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コラム

「覆面馬主の真実」【第30話】~リアルタイム進行型・競馬狂小説~

馬キュレ
あ、あ、あああ。出ちゃったな、ダノンシャンティ産駒の大物。出るような気がしてたんだよな。それにしても、プロディガルサンは、兄貴のリアルスティールと同じように、ちょい足りない路線なんだろか。2歳のこの時期だから、まだまだ分からないが、スマートオーディンは、もっともっと強くなりそうな予感があるね。
そんな話をしながら、7号と、イカをつまみに、ぬる燗を呑んでいた。

1号「でさ、オレ達の例の計画って、その後どうなの?」
7号「え?ああ、北海道の?」
1号「そうそう。いい出物ないのかな?」
7号「それがさ、ひとつ相当良いのが、見つかったんだけどさ。お値段も、良いんだよな。」
1号「ん?いくらなの?」
7号「それがさ、1億8000万円。」
1号「ほお〜。いいお値段だね。」
7号「オレ、この間見てきたんだけど、めちゃめちゃ綺麗だよ。」
1号「へええ。いいけどなぁ。日高?」
7号「もちろん。」
1号「何人かで、ファンドでも作ってやれば、出来るんじゃないの?」
7号「でもさ、こういう話、行くぞ〜!ってなるの、兄貴とオレしかいねえしさ。」
1号「ま、確かにな。みんな意外と堅いからな。4号なんて、自分とこの牧場で大騒ぎだしさ。」
7号「あれは、和牛じゃないの?」
1号「そうだけど、新しい牧場買おうなんて話に乗ってこないよな。」

もうお分かりだとは思うが、買おうとしてるのは、牧場である。

オレも7号も、繁殖牝馬を持ってるし、毎月委託先の牧場にお金を払ってるわけで、みんなの繁殖を集めるんだったら、牧場を一つ買ってしまった方がいいんじゃないか、って話になったわけだ。

そうなったら、どうしよう・・?
牧場の名前・・・。

やっぱ、覆面牧場かな(笑)
来年は、この牧場話も含め、色んな意味で熱い年になりそうだな。


(続く)

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