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出遅れ&後方一気で初重賞V【2015年函館スプリントS&ユニコーンS】レース結果まとめ

6月21日(日)函館&東京競馬場で行われたGIII【第22回函館スプリントステークス&第20回ユニコーンステークス】今回もレース結果やコメント等まとめてみた。
馬キュレ

函館スプリントSはティーハーフが優勝

inyofu 4番人気ティーハーフ(牡5、栗東・西浦)が最後方からレースを進めると、4角から大外をマクって進出。馬群が凝縮した直線入り口では中団まで押し上げ、そこから鋭い伸び脚を披露し、残り100mで先頭へ躍り出る。最後は後続をさらに突き放し、3連勝で待望の重賞制覇を果たした。勝ちタイムは1分8秒3(良)で、鞍上は国分優騎手。2馬身1/2差の2着は各馬がドッと殺到したが、大外の14番人気アースソニックがこれを制し、2着にハナ差の3着は12番人気レンイングランドが入っている。
inyofu ▽【ティーハーフ】
父ストーミングホーム
母ビールジャント
母父Green Desert
通算20戦6勝
スタートは今ひとつだったが、激化する先行争いを尻目に脚をため、一気に仕掛けて直線勝負に賭けた。直線は圧巻の末脚でライバルをごぼう抜き。3連勝で念願の重賞タイトルを手にした。

レース後コメント 国分優作騎手「破格の脚でした」

inyofu 「ゲートを出て、思ったよりもダッシュがつきませんでした。脚がたまるまで内でジッとしていましたが、最後外へ出してからは破格の脚でした。子どもを相手にしているような感じでした。人気の馬で重賞を勝てて嬉しいです」

後方から追いこんで2着 アースソニック

inyofu 2着は14番人気アースソニック。勝ち馬同様、後方から追い込んだ。丸田は「はまった感はあるけど、よく頑張ってくれた。ただ、重賞は勝たないと意味がない」と悔しさをにじませた。

12番人気が3着 レンイングランド

inyofu 鼻差3着に12番人気の3歳馬レンイングランド。初コンビの菱田は「(前に)行ってほしいという指示だったが、周りが速く後方に。頑張ってくれたが、2着は欲しかった」と唇をかんだ。

状態戻らず14着 コパノリチャード

inyofu 14着 コパノリチャード(武豊騎手)
「結構押していったのですが、本来の行きっぷりではありませんでした。洋芝が合っていないとも思わないし、本来の動きではなかったです。敗因はわかりません」
1番人気のコパノリチャードは行き脚が鈍く、武豊が手綱を押して位置を取りにいく。4コーナーで外から先頭に立とうとするも手応えが悪く、ズルズルと下がって14着に敗れた。

その他着順&コメント

inyofu ◆柴田善騎手(セイコーライコウ4着) 「この馬らしい脚は使ってくれた。元気だし、今後も楽しみ」

◆田中健騎手(アンバルブライベン5着) 「内の馬が速く自分の形に持ち込めませんでした。でも2、3番手でも競馬ができました」

◆北村友騎手(マジンプロスパー6着) 「体が絞れていたのはよかったし、外を回りつつも脚は使ってくれました」
inyofu ◆水口騎手(クールホタルビ7着) 「前に行こうと思いましたが、最後は脚を使ってくれました。タラレバですが内枠ならもう少し戦えたと思います」

◆岩田騎手(スギノエンデバー8着) 「道中はうまく折り合ってくれたけど、直線は馬群が密集してさばけませんでした」

◆川須騎手(エーシントップ9着) 「思い描いていた理想のレースでしたが、結果的には前が崩れる競馬になってしまいました」

◆和田騎手(サトノデプロマット10着) 「2、3番手に行けるかなと思っていましたが、洋芝(向き)じゃないのかな…」

◆藤岡康騎手(ヒラボクプリンス11着) 「初の千二、2度目の芝。それを考えれば、よくついていってくれましたと思います」

◆三浦騎手(ローブティサージュ15着) 「直線で進路があいたら突き抜けるだけの手応えはありました。小回りではこうしたリスクを背負うことになりますが、具合はよかっただけに残念です」

ユニコーンステークスはノンコノユメが優勝

inyofu 2番人気ノンコノユメ(牡3、美浦・加藤征)がスタートで立ち遅れ後方からの競馬を強いられたが、直線で前が空くとビュンと加速。先に抜け出してた9番人気ノボバカラをゴール100m手前でとらえ、連勝で初重賞制覇を果たした。勝ちタイムは1分35秒9(稍重)で、鞍上はC.ルメール騎手。2馬身1/2差の2着には伏兵ノボバカラが入り、さらに2馬身1/2差の3着争いは断然の1番人気ゴールデンバローズが3番人気アルタイルに迫るもハナ差及ばず。アルタイルが3着、ゴールデンバローズは4着となっている。
inyofu ▽【ノンコノユメ】
父トワイニング
母ノンコ
母父アグネスタキオン
通算7戦4勝
ダッシュがつかずに後方2番手。雨で湿ったダートは脚抜きがよく、スピードが乗りやすいだけに、先行馬がハイペースでも止まらない。しかも4コーナーを回って外の馬に押し込められて前が壁に。それでもスペースがあくと、直線で他馬が止まって見えるほど桁違いの末脚を披露し、重賞初挑戦で勝利を飾った。

レース後コメント ルメール騎手「乗っていてビックリ」

inyofu 「最後はすごい脚を使ってくれて、乗っていてビックリしました。いつもスタートは速くありませんが、ペースが速かったので心配していませんでした。今日は楽に勝てましたし、今後さらによくなりそうなので楽しみです」

加藤征弘調教師「想像を絶する馬」

inyofu 「前がカベになったときはヒヤッとしましたが、毎回ダメかと思わせておいて来ますから、想像を絶する馬ですね。これからもっと成長してくれればと思います。次走はジャパンダートダービーに登録していますが、馬の様子を見て、オーナーの意向を聞いてからになります。中山のダート1800mを上手に走れていますから、大井も心配していませんし、距離もこなせると思います」

粘って2着 ノボバカラ

inyofu 青竜S組が1~3着を独占した。青竜S4着ノボバカラが直線早め先頭からしぶとく伸びて2着に入った。 北村宏は「4角で自分が仕掛ける前に馬に気が入ってしまったが、脚比べになるよりは自分のリズムでと思った。よく粘っているよ」と頑張りを称えた。

ハナ差価値ある3着 アルタイル

inyofu 3番人気アルタイルは中団追走から鋭く伸びて3着。最後は1番人気ゴールデンバローズとの競り合いを鼻差しのぐ好内容だった。 再コンビの松岡は「タメも利く馬。中団から予定通りの競馬ができたし、こういうレースをしたいと思っていた。今後は1800メートルも使うので、つながっていくと思う」と確かな収穫を得た様子。

馬券に絡めず4着 ゴールデンバローズ

inyofu 4着 ゴールデンバローズ(戸崎圭太騎手)
「すみませんでした。ちょっとモタモタしたのが大きかったです」
ドバイからの帰国初戦だったゴールデンバローズは、中団から追い上げを図ったが、直線で伸び切れず4着。単勝1・5倍と断然の支持に応えられなかった。

見せ場あった5着 ブチコ

inyofu 白毛にブチ模様の馬体で話題のブチコは5番人気。3コーナーから果敢に先頭を奪い、直線も粘りに粘って5着に入った。石橋騎手は「2、3番手の指示だったが、(手綱を)引っ張るとリズムを崩しそうだったので馬の気に任せて進めた。厳しい流れでこれだけの走りができるのだから力がある」と素質の高さを口にした。

その他着順&コメント

inyofu ▼6着イーデンホール(吉田豊)追いだしてから伸び切れなかった。

▼7着マイネルオフィール(柴田大)ブリンカー着用で集中して走れていた。

▼8着クワドループル(内田)前残りの馬場でよく頑張ったと思う。

▼9着ミッキーシーガル(川田)スムーズな競馬ができたし、現状では精いっぱい頑張っている。

▼11着ダイワインパルス(田中勝)前が壁になった。もう少しスムーズだったら…。

▼12着アキトクレッセント(浜中)ゲート入りをごねていた。精神的にしんどい時期なのか。

▼13着タップザット(福永)スタートをうまく切れなかった。

▼14着マイネルサクセサー(嘉藤)ゲートでタイミングが合わず後ろからになったのが全て。

▼15着ピンストライプ(吉田隼)手前もうまく替えてくれたが、ノボバカラが来た時に反応できなかった。

重賞で脅威の末脚を炸裂した2頭の今後は、ティーハーフはファンタストクラブへ短期放牧。キーンランドカップでサマースプリント王者を目指す。ノンコノユメは、馬の状態次第にはなるが、ジャパンダートダービーを考えている。共にGIでも通用する鬼脚なだけに今後の未来は明るいだろう。

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