス】レース傾向

inyofu 過去2走の距離をチェック
過去10年の出走馬が過去2走以内で芝1400m以上のレースに出走した回数別に成績を調べると、優勝馬10頭は過去2走以内に「1回」だけ芝1400m以上のレースに出走していた。過去2走以内に「1回」だけ芝1400m以上のレースに出走していた馬は、好走率でもトップに立っている。また、「0回」組と「2回」組を比較すると、2着馬の数では「0回」組が上回っているが、3着内率では「2回」組が大きく上回っている。このレースでは、近走で芝1400m以上のレースに出走した経験を持つ馬を重視したい。
inyofu 近走で出走したレースの格にも注目
過去10年の出走馬が過去3走以内で芝のGI に出走した回数別に成績をまとめると、「1回」だけ出走経験があった馬が好走率で他のグループを大きく引き離す高い数値を記録している。「0回」組からも8頭の連対馬が出ているが、連対率は8.6%にとどまっている。また、「2回」組からは連対馬が出ていない。このレースでは、近走で芝のGI に1回だけ出走した経験を持つ馬に注目してみたい。
inyofu 前走で評価の低かった馬も要警戒
過去10年の出走馬の前走の単勝人気別成績を調べると、前走で「1、2番人気」だった馬が勝率と連対率でトップの数値をマークしている。しかし、3着内率では「10番人気以下」だった馬がトップとなっている。2006年に前走のフリーウェイS(1600万下)で10番人気(11着)だったビーナスラインが優勝しているほか、2009年と2014年は前走で10番人気以下だった馬が1~3着を独占している。前走で評価の低かった馬がこのレースで上位に入る傾向があることは、頭に入れておいても損はないだろう。
【函館スプリントS】のレース傾向では、【過去2走以内に1回だけ芝1400m以上のレースに出走】【過去3走以内で芝のGIに1回出走】【前走で1~2番人気or10番人気以下だった馬】が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第22回【函館スプリントステークス】登録馬!

inyofu コパノリチャード …58
 アンバルブライベン …56
 マジンプロスパー …58
 ローブティサージュ …54
 セイコーライコウ …57
 スギノエンデバー …57
 タガノアザガル …52
 メイショウイザヨイ …54
 ヒラボクプリンス …56
 フギン …54
 サトノデプロマット …56
 エーシントップ …56
 アースソニック …56
 ティーハーフ …56
 クールホタルビ …50
 レンイングランド …52

 ■ 以下、除外対象

 ブランダムール …54
 メイショウツガル …56
 リベルタス …56
 レオパルディナ …50
 カオスモス …56
 ネオウィズダム …56
 ルチャドルアスール …56
 カハラビスティー …54
 コウヨウアレス …56
 スマートオリオン …56
 ヤマニンプチガトー …54
今年はフルゲート16頭に対して27頭が登録されており、11頭が除外対象となる。サマースプリントシリーズ第1戦だけに多くの競走馬が登録された。

第22回【函館スプリントステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 コパノリチャード 3.3
2 アンバルブライベン 3.4
3 ローブティサージュ 4.1
4 ティーハーフ 7.4
5 セイコーライコウ 14.8
6 スマートオリオン 17.4
7 エーシントップ 21.4
8 スギノエンデバー 28.9
現時点での予想オッズでは、GI馬【コパノリチャード】と昨秋から本格化【アンバルブライベン】が人気を二分している。2頭とも初の北海道遠征になるが、影響はあるか注目したい。

第22回【函館スプリントステークス】有力馬は!?

【過去2走以内に1回だけ芝1400m以上のレースに出走】【過去3走以内で芝のGIに1回出走】コパノリチャード
inyofu コパノリチャード(牡5・宮徹)は、昨年の高松宮記念の優勝馬で、その他にも、一昨年のアーリントンCとスワンS、昨年の阪急杯を優勝と、今回の出走メンバーの中では実績最上位にランクされる現役屈指のスプリンターだ。連覇を狙って登場した前走の高松宮記念は、最後の直線でひと伸びを欠いたが、それでも掲示板を確保(5着)しており、地力は示したと言える。レース後は短期放牧で疲れを癒やし、今回、約3か月ぶりの実戦となるが、レース間隔が空いても力を発揮できるタイプだけに、いきなりの好走が期待される。3日に栗東坂路で行われた2週前追い切りでは、4ハロン52秒6の好タイムをマーク。着々と出走態勢は整ってきている。
【過去3走以内で芝のGIに1回出走】【前走で10番人気以下だった馬】アンバルブライベン
inyofu アンバルブライベン(牝6・福島信晴)は、4走前の京阪杯で重賞初制覇を達成すると、前々走のシルクロードSも、4コーナー先頭から押し切って重賞2勝目をマーク。地力強化が目立つ存在だ。GI 初挑戦となった前走の高松宮記念(15着)は、稍重という発表以上に力の要る馬場が応え最後の直線で失速したが、強敵を相手に厳しい競馬を経験したことは、今後に生きてくるだろう。レース後のリフレッシュ放牧で英気を養っての登場となる今回は、絶好の馬場状態で開幕する函館・芝コースが舞台。自慢のスピードを存分に生かして一気の逃げ切りを狙う。
【過去2走以内に1回だけ芝1400m以上のレースに出走】【過去3走以内で芝のGIに1回出走】ローブティサージュ
inyofu ローブティサージュ(牝5・須貝尚介)は、昨年の夏に函館スプリントS2着→キーンランドC1着の活躍を見せた洋芝巧者。この2レースは、共に上がり3ハロン34秒台(推定)の切れ味を発揮しての好走だった。2歳暮れにGI の阪神ジュベナイルフィリーズを制した実績も光るが、昨年夏からスプリント路線に矛先を転じて新境地を開拓している。今回は前走の高松宮記念(17着)以来約3か月ぶりの実戦となるだけに、仕上がり具合が鍵になるが、中間の調整は順調に進められている。今週の最終追い切りできっちりと仕上がりそうだ。久々のレースでも好勝負が期待される。

2015年6月21日(日)に函館競馬場で行われる芝1200メートルのGIIIレース、第22回【函館スプリントステークス】。
現時点では、【コパノリチャード】vs【アンバルブライベン】の対決に注目が集まっているが、両頭とも初の北海道遠征だけに若干の不安要素がある。
【コパノリチャード】はダイワメジャー産駒なので、パワーが必要な洋芝もこなせるタイプだが、初体験となる夏場レースでポテンシャルを発揮できるかどうかが勝負の分かれ道となるだろう。
【アンバルブライベン】は洋芝に対して不安要素があり、夏に強い牝馬とは言え過信は禁物、同じ牝馬なら既に夏競馬で実績のある【ローブティサージュ】の方が信頼できそうだ。

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