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コラム

「覆面馬主の真実」【第17話】~リアルタイム進行型・競馬狂小説~

馬キュレ
それにしても、7号の野郎、あいつはホントに勝負強いな。結局今日も2歳単勝当てたしな。現在、プラス60万円。この調子でいけば、資金をが10倍いや、5倍くらいまではいけるかもしれないな。 宝塚記念で人気しそうなラキシス(確か3000万円くらいと安かった)のようなディープ産駒が買えるといいのにな。

ま、そんな事より、我々のヴィクトワールピサ産駒が、この夏にはデビュー出来そうという朗報があり、こうなったら彼に激走してもらって稼いでもらった賞金で次の馬を買えばいいんじゃないかな、なんて、ね。でも、そう上手くいかないから競馬は面白いわけだ。

競馬の終わった日曜日の夕方、データ男の8号から、メシに誘われ居酒屋に行くことに。

1号「今日の競馬は難しかったな、昨日は超がつくほど簡単だったのにさ。」
8号「そうですよね。メインは、2着がどっちも大荒れでしたし。」
1号「ピンク色の帽子だな。どっちも。」
8号「はい、しかも大外枠ですよ。どっちも。東京ならまだしも、函館の1200mで大外枠ですから。買えないっす。」
1号「でもさ、この間聞いたんだけど、周りに馬がいるとやる気なくす馬、けっこういるらしいな。そういう神経質な馬は、大外が大好きらしいぞ。」
8号「へえ、そうなんすか。」
1号「しかも、だ、フルゲートで大外枠の馬が馬券に絡む確率、データ男なら知ってるよな?」
8号「え?馬券ってことは、3着までに来る確率ですよね?」
1号「そうそう。」
8号「え?5%くらいすか?あ、もう少しあるか、8%くらい?」
1号「これが聞いてびっくりだぜ、なんと、20%!以上。」
8号「え?え?え~~~~!そんなに?」
1号「そうなんだよ、だからさ、大外ってだけでオレ達嫌ってるだろ。あれ、間違ってるんだよ。」
8号「勉強になりました。データ分析ももっとそういうこと調べないとダメっすね。」
1号「で、最近、7号とは上手くやれてるのか?」
8号「それが、また家に呼ばれるようになって、家政婦っぽく使われるようになってきてるんすよ。」
1号「いいじゃん、愛されてるんだよ、あのオッサンに。」
8号「靴下だけは洗いたくないですよ、勘弁して下さい。」
1号「で、おまえ、今年は何か馬買うんか?」
8号「はい、門別デビューで南関東に持ってこられそうなのを1頭買いたいな、って真剣に思ってまして。」
1号「じゃあ、みんなで持とうよ。」
8号「いや、7号さんと一緒は嫌なんすよ。一切意見言えないから。」
1号「じゃ、オレと持つか?あと、6号とか、4号とか。」
8号「あ、そのメンバーなら最高です。」
1号「でもさ、7号に隠せないだろ、知ったらオレも乗せろって言ってくるぞ。」
8号「ですよね、じゃあ、名前出さずに代理人立てて買って、デビューする頃にそっと出しましょうよ。」
1号「まあ、いいけど。」
8号「予算500以内くらいでいいすか?」
1号「いいよ。」

てな感じで、8号もダート走る馬を買う気満々だ。今年はみんながみんな馬を買う気満々。でも、こんなに株高な今日この頃、競りは白熱必至で馬の価格も高騰必至。こんな時に競りに参加するのって博奕打ち的にありなのかな?高値つかまされて結果走らないみたいな嫌な未来が見え隠れしてるな。

どうすっかな?
7月、8月は、まさにサラブレッドの競りが真っ盛り。きっちり未来を予見しないと、な。
決して浮かれてはいけない。浮かれると必ず博奕は負ける。
楽しそうに浮かれてる8号の笑顔を見ながら、ふとそんな思いがよぎる日曜日の夜。
さあ、また、一週間仕事頑張ろう(笑)


(続く)


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