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ゴールドシップ史上初の3連覇なるか!? 第56回【宝塚記念】

2015年6月28日(日)に阪神競馬場で行われる芝2200メートルのGIレース、第56回【宝塚記念】。
春のGI戦線を戦い抜いてきた馬に加え、このレースを目標として調子を上げてきた馬や海外遠征帰りの馬などが集結する、上半期の総決算とも言えるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【宝塚記念】歴史!

inyofu 一年の掉尾を飾る『有馬記念』と同様に、上半期の締めくくりのレースとして、出走馬をファン投票で選出するレースを設け、関西地区の競馬を華やかに盛り上げようという趣旨から、1960年に創設されたのが『宝塚記念』である。
inyofu 第1回は、4歳(現3歳)以上の馬齢重量により、阪神競馬場の芝1800mで行われた。距離については、翌1961年から2000mに、さらに1966年に現在の2200mに延長された。
【宝塚記念】は、短距離・中距離・長距離の各路線を歩んできた馬たちが一堂に集う、上半期の実力ナンバー1決定戦と言える。また、2011年から【ブリーダーズカップチャレンジ】の対象レースに指定され、優勝馬に対し、アメリカで行われる国際GI【ブリーダーズカップターフ】の優先出走権が与えられるようになった。

【宝塚記念】レースレコード!

【宝塚記念】のレースレコードは、2011年に【アーネストリー】が記録した2:10.1である。【トーセンホマレボシ】が持つ芝2200mのコースレコード2:10.0に迫る好記録であった。

2014年【宝塚記念】

昨年の【宝塚記念】では、1番人気【ゴールドシップ】が、出走馬中1位となる上がり3ハロン35.2の脚で猛追し、後続に3馬身の差をつけて圧勝した。

↓【宝塚記念】過去5年のレース映像はこちら↓

【宝塚記念】レース傾向

inyofu 若い世代が優勢
過去10年の宝塚記念を制したのは、すべて「6歳以下」の馬だ。また、3着以内馬も30頭中28頭が「6歳以下」の馬で、「7歳以上」の馬で3着以内に入ったのは、京都競馬場で行われた2006年の2着馬ナリタセンチュリーと同年の3着馬バランスオブゲーム(ともに7歳)だけだ。第1回から振り返ってみても、過去55回のうち「7歳以上」の馬の優勝は、1970年のスピードシンボリと2004年のタップダンスシチー(ともに7歳)の2頭だけとなっている。
inyofu 単勝オッズに注目
過去10年の宝塚記念で、単勝「1.9倍以下」だった馬は3頭いるが、その支持に応えて優勝したのは京都競馬場で行われた2006年のディープインパクトだけ。残る2頭は3着以下に敗れている。それに対し、「2.0~2.9倍」の馬は3着内率100%とまったく大崩れしていない。その他では、「10.0~14.9倍」と「30.0~49.9倍」のエリアからそれぞれ2頭の優勝馬が出ている。安定感抜群の2倍台の馬に加え、伏兵視されている馬の台頭にも注意したいところだ。
inyofu 前走のレースにも要注目
過去10年の前走のレース別成績を調べると、宝塚記念と最も相性が良いのは5頭の優勝馬が出ている「天皇賞(春)」からの臨戦馬。その他のGI・JpnI から臨んだ馬では、優勝馬こそ出ていないものの「ヴィクトリアマイル」組が3着内率で42.9%と高い数値をマークしている。また、宝塚記念の前哨戦という位置付けの芝2000mの重賞(2011年までの金鯱賞と2012年以降の鳴尾記念)から臨んだ馬も上々の成績となっており、2008年以降は前走で「金鯱賞(2011年まで)」もしくは「鳴尾記念(2012年以降)」に出走していた馬が、毎年3着以内に入っている。
inyofu 2、3走前の成績をチェック
過去10年の宝塚記念では、「2走前か3走前にGII で2着以内に入っていた」という馬が毎年連対している。GI で好走するには、GII で上位争いをする実力が備わっていることが必要条件といえるのかも。今年もこの条件に該当する馬が出走しているかどうかチェックしておきたい。
【宝塚記念】のレース傾向では、【6歳以下】【単勝オッズ2.0~2.9倍】【前走が天皇賞(春)orヴィクトリアマイルor鳴尾記念】【2走前か3走前にGIIで2着以内に入っていた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす競走馬はいるのだろうか?

第56回【宝塚記念】登録馬!

inyofu アドマイヤスピカ 牡5
オーシャンブルー 牡7
カレンミロティック セ7
ゴールドシップ 牡6
ショウナンパンドラ 牝4
ディアデラマドレ 牝5
デニムアンドルビー 牝5
トーセンスターダム 牡4
トーホウジャッカル 牡4
トウシンモンステラ 牡5
ヌーヴォレコルト 牝4
ネオブラックダイヤ 牡7
ラキシス 牝5
ラブリーデイ 牡5
レッドデイヴィス セ7
ワンアンドオンリー 牡4
ヴァンセンヌ 牡6
ファン投票で2位となった【エピファネイア】が出走回避となり、GI馬6頭を含む17頭が登録。しかし6月21日現在で【ヴァンセンヌ】が回避を表明し16頭の出走となる。

第56回【宝塚記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ゴールドシップ 2.2
2 ラキシス 4.4
3 ヌーヴォレコルト 7.4
4 ワンアンドオンリー 8.7
5 ラブリーデイ 10.3
6 カレンミロティック 10.5
7 デニムアンドルビー 15.8
8 トーホウジャッカル 18.1
9 トーセンスターダム 22.3
10 ディアデラマドレ 25.1
現時点での予想オッズでは、史上初の3連覇を狙う【ゴールドシップ】が圧倒的1番人気となっている。また、【産経大阪杯】で【キズナ】などを撃破し、距離適性のある【宝塚記念】に早くから照準を絞った【ラキシス】にも人気が集まっている。

第56回【宝塚記念】有力馬は!?

【6歳以下】【単勝オッズ2.0~2.9倍】【前走が天皇賞(春)】ゴールドシップ
inyofu 宝塚記念3連覇に挑むゴールドシップ(牡6・須貝尚介)。前走の天皇賞(春)を制してGI・6勝目を挙げた本馬が最も得意としているのは阪神・芝コースで、これまで7戦して6勝2着1回。勝ち星の内訳も、GI 2勝、GII 4勝と素晴らしいものだ。唯一の敗戦(2着)も2歳時のGIII (ラジオNIKKEI杯2歳S)で、本コースでの成績は、他の馬を圧倒している。前走後は短期放牧でリフレッシュされ、本レースへ向けての調整は順調に進められている。ファン投票1位の支持に応えて大偉業を達成する可能性は、かなり高そうだ。
【6歳以下】ラキシス
inyofu ファン投票3位の支持を受けたラキシス(牝5・角居勝彦)。GI のタイトルこそ昨年のエリザベス女王杯の1つだけだが、前走の産経大阪杯では、最後の直線で先に抜け出したキズナ(2着)を内から一気に差し切って突き放し優勝。インパクトの大きい競馬を披露した。本馬も、阪神・芝コースで3勝を挙げており、そのすべてが内回りというコース巧者。力の要る馬場コンディション(不良)をものともせず快勝した前走で、馬場が渋っても問題ないことを示したが、良馬場でも上がり3ハロン33秒台の決め手を使える馬。梅雨の時期だけに馬場状態を問わない点は心強い。本レースを制覇する可能性は十分にありそうだ。
【6歳以下】【前走がヴィクトリアマイル】ヌーヴォレコルト
inyofu ヌーヴォレコルト(牝4・斎藤誠)は、1番人気に支持された前走のヴィクトリアマイルで6着に敗退。デビューから11戦目で初めて掲示板(5着以内)を外す結果となったが、昨年の桜花賞(3着)以来となる芝1600mの流れに少し戸惑った面もあったのだろう。これまで阪神・芝コースでは、全て外回りコースながらも〔1・1・1・0〕と好相性を示している。前々走の中山記念では、力の要る馬場コンディション(稍重)をものともせず、牡馬のGI ホースを相手に優勝。渋った馬場に対応できることを示したという意味でも、この一戦の価値は大きく、今回、GI タイトルを増やしても不思議ではない。

2015年6月28日(日)に阪神競馬場で行われる芝2200メートルのGIレース、第56回【宝塚記念】。 
ファン投票第2位の【エピファネイア】が出走回避したことにより、【ゴールドシップ】一強の風潮が強まっている。
勝てば、史上初の平地同一GI3連覇の偉業達成となるだけでなく、史上1位タイのGI7勝となる。また、好走する条件もほぼ満たしており、相性抜群の阪神コースなら死角なしと言えるかもしれない。
対抗馬としては、【ヴィクトリアマイル】には目もくれず、本レースに照準を絞った阪神巧者【ラキシス】と、前走【ヴィクトリアマイル】で初めて掲示板を外す結果となったが、阪神競馬場とは好相性で、力の要る馬場コンディションにも対応出来る【ヌーヴォレコルト】が挙げられる。
どの馬が勝つにしろ、見ごたえがあるレースとなるのは間違いなさそうだ。

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