TOP > レース > サマー2000シリーズ第2戦にして洋芝適性が試される!第51回【函館記念】
レース

サマー2000シリーズ第2戦にして洋芝適性が試される!第51回【函館記念】

2015年7月19日(日)に函館競馬場で行われる芝2000メートルのGIIIレース、第51回【農林水産省賞典 函館記念】。
【サマー2000シリーズ】第2戦にして、伏兵の台頭が目立つこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【函館記念】歴史!

inyofu 本競走は、函館競馬場で行われる重賞競走の中で最も歴史が古く、1965年に4歳(現3歳)以上のハンデキャップ重賞『函館記念』として創設された。創設当初は芝2400mで行われていたが、1968年から芝2000mに変更され、現在に至っている。
inyofu また、負担重量は、1994年に別定重量に変更されたが、1997年から再びハンデキャップに戻され、夏の函館競馬を彩る名物ハンデキャップ重賞として親しまれている。
2006年から夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられた【サマー2000シリーズ】の第2戦に指定されている【函館記念】。函館競馬場では、1995年から洋芝を使った新しい芝コースの運用が開始され、緑鮮やかなターフを舞台に本競走は行われている。

【函館記念】レースレコード!

【函館記念】のレースレコードは、1988年に【サッカーボーイ】が記録した1:57.8である。【サッカーボーイ】はこのレースで後続に5馬身差をつけるレース内容で完勝した。函館競馬場では、1995年からパワーのいる洋芝に変更されたため、このレコードが更新されることは滅多にないだろう。

2014年【函館記念】

昨年の【函館記念】では、2番人気【ラブイズブーシェ】が出走馬中1位となる上がり3ハロン36.0の脚で猛追し、勝利した。

↓【函館記念】過去5年のレース映像はこちら↓

【函館記念】レース傾向

inyofu 単勝オッズ別の成績に注目
近年の函館記念で1番人気馬が苦戦していることを冒頭に記したが、過去10年の単勝オッズ別に成績を調べてみると、単勝「5.0~9.9倍」の馬が6勝を挙げるなど注目に値する成績を残している。また、サンプル数は少ないが、「4.0~4.9倍」のエリアの馬が連対率と3着内率で高い数値をマークしている。さらに、中位~下位人気馬に目を向けると、「10.0倍以上」の馬から優勝馬が2頭、2着馬が6頭も出ている点に注目したい。ただし、「50.0倍以上」からは、3着以内馬が1頭も出ていない。
inyofu 年齢別の成績にも注目
過去10年の年齢別成績を調べると、幅広い年齢から好走馬が送り出されているが、そのなかで「6歳」馬が苦戦しているのは気になるところ。「6歳」馬で連対したのは、5歳時から7歳時にかけて3連覇を果たしたエリモハリアーだけだ。それに対し、「8歳」馬が善戦傾向を見せており、連対率と3着内率で「4歳」馬に次ぐ数値をマークしている。
inyofu 好走馬のローテーションは?
過去10年の前走のレース別成績を調べると、前走が「GI・JpnI」だった馬の成績がいまひとつとなっている。「GII・JpnII」から臨んだ馬の中では「目黒記念」組が好成績で、「それ以外のGII・JpnII」組からは連対馬が出ていない。また、「GIII・JpnIII」から臨んだ馬の中では「5、6月のGIII・JpnIII」だった馬が好成績を収めている。そして、もっとも好走馬が多いのは前走がオープン特別の「巴賞」だった馬で、優勝馬5頭を含む連対馬11頭を送り出している。ただし、巴賞と函館記念を連勝した馬は、2005年のエリモハリアーが最後。函館競馬場のスタンド改築工事が終了した2010年以降に限れば、巴賞で4着以内に入った馬は函館記念ですべて4着以下に敗れている。
inyofu 2走前の成績に注目
過去3年の函館記念の優勝馬には、「2走前に単勝3番人気以内に支持され、5着以下に敗れていた」という共通点がある。たとえ、そこでの着順が悪かったとしても、上位の支持を受けていたことを評価するべきなのかもしれない。
【函館記念】のレース傾向では、【単勝オッズ5.0~9.9倍】【6歳馬以外】【前走が目黒記念or5、6月のGIIIもしくは巴賞】【2走前に単勝3番人気以内に支持され、5着以下に敗れていた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第51回【函館記念】登録馬!

inyofu 【フルゲート16頭】

エアソミュール
ラブイズブーシェ
ヤマカツエース
デウスウルト
マイネルミラノ

アーデント
レッドレイヴン
ダービーフィズ
リベルタス
ヴァーゲンザイル

ホーカーテンペスト
ツクバコガネオー
サイモントルナーレ
エックスマーク
サトノプライマシー

ハギノハイブリッド

以下、除外対象馬

サクラボールド
今年の【函館記念】では、昨年の覇者にしてDrコパ氏の持ち馬【ラブイズブーシェ】や7戦連続で重賞5着以内の【エアソミュール】が登録されている。

第51回【函館記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 エアソミュール 3.0
2 マイネルミラノ 4.8
3 デウスウルト 5.3
4 レッドレイヴン 5.8
5 ラブイズブーシェ 9.0
6 ダービーフィズ 11.1
7 エックスマーク 21.6
8 ヤマカツエース 22.2
現時点での予想オッズでは、【エアソミュール】が単勝オッズ3.0倍の1番人気となっているが、【函館記念】では、【単勝オッズ5.0~9.9倍】の馬が好走する傾向にあるため、過信は禁物か。

第51回【函館記念】有力馬は!?

【前走が6月のGIII】エアソミュール
inyofu エアソミュール(牡6・角居勝彦)は、5歳時の昨年に鳴尾記念と毎日王冠を優勝して本格化を遂げたミドルディスタンスホース。6歳を迎えた今年は勝ち鞍こそ挙げていないが、アメリカジョッキークラブC3着→産経大阪杯3着→鳴尾記念4着とまずまずのレースを続けている。今回の舞台となる函館・芝コースでは、一昨年の夏にオープン特別の巴賞(芝1800m)を快勝した実績があり、洋芝への適性に不安はない。1日に栗東CWコースで行われた2週前追い切りでは、5ハロン68秒台、ラスト1ハロン11秒台の切れ味を馬なりで披露しており、出走態勢は整っている様子。3度目の重賞制覇の大きなチャンスを迎えたと言えるだろう。
【単勝オッズ5.0~9.9倍】【6歳馬以外】【前走が5月のGIII】デウスウルト
inyofu デウスウルト(せん7・平田修)は、前走の新潟大賞典で1番人気の支持を受けたものの、13着と思いもよらぬ大敗を喫した。スローペースの2番手からレースを進めたが、道中の走りに力みが感じられた分、最後の直線の末脚勝負で伸び切れなかった。それでも、勝ち馬のダコールとは0秒6差と着順ほど大きくは離されておらず、今回、巻き返す可能性は十分にありそうだ。この中間は栗東坂路で入念に乗り込んでから函館競馬場へ入厩。現地での調整も順調に進んでいる様子で、今回、この馬本来の末脚が生きるハイペースの展開になれば、好勝負できるだろう。
【単勝オッズ5.0~9.9倍】【6歳馬以外】【前走が巴賞】【2走前に単勝3番人気以内に支持され、5着以下に敗れていた】レッドレイヴン
inyofu レッドレイヴン(牡5・藤沢和雄)は、約3か月の休み明けで臨んだ前走のオープン特別・巴賞で、勝ち馬のマイネルミラノから0秒4差の2着に好走。マイペースの逃げに持ち込んだ勝ち馬には2馬身1/2離されたものの、本馬も長くいい脚を使って追い上げており、レース内容は上々と判断していいだろう。重賞での連対実績は2012年の東京スポーツ杯2歳S2着だけだが、オープン特別は2勝をマーク。芝・中距離で見せる末脚は今回のメンバーの中でも上位と言えるだけに、重賞初制覇を果たしても不思議はない。

2015年7月19日(日)に函館競馬場で行われる芝2000メートルのGIIIレース、第51回【農林水産省賞典 函館記念】。
実績や実力では1番人気【エアソミュール】が断トツだが、【函館記念】では1番人気は勝ちにくい傾向にあり、トップハンデ57.5キロも不安材料だ。函館競馬場では一昨年の【巴賞】でこそ勝っているが、それ以外では見せ場なく負けている為、洋芝適性にも疑問が残る。
そこで本記事では、4番人気【レッドレイヴン】を推したい。デビュー戦も函館競馬場で勝利しており、前走【巴賞】でも好走、洋芝適性は高いと思われる。好走する条件もすべて満たしており、重賞初制覇も現実味が帯びてきた。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line