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素質開花で重賞初勝利【第51回函館記念】レース結果まとめ

7月19日(日)函館競馬場で行われたGIIIレース【第51回函館記念】サマー2000シリーズ第2戦を制したのは5歳を迎えて素質が開花したアノ馬だった。
馬キュレ

函館記念はダービーフィズが優勝

inyofu 第11R・函館記念(GIII、芝2000m)は、道中は中団のラチ沿いを追走した3番人気ダービーフィズ(牡5、美浦・小島太)が直線入り口で外に持ち出されると、先に抜け出しを図った10番人気ハギノハイブリッドとの激しい追い比べに。両者一歩も譲らない攻防が繰り広げられたが、ダービーフィズがゴール前でもうひと伸びし、待望の重賞制覇を果たした。勝ちタイムは1分59秒1(良)で、鞍上は岩田騎手。京都新聞杯以来、久々の重賞タイトルを狙ったハギノハイブリッドはアタマ差敗れて2着、そこから3馬身半差の3着にはメンバー唯一の3歳馬である7番人気ヤマカツエースが健闘している。
inyofu ▽【ダービーフィズ】
父ジャングルポケット
母マンハッタンフィズ
母父サンデーサイレンス
※全姉にアプリコットフィズ(クイーンSなど重賞2勝)らがいる。
通算25戦5勝
ダービーフィズはスタートして中団の内を追走。レースはマイネルミラノが果敢に先行した。良発表とはいえ、前日の雨を含んだ重い洋芝。脚をとられて苦しむ馬が続出する中で、ダービーフィズはスイスイと進出を開始した。向こう正面から徐々に位置を押し上げ、4角手前では前を射程圏に。ハギノハイブリッドを目標に定めると、外から猛然と襲いかかって、頭差抜け出した。

レース後コメント 岩田騎手「もっと上を目指せる馬」

inyofu 「最後は勢いがあったのですが、早めに先頭に立ってフワッとして、差し返されそうになりながらもがんばってくれました。無理せずにいいポジションがとれて、手応えもよかったです。厩舎サイドが大事にしているのがわかりますし、もっと上を目指せる馬だと思います」

小島太調教師「自信があった」

inyofu 管理する小島太調教師は今年、中日新聞杯に次ぐ重賞2勝目。「ここでいい勝負をしたら札幌記念(8月23日、札幌、GII、芝2000メートル)に行こうと思っていたから、馬運車の手配もしていたんだよ。それぐらい自信があった」とご満悦だ。

アタマ差2着 ハギノハイブリッド

inyofu 2着 ハギノハイブリッド(藤岡康太騎手)
「前々で運んでほしいとのことでしたが、内々をロスなく前目で運ぶことができ、展開もよかったです。早めに自分から勝ちにいきましたが、目標にされてしまいました。着差が着差だけに何とかしたかったのですが......。洋芝の適性は示してくれましたし、がんばってくれました」
10番人気のハギノハイブリッドは道中好位に付けて、3コーナー手前で3番手。切れる脚がない分早めに動いた結果、直線の激しい叩き合いも頭差及ばず2着。しかし昨年5月の京都新聞杯勝ち以来となる連対。復活をアピールした。

収穫ある3着 ヤマカツエース

inyofu 3着 ヤマカツエース(池添謙一騎手)
「道中は少し噛んでいましたが、我慢してくれました。勝負どころでもしぶとく踏ん張りましたし、古馬相手によくがんばってくれました。折り合い次第ですが、今日は距離もうまくこなしてくれました」
唯一の3歳馬で7番人気のヤマカツエースが3着。2000mの距離に不安があった上に、追い切りの動きが鈍ければ回避する可能性もあったが収穫ある内容だ。

進路が狭くなって4着 エアソミュール

inyofu 1番人気エアソミュールは4着に終わった。後方から少しずつ位置取りを上げたが、3、4コーナーで進路が狭くなる不利。57・5キロのトップハンデを背負っていたこともあり、直線もジリジリとしか伸びなかった。「少し引っ掛かったし、スペースもなかった。もうちょっとスムーズだったら」とM・デムーロ騎手は残念そう。一昨年のこのレースも1番人気で10着に敗退。雪辱することはできなかった。

その他着順&コメント

inyofu ▼5着レッドレイヴン(柴山)コースロスがあった。ダラダラした競馬になってしまった。

▼6着ツクバコガネオー(勝浦)手応えは悪かったのに、しぶとく頑張ってくれた。

▼7着アーデント(武豊)ゲートはタイミングが合っても前に進んでいけない。大跳びの馬なので覚悟はしていたし、腹をくくって後ろから。

▼8着マイネルミラノ(丹内)ゲートをじっくり出してハナへ。折り合いは付いたけど4角手前で手応えがなかった。

▼9着ヴァーゲンザイル(田辺)二千の競馬は久しぶりだったので追走がしんどかった。

▼10着ラブイズブーシェ(古川)押し上げていけたし復調の兆しは見えた。

▼11着デウスウルト(川田)スムーズに運べたが3角で手応えがなかった。疲れがあったのかな。

▼12着リベルタス(吉田隼)もう少し馬場が悪い方がよかった。ペースが上がってついていけなかった。

▼13着サイモントルナーレ(井上)追っつけ通しでした。

▼14着エックスマーク(三浦)前には行けたけど脚をとられていた。

▼15着ホーカーテンペスト(四位)前で競馬できなかったのでジワーッっと進出したが3角でいっぱいになった。


5歳にして重賞初勝利だが、母マンハッタンフィズはGI3勝馬マンハッタンカフェの全妹。厩舎の期待がもともと大きかったダービーフィズ。本格化の夏を迎えて、期待の良血馬がこれから大きな仕事をしてくれそうだ。

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