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第64回【ラジオNIKKEI賞】1番人気馬は勝てない!? 10年越しのジンクスを打ち破れるか?

2015年7月5日(日)に福島競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第64回【ラジオNIKKEI賞】。 
【ラジオたんぱ賞】の名称で行われていた2005年を最後に、単勝1番人気馬の優勝がないこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【ラジオNIKKEI賞】歴史!

inyofu 本競走は、1952年に4歳(現3歳)限定・別定の重賞競走『中山4歳ステークス』として創設され、当時は皐月賞の前哨戦として4月上旬に中山競馬場・芝1800mで行われていた(同年の皐月賞は4月27日開催)。
inyofu 1954年から、開催時期を春のクラシックシーズン終了後の6月下旬に変更して行われるようになり、距離も2000mに延長されたが、翌年には再び1800mに戻された。その後、幾度か開催場が変更されたが、1979年から現開催場の福島競馬場に移して行われている。なお、2011年は東日本大震災の影響による福島競馬の開催中止に伴い、中山競馬場・芝1800mで行われた。
現在使われてる【ラジオNIKKEI賞】という名称は、2006年に改称された。名称変更を機に、負担重量をハンデキャップに変更して行われるようになり、荒れるレースとして定着した。

2014年【ラジオNIKKEI賞】

昨年の【ラジオNIKKEI賞】では、5番人気【ウインマーレライ】が、1:45.9のタイムで勝利した。
ちなみにレースレコードは、1998年に【ビワタケヒデ】が記録した1:45.6である。 

↓【ラジオNIKKEI賞】過去5年のレース映像はこちら↓

【ラジオNIKKEI賞】レース傾向

inyofu 実績と前走の着順がカギ
過去10年の3着以内馬30頭中20頭は、JRAの重賞で8着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率25.3%と好走率も比較的高い。まずは重賞での実績を比較してみよう。
inyofu なお、JRAの重賞で8着以内に入った経験がなかった馬のうち、前走の着順が「2着以下」だった馬の優勝例はなく、3着内率も7.5%にとどまっていた。重賞で「8着以内」に入った実績がない馬に関しては、前走を勝ち切っているかどうかがポイントと言えそうだ。
inyofu ハンデが軽い馬は割り引き
2009年以降過去6年の3着以内馬18頭中16頭は、負担重量が「54キロ以上」だった。一方、「54キロ未満」だった馬は優勝例がなく、3着内率も5.6%にとどまっている。負担重量がハンデキャップに変更された当初の2006年から2008年にかけては「54キロ未満」の馬も活躍していたが、近年の傾向を重視するなら、負担重量が軽い馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu 距離適性がポイント
過去4年の3着以内馬12頭中10頭は、JRAの芝1800mのレースで連対経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は優勝例がなく、3着内率も8.3%と低調だ。2010年以前は芝1800mのレースで連対経験のない馬も活躍していたが、近年の傾向を重視するなら、今回と同じ芝1800mのレースで連対経験のある馬を高く評価したい。
【ラジオNIKKEI賞】のレース傾向では、【JRA重賞で8着以内に入った経験ありor前走勝利】【負担重量が54キロ以上】【JRA芝1800mレースで連対経験あり】の競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第64回【ラジオNIKKEI賞】登録馬!

inyofu 【フルゲート16頭】
アンビシャス
ナヴィオン
アッシュゴールド
マイネルシュバリエ
キャンベルジュニア
グランアルマダ
グリュイエール
ストリートキャップ
ストレンジクォーク
ブランドベルグ
ホワイトウインド
マルターズアポジー
ミュゼゴースト
ムーンクレスト
レアリスタ
ロジチャリス

以下、除外対象馬
アクセラレート
ストーンウェア
今年の【ラジオNIKKEI賞】の登録馬は、ダービートライアルを勝ったもののダービーを回避した【アンビシャス】や、オルフェーブルの全弟【アッシュゴールド】等、話題馬が多い。

第64回【ラジオNIKKEI賞】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 アンビシャス 2.5
2 レアリスタ 5.9
3 ロジチャリス 6.5
4 アッシュゴールド 7.5
5 グリュイエール 9.8
6 ミュゼゴースト 11.2
7 キャンベルジュニア 12.1
8 ナヴィオン 14.6
9 ムーンクレスト 22.3
10 マイネルシュバリエ 43.2
11 ストリートキャップ 43.6
現時点での予想オッズでは、超良血馬【アンビシャス】が圧倒的1番人気となっている。2006年以降、1番人気馬が勝てない状況が続いているが、この現状を打破できるか、注目である。

第64回【ラジオNIKKEI賞】有力馬は!?

【JRA重賞で8着以内に入った経験あり+前走勝利】【負担重量が54キロ以上】アンビシャス
inyofu アンビシャス(牡3・音無秀孝)は、ここまで5戦して〔3・0・2・0〕。まだ4着以下に敗れたことがない素質馬だ。前走のダービートライアル・プリンシパルS(東京・芝2000m)では、後方待機策から、メンバー中最速の上がり3ハロン34秒1(推定)の素晴らしい切れ味を発揮して優勝。レース後は、距離適性を考慮して日本ダービーには出走せず、短期放牧を挟み、本レースに照準を合わせて調整されている。メイクデビュー京都(芝1600m)→500万下の千両賞(阪神・芝1600m)を連勝した後に挑戦した共同通信杯では、リアルスティール(1着)、ドゥラメンテ(2着)に次ぐ3着でゴールイン。早い段階から豊かな才能を示してきただけに、ここを飛躍の舞台としたいところだ。
【JRA重賞で8着以内に入った経験あり】【負担重量が54キロ以上】アッシュゴールド
inyofu アッシュゴールド(牡3・池江泰寿)は、全兄にドリームジャーニー、オルフェーヴルを持つ、厩舎期待の良血馬。デビュー2戦目の未勝利(京都・芝1600m)を制して初勝利を挙げると、続くデイリー杯2歳Sも2着に好走。今年初戦となった前々走のきさらぎ賞でも3着に入るなど、随所で良血馬らしい走りを披露している。前走の毎日杯で15着と大敗し、今回は放牧で立て直しを図っての出走。まだ1勝馬だが、能力を全開できれば、重賞でも楽しみな存在と言えそうだ。
【前走勝利】【負担重量が54キロ以上】【JRA芝1800mレースで連対経験あり】レアリスタ
inyofu レアリスタ(牡3・堀宣行)は、半兄に2011年の安田記念優勝馬リアルインパクト(父ディープインパクト)を持つ良血馬。父がステイゴールドに替わった本馬は、デビューこそ今年の5月と遅かったが、初戦の未勝利(東京・芝2000m)を、経験馬相手に豪快な差し切りで優勝すると、2戦目となった前走の500万下(東京・芝1800m)では、先行策から、最後の直線で内を突いて鮮やかに抜け出し2連勝を達成。今回、重賞戦線に駒を進めてきた。まだキャリアは浅いが、センスの良さと瞬発力は証明済み。V3で重賞のタイトルを獲得できれば、この秋には、GI での活躍が見られるかもしれない。

2015年7月5日(日)に福島競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第64回【ラジオNIKKEI賞】。 
2006年以降は、9回中6回が3連複で万馬券、9回中5回が3連単で十万馬券決着となっているため、上位人気馬だけでなく、前評判があまり高くない馬にも注意が必要だ。
現状1番人気の【アンビシャス】は、クラシック級の力を持ちながらも未だ重賞未勝利、ポテンシャルや距離適性を考えると勝率は高そうだが、こと【ラジオNIKKEI賞】においては過信は出来ない。
それよりも注目したいのは、オルフェーブルの全弟【アッシュゴールド】だろう。前走【毎日杯】では15着と大敗したが、兄オルフェーブルも気性が落ち着いてから本格化したので、ここはおさえておくべきだろう。

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