TOP > レース > 【2015年アイビスサマーダッシュ&クイーンステークス】レース結果まとめ
レース

【2015年アイビスサマーダッシュ&クイーンステークス】レース結果まとめ

8月2日(日)新潟&札幌競馬場で行われたGIIIレース【第15回アイビスサマーダッシュ&第63回クイーンステークス】今回もレース結果やコメント等まとめてみた。
馬キュレ

アイビスサマーダッシュはベルカントが優勝

inyofu アイビスSD(GIII、芝1000m)は、好発から積極策でレースを進めた1番人気ベルカント(牝4、栗東・角田)が、長い直線の半ばで先頭へ。外ラチ沿いを力強く伸びて後続の追撃を完封し、2014年3月のフィリーズR以来となる久々の勝利を重賞で果たした。勝ちタイムは54秒1(良)で、鞍上はM.デムーロ騎手。2馬身差の2着は馬群を割って伸びてきた9番人気シンボリディスコ、2着にハナ差の3着には後方からジワジワと伸びた4番人気アースソニックが入っている。
inyofu ▽【ベルカント】
父サクラバクシンオー
母セレブラール
母父ボストンハーバー
通算13戦4勝(うち重賞3勝)
13番枠から好スタートを切ったベルカントが一直線にラチ沿いを駆け抜けた。先頭に立つ勢いだったが、序盤を無理せず好位で進めたのはさすが。いつでも抜け出せるように脚をためると、残り200mで一気にギアチェンジ。後続に決定的な2馬身差をつけ完勝だった。鞍上Mデムーロ騎手は中京記念に続いて2週連続重賞制覇。サマージョッキーズシリーズの首位に立った。

レース後コメント Mデムーロ騎手「初めての1000mでしたが、大好きです。」

inyofu 「とても嬉しいです。初めての(新潟の)ストレートの1000mでしたが、大好きです。日本ではこの鞍は少ないので、楽しみでした。調教師も武豊騎手も『いつもいいスタートで、自分のペースだったら楽だ』と言っていました。いいスタートで、いいポジションにつけられました。いつも勝ちたいので、今後もがんばります」

角田晃一調教師「勝ててホッとしています」

inyofu 「取消などいろいろありましたが、勝ててホッとしています。抜け出して、後ろから来られましたが、抜かされる感じはありませんでした。この距離で、これだけ差をつけられるとはびっくりです。2~3歳時に活躍した頃に戻ったのではないでしょうか。今後は北九州記念でサマースプリントチャンピオンを狙いたいです」

格上挑戦で2着 シンボリディスコ

inyofu 2着 シンボリディスコ(田中勝春騎手)
「力をつけていて、楽についていきました。暑い時期は走るのかもしれません」
1600万下の身で重賞初挑戦だった9番人気のシンボリディスコは、スタートで伸び上がり気味で今ひとつだったが、行き脚がつき、すんなりと先行集団の後ろへ。末脚もしぶとさ満点で2着に食い込んだ。

昨年と同じ3着 アースソニック

inyofu アースソニックは中団から脚を伸ばしたが、シンボリディスコとの2着争いに鼻差敗れて3着止まり。これで新潟1000メートル直線競馬は昨年の同レースを含めて4戦全て3着だ。 前走の函館スプリントS(2着)に続いて手綱を取った丸田は「進路が空いたし、伸びているんだが…」

その他着順&コメント

inyofu ▼4着セイコーライコウ(柴田善)返し馬の雰囲気はこれまでと同じだったが、道中の行きっぷりがいまひとつ。

▼5着リトルゲルダ(柴田大)他馬がゲートで暴れたあおりで出負けした。スタート直後には左右から挟まれる不利。それでも掲示板を確保するのだから力はある。

▼6着サフィロス(三浦)1400メートルからの距離短縮でどうかと思ったが、追走できた。

▼7着ヘニーハウンド(戸崎)楽に付いていけたが、しまい伸びなかった。

▼8着レンイングランド(北村宏)前半の手応えは悪くなかったが、途中から馬体が伸びてスピードダウンした。

▼9着フレイムヘイロー(西田)前半に壁をつくれず、手前(軸脚)を替えていた。

▼11着オースミイージー(秋山)この距離の速い流れで追走に苦労した。

▼12着サカジロロイヤル(国分優)具合がいいので踏ん張れると思ったが…。

▼13着マコトナワラタナ(田辺)初の1000メートル直線競馬で付いていけなかった。

▼14着エーシントップ(川須)脚がたまるところがなかった。

クイーンステークスはメイショウスザンナが優勝

inyofu クイーンS(GIII、芝1800m)は、インの経済コースでうまく脚を溜めた7番人気メイショウスザンナ(牝6、栗東・高橋忠)が直線で前が開けると一気に弾け、先に抜け出していた1番人気レッドリヴェールをゴール手前で交わし、重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分47秒1(良)で、鞍上は松田騎手。あと少しのところで勝利を逃したレッドリヴェールは勝ち馬からクビ差の2着、そこからさらに1馬身1/4差の3着には先団で構えた4番人気イリュミナンスが入っている。
inyofu ▽【メイショウスザンナ】
父アグネスデジタル
母グリーンオリーヴ
母父サンデーサイレンス
通算37戦5勝
序盤は後方2番手を追走。3コーナーすぎから徐々にポジションを押し上げ、ギリギリまで追い出しを待った。先に抜け出していたレッドリヴェールを、上がり3F34秒1の末脚を駆使してゴール寸前で首差とらえた。デビュー37戦目で待望の重賞タイトル獲得した。

レース後コメント 松田大作騎手「チャンスはあると感じていました」

inyofu 「とても嬉しいです。集中して走ってくれるかがカギだと思っていて、真面目に走ってくれればチャンスはあると感じていました。外枠だったので、後ろから行こうと考えていました。手応えよく、最後までしっかり伸びてくれました」

高橋忠調教師「タイトルを獲らせてあげたいと思っていました」

inyofu 新潟競馬場で観戦した高橋忠調教師は「どこかでタイトルを獲らせてあげたいと思っていました。年齢的に来年は繁殖かなと思っていたので、重賞を勝ててよかった」と喜んだ。そして、気ムラで集中力が続かない“お嬢さん”を走る気にさせるために尽力した厩舎スタッフについて、「一生懸命やってくれていました」と語り、労をねぎらった。

クビ差2着で復活のVならず レッドリヴェール

inyofu 2着 レッドリヴェール(C.ルメール騎手)
「スタートがよく、道中もリズムよく折り合えました。4コーナーでもいい手応えで、その手応えをキープできたのですが、1800mはギリギリなのかもしれません。それに勝った馬にもうまく目標にされてしまいました」
道中は3番手を好位追走で直線で抜け出す勝ちパターンのレース運びだったが、ゴール寸前で勝ち馬にかわされて2着に終わった。今後は北海道千歳市の社台ファームへ放牧に出される。

その他着順&コメント

inyofu ◆横山典騎手(イリュミナンス3着) 「スローは嫌だったので、少し出していった。絶好の3番手でロスなく運べたので、もう少し頑張ってほしかった」

◆黛騎手(ノットフォーマル4着) 「後ろからピタッと来られて展開は厳しかったが、初めての古馬相手で頑張っています」

◆福永騎手(フレイムコード5着) 「ジワッと行きたかったが、両サイドから来られてエキサイトしていた」

◆横山和騎手(レイヌドネージュ6着) 「思ったよりもハミを取らなかったけど、それでも最後はよく伸びています」

◆藤岡康騎手(ブランネージュ7着) 「多少、力んでいても前走ほどではなかった。ただ、追い出してからが伸びなかった」
 
◆酒井騎手(フーラブライド8着) 「小回りでスッと動けるタイプじゃないので、早めには動いたが…」

◆吉田隼騎手(ショウナンバーキン9着) 「いい感じで内へ潜り込めたが、勝ち馬が隣に来たときに反応できなかった」

◆加藤騎手(ソロデビュー10着) 「体が(14キロ)減っていたけど、細く感じなかった。途中までいい手応えで行けたんですが…」

昨年のフィリーズR以来の勝利で重賞3勝目を挙げたベルカントの次走は、今後は北九州記念へ。サマースプリントシリーズを獲りにいく。9度目の正直で重賞タイトルを手にしたメイショウスザンナの次走については、栗東に戻して様子を見てからとのこと。今後は牝馬限定のレースへ出走が濃厚となっている。この勝利は両馬にとって、秋の飛躍へ大きな勝利となったはずに違いないだろう。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line