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兄弟連覇&6度目の挑戦で初重賞V【2015年関屋記念&エルムS】レース結果まとめ

8月16日(日)新潟&札幌競馬場で行われたGIIIレース【第50回関屋記念&第20回エルムステークス】今回もレース結果やコメント等まとめてみた。
馬キュレ

関屋記念はレッドアリオンが優勝

inyofu 関屋記念(GIII、芝1600m)は、押し出されるようにハナへと立った2番人気レッドアリオン(牡5、栗東・橋口弘)が道中はゆったりとした流れに落とし、単騎のまま最後の直線を迎える。各馬追撃態勢に入るなか、レッドアリオンはいったん馬群に飲み込まれたものの、最後に二枚腰を発揮して再び加速。大外を強襲したマジェスティハーツを3/4馬身凌ぎ、昨年の兄クラレントに続く、関屋記念兄弟連覇を果たした。勝ちタイムは1分32秒6(良)で、鞍上は川須騎手。
inyofu ▽【レッドアリオン】
父アグネスタキオン
母エリモピクシー
母父ダンシングブレーヴ
通算27戦7勝
レースは内からスマートオリオンがじわっと先行。スタートが今ひとつだったレッドアリオンも外から巻き返して先頭に並びかける。さらにシャイニープリンス、ヤングマンパワーなどが好位に続いて。3コーナーあたりでレッドアリオンが単独でハナを奪って、馬群を引っ張る形に持ち込んだ。淡々とした流れのまま直線の決め手勝負となったが、レッドアリオンは余力十分の手応えで、追いすがるライバルたちが馬群でゴチャつくのを尻目にスイスイと逃げ脚を伸ばし、結局最後までかわされることなく3/4馬身差で押し切った。

レース後コメント 川須栄彦騎手「馬の気持ちを大事にしました」

inyofu 「時計の速いレースが続いていましたし、このレースは少頭数で逃げ馬も不在でした。ゲートを出て、レッドアリオン本来の行きっぷりだったので、ケンカするよりはいいと思い、逃げる形になりました。逃げることも頭にありましたが、形を決めつけずに馬の気持ちを大事にしました。持ち時計のある馬で、少々のことでは止まらないと思っていました。最後は並ばれましたが、勝負根性を出して、もうひと伸びしてくれました。強いレースでした。重賞2勝目ですが、まだまだこれからの馬です。がんばってくれると思いますので、これからも応援して下さい」

橋口弘調教師「一巻の終わりかと思った」

inyofu 橋口弘師は「直線でつかまって一巻の終わりかと思った。そこから突き放したんだから相当な力を持っている。理想は2、3番手だったけど、自分のペースでうまく走ってくれた」と人馬の頑張りを称えた

後方から末脚を伸ばし2着 マジェスティハーツ

inyofu 2着 マジェスティハーツ(森一馬騎手)
「勝ちたかっただけにすごく悔しいです。冬あたりから調子のよくない時期が続いていましたが、今日はこの馬がいい馬だと証明できました。展開をシミュレーションしてはいましたが、馬自身のリズムをいちばんに考えていました。終いはよく伸びてくれました。いい馬なので、これからもっとよくなっていくと思います。また乗せてもらいたいです」

文字通りの力で大健闘の3着 ヤングマンパワー

inyofu メンバー唯一の3歳馬ヤングマンパワーが、文字通り“若者の力”をアピールした。9番人気と評価は高くなかったが、3番手からしぶとく伸びて、勝ち馬レッドアリオンと0秒2差の3着。松岡騎手は「正攻法の競馬。だいぶ体力もついてきたので、(今回が初対戦だった)年長馬との競馬に慣れてくればチャンスはつかめるはず」と手応えを強調した。

その他着順&コメント

inyofu ▼4着アルマディヴァン(藤岡佑)いい位置を取れたが、直線で前が狭くなった。具合も良かったので申し訳ない。

▼5着アルバタックス(内田)最後はいい脚で頑張ってくれた。しまいは確実なので流れが向けば。

▼6着シャイニープリンス(蛯名)ペースが遅すぎた。もう少し流れてほしかった。

▼7着カフェブリリアント(福永)進路選択を誤ってモタついているうちに閉じ込められた。状態は良かったので自分のミス。

▼8着サトノギャラント(柴山)4角までいいリズムで来たが、直線で前が空かなかった。

▼9着エキストラエンド(M・デムーロ)いいポジションで4角まで手応え抜群も、直線ですぐ止まった。分からない。

▼10着エールブリーズ(柴田大)直線で前が空いたのに、馬がちゅうちょして突っ込めなかった。

▼11着スマートオリオン(戸崎)道中は折り合っていたが伸びなかった。

▼12着ゴールドベル(小牧)仕方ない。新潟の馬場は厳しいのかも。

エルムステークスはブジェベルムーサが優勝

inyofu エルムS(GIII、ダ1700m)は、中団で構えた2番人気ジェベルムーサ(牡5、美浦・大竹)が向こう正面半ばから進出を開始。4コーナーで先行勢を射程圏に入れると、直線では力強く伸びて後続の追撃を振り切り、待望の重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分43秒0(稍重)で、鞍上は岩田騎手。クビ差の2着は先行策から直線では渋太く食い下がった5番人気グレープブランデー、2着に1馬身1/4差の3着には果敢に逃げた7番人気エーシンモアオバーが粘っている。
inyofu ▽【ジェベルムーサ】 父アグネスタキオン 母アビラ 母父Rock of Gibraltar 通算15戦7勝
後方を進んでいた岩田騎乗のジェベルムーサが向正面で馬群の外を一気に進出する。3コーナーで手応えの怪しくなってきた1番人気馬を馬なりでかわすと、4コーナーでは早々と先頭。グレープブランデーの追い込みを首差封じたところがゴールだった。これで岩田騎手は、同馬を重賞初優勝に導くとともに、自身の騎乗機会JRA重賞5連勝を決めた。

レース後コメント 岩田騎手「これで負けたら仕方がない」

inyofu 1着 ジェベルムーサ(岩田康誠騎手)
「モタれていたので、早めにラチにつけたいと思っていました。今日は馬が2段階がんばってくれましたし、これで負けたら仕方がないという感じでした」

大竹正博調教師「度胸のすわった騎乗が大きい」

inyofu 「4コーナーを持ったままで行けたのは大きかったですね。そこで勝てるかなと思いました。追い切りもいい頃のような抜群の動きでしたし、牧場でもしっかりケアをしてもらっていたので、今日の競馬につながったと思います。今日の湿った馬場も、この馬にはちょうどよかったですし、岩田騎手の度胸のすわった騎乗が大きいですね。見ている方はいつもヒヤヒヤしますけど(笑)。

猛追届かず2着 グレープブランデー

inyofu 2着 グレープブランデー(C.ルメール騎手)
「残念です。折り合いは大丈夫でしたし、スピードがあります。ただ、札幌の直線はこの馬には短いです。東京のダート1600mがちょうどいいと思います。今日はがんばってくれました」
5番人気グレープブランデーは逃げたエーシンモアオバーを見る形で好位をキープ。4コーナー手前で先頭に立ったジェベルムーサを猛追したが、首差届かなかった。

4コーナーでついていけず4着 クリノスターオー

inyofu 1番人気に支持されたクリノスターオーだったが、直線に入ってから伸びず4着。幸は「ペースが上がった時にはキツくなって、4コーナーではついていけなかった」と肩を落とした。 高橋忠師は「気難しい馬で、トレセンと競馬場での調整過程の違いが裏目に出たのかも」と分析。秋は昨年と同様にシリウスS(10月3日、阪神)から始動する予定。

その他着順&コメント

inyofu ▼3着エーシンモアオバー(三浦)すんなりハナに立って、リズム良く運べた。具合もいいし、まだまだやれそう。

▼5着ソロル(吉田隼)勝ち馬の後ろで追走したかったが、ペースが上がったときにキツくなった。

▼6着マルカフリート(四位)後ろから行こうと思っていた。9歳でもまだ元気。

▼7着ヒラボクプリンス(菱田)道中、脚を使える馬の後ろに入れるつもりだったが…。

▼8着マイネルバイカ(丹内)ポジションを上げる時にフタをされたのが厳しかった。

▼9着ゴールスキー(池添)折り合いはつけられたが、3角で動けなかった。距離も長い。

▼10着ウルトラカイザー(井上俊)ペースが上がってから動けなかった。10キロ減も影響した。

▼11着アウヤンテプイ(宮崎光)ペースが速くて位置取りが前になって、前半息が入らなかった。

今後が気になるレッドアリオンの次走は京成杯オータムハンデを予定。これを勝って、兄クラレントに続きサマーマイルチャンピオンを目指す。6度目の挑戦で初重賞を制したジェベルムーサの次走は未定。リフレッシュ放牧をして英気を養って秋に備えるつもりだ。

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