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人馬ともに節目の重賞制覇【2015年小倉記念&レパードステークス】レース結果まとめ

8月9日(日)小倉&新潟競馬場で行われたGIIIレース【第51回小倉記念&第7回レパードステークス】今回もレース結果やコメント等まとめてみた。
馬キュレ

小倉記念はアズマシャトルが優勝

inyofu 第11R・小倉記念(GIII、芝2000m)は、6番人気アズマシャトル(牡4、栗東・加用)が、後方待機からゴール前で鋭く伸び先行勢を差し切って勝利した。勝ちタイムは1分58秒0(良)で、鞍上は松若騎手。1馬身1/4差の2着は後方から徐々に位置取りを上げた2番人気ベルーフ、2着にクビ差の3着は先行策から粘った3番人気ウインプリメーラが入っている。
inyofu ▽【アズマシャトル】
父ゼンノロブロイ
母ブレッシング
母父マルゼンスキー
※叔母にスティルインラブ(牝馬3冠、エリザベス女王杯2着など)
通算17戦4勝
道中は後方12番手。徐々にポジションを上げると、4コーナーでは外を回した。、直線では抜群の伸び。一完歩ずつ前との差を詰めると、先に抜け出したウインプリメーラをゴール前で捕えて、そのまま力強く突き抜けた。勝ったアズマシャトルは今年1月に出走した白富士S以来、約半年振りの勝利。今回初コンビを組んだ松若騎手と人馬ともに重賞初制覇を達成した。

レース後コメント 松若風馬騎手「小倉は大好きです」

inyofu 「本当に嬉しいです。本当はもう1列前で競馬をしたかったのですが、馬がしぶとく脚を使って、最後までしっかり走ってくれたおかげで勝てました。初勝利をあげたのも小倉ですし、自分自身小回りコースも好きなので、小倉は大好きです。これからももっと勝てるようにがんばります」

加用調教師「結果的にあの調教が良かった」

inyofu CWコース6F77秒5の猛時計で予定より速くなったが、テンから時計を出したことでレースに向けてのいいトレーニングとなった。加用師は「見えない疲れが心配だったけど、体重が(前走比で)10キロプラスで、結果的にあの調教が良かったのかな」と振り返った。 前走で騎乗した和田にウインプリメーラの先約があったため、1週前の時点で鞍上は空白だった。そこで白羽の矢が立ったのがデビュー2年目の松若だ。指揮官は「去年の新人賞を獲っている。若さとガッツがあるし、今年も(35勝して)勝っているしね」と説明。

3歳Vならず2着 ベルーフ

inyofu 2着 ベルーフ(Z.パートン騎手)
「道中は自分が考えていたレースはできました。しかし、前の馬が早く止まってしまって、早めに先頭に立つ形になり、そこで後ろの馬を待つ形になりました。外から並ばれたときにまた伸びたのですが、一気に交わされてしまいました」
3カ月半ぶり2番人気のベルーフは、4コーナー手前から手応えよく前に進出。直線入り口で早くも抜け出す勢いだったがラスト1Fを過ぎてアズマシャトルに強襲され、2着に終わった。

距離が響いて3着 ウインプリメーラ

inyofu 3番人気のウインプリメーラは3着。道中は3番手の内を追走。直線に入り先頭に立ち、そのまま押し切りをはかったが、最後は力尽きた。和田騎手は「少し(距離が)長いのかな。勝ちパターンやったけどね。(いいのは)1600メートルから1800メートルだろうね」と距離を敗因にあげた。小倉は初めてだったが「小回りより、ためがきく外回りの方がいい」と話した。

その他着順&コメント

inyofu ◆浜中騎手(クランモンタナ4着) 「器用に走る馬ではないので、3、4角で置かれたが、直線でまた伸びてくれた」

◆藤岡佑騎手(パッションダンス6着) 「ポジションを取って行きたかったが、密集の中に入って動けなかった。切れる馬じゃないから…」

◆酒井騎手(マデイラ7着) 「直線で内にモタれた。最後はじりじり詰めたが…」

◆松山騎手(オーシャンブルー8着) 「枠はよかったし、ロスなくこの馬の競馬はできた」

◆武幸騎手(ナリタスーパーワン9着) 「内があかないので外へいったが、もう少しやれそう」

◆鮫島駿騎手(タガノグランパ10着) 「力んでしまってスムーズな競馬ができませんでした」

◆幸騎手(ノボリディアーナ11着) 「自分の競馬はできた。ただ、ちょっとペースは速かった」

◆秋山騎手(メイショウナルト12着) 「ずっとハミをとるところがなく、手応えが悪かった。よくないナルトの日だった。残念です」

◆熊沢騎手(ゼンノルジェロ13着) 「大外枠のロスが響いた。時計も速かった」

◆国分恭騎手(フレージャパン14着) 「よく頑張っています」

◆小牧騎手(バッドボーイ16着) 「最後はバテたね。今の時点では厳しい」

◆太宰騎手(ジャイアントリープ17着) 「3角から一気に手応えがあやしくなった」

レパードステークスはクロスクリーガーが優勝

inyofu レパードS(GIII、ダ1800m)は、1番人気クロスクリーガー(牡3、栗東・庄野)が好位追走から直線半ばで逃げ馬を競り落として抜け出すと、後続の追撃も振り切り勝利した。勝ちタイムは1分51秒9(良)で、鞍上は岩田騎手。3/4馬身差の2着は後方からゴール前で鋭く伸びてきた3番人気ダノンリバティ、2着に1馬身3/4差の3着はほぼ最後方から直線で猛然と追い込んできた11番人気タマノブリュネットが入っている。
inyofu ▽【クロスクリーガー】
父アドマイヤオーラ
母ビッグクィーン
母父ブライアンズタイム
通算8戦5勝
スタートすると最内からゴールデンバローズが逃げの姿勢。それならと好位に控えて、虎視眈々と抜け出す機会をうかがう。逃げるゴールデンバローズを3コーナー手前で射程に入れ、直線の攻防で競り落とすと、最後は迫るダノンリバティを完封し兵庫CSに続く重賞2勝目。さらに岩田康誠騎手は、騎乗機会4連続重賞制覇となった。

レース後コメント 岩田騎手「強いレースをしてくれた」

inyofu 「どの位置からでもいい馬で、逃げることはあまり考えていませんでした。逃げたゴールデンバローズが怖いと思っていて、早めに動く形になった分、最後は脚が上がりましたが、強いレースをしてくれたと思います。これから成長してくれば、もっと大きいところを狙える馬だと思います」

庄野靖志調教師「もっと古馬らしく成長してもらいたい」

inyofu 「強いレースをしてくれました。この3馬身前にノンコノユメがいると思うとおそろしいです。デビュー以来、長い休みがなかったので、これからのことは一旦休んでから決めます。この先、もっと古馬らしく成長してもらいたいと思います」

初ダートで2着 ダノンリバティ

inyofu 2着 ダノンリバティ(戸崎圭太騎手)
「やれるのはわかっていたので、楽しみにしていました。前半は砂をかぶって嫌がっていましたが、外へ出してからは問題なくスムーズにいけました。しかし、勝ち馬には届きませんでした。今後も期待したいです」
毎日杯で2着の実績があるダノンリバティは2着。中団の外から動いて早めに先団に取りつき、しぶとく脚を伸ばしてゴールまで力強く末脚を伸ばして勝ち馬に食い下がった。

低評価を覆す3着 タマノブリュネット

inyofu ただ1頭の牝馬タマノブリュネットは後方2番手でレースを進め、直線で外に持ち出すと力強い伸び脚を見せて3着。11番人気の低評価だったが、上がり3ハロンはメンバー最速の36秒9をマークして力を見せた。 田辺騎手は「前で競馬できる馬ではないので、先行できる馬に比べて不利だと思っていたが、いい脚を使ってくれた。今までも牡馬といい勝負をしていたし、精神的に強いところがある」と紅一点の健闘をたたえた。

直線で力尽き4着 ゴールデンバローズ

inyofu UAEダービーで3着に好走した実力馬ゴールデンバローズは(1)番枠を利してハナへ。後続からのプレッシャーが厳しく、勝ち馬と並んで直線に向いたが、半ばで力尽きて4着だった。 石橋騎手は「ハナを主張する馬がいなかったし、最内枠だったので逃げた。1800メートルでも問題ないと思うし、力がある馬なので今後、必ず走ってくるはず」と上がり目に期待していた。

その他着順&コメント

inyofu ▼5着カラパナビーチ(北村友)砂をかぶっても反応した。いい経験になれば。

▼6着ノボバカラ(北村宏)スタートでつまずき、仕方なく後ろからになった。最後はよく伸びている。

▼7着ダイワインパルス(田中勝)この馬なりに頑張って、力は出している。距離は大丈夫。

▼8着ライドオンウインド(M・デムーロ)いいポジションで運べたが、4角で手応えがなくなった。

▼9着オールブラッシュ(蛯名)スタートで滑ったし、外に逃げ気味だった。

▼10着センチュリオン(伊藤)競馬の内容は理想的だったが、勝ち馬が来た時に一緒に動けなかった。

▼11着デブリン(吉田豊)もう少しオープンのペースに慣れてからだろう。

▼12着クワドループル(内田)最後は甘くなったが、乗り方次第で距離はこなせる。

▼13着シンゼンガンプ(村田)背中のいい馬だが、きょうは久々の分かな。

▼14着ラッキープリンス(今野忠)自分のペースで行けなかった。気難しく、もまれると嫌がる。

今週のメーンレースは競走馬以外にもジョッキーの話題が多く、岩田騎手が重賞80勝&自身最多のJRA重賞4連勝と絶好調の夏競馬。松若騎手も昨年新人賞を獲得して今年は重賞初制覇と着実に成長している。今後が気になる勝ち馬たちの次走は、お互い未定だが、秋の大レースへの夢が膨らむ勝利となった。

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