TOP > レース > 秋の飛躍を狙う東西のダート巧者が集結! 第20回【エルムステークス】
レース

秋の飛躍を狙う東西のダート巧者が集結! 第20回【エルムステークス】

2015年8月16日(日)に札幌競馬場で行われるダート1700メートルのGIIIレース、第20回エルムステークス。
JRA北海道シリーズで唯一のダート重賞であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【エルムステークス】歴史!

inyofu 1996年にダート重賞競走の整備の一環として、4歳(現3歳)以上・別定の重賞競走『シーサイドステークス』が創設され、第1回は函館競馬場・ダート1700mで行われた。翌1997年、函館競馬と札幌競馬の開催日程の入れ替えに伴い、本競走は舞台を札幌競馬場・ダート1700mに移され、競走名も『エルムステークス』と改称された。
inyofu なお、2009年は函館競馬場のスタンド全面改築工事のため札幌競馬の開催日程が変更となり、新潟競馬場・ダート1800mで行われた。また、2013年は札幌競馬場のスタンド改築工事に伴い函館競馬場・ダート1700mで行われた。
北海道シリーズ唯一のダート重賞として創設されたエルムステークス。また、2012年にはサマージョッキーズシリーズの対象競走に指定されていたが、2014年には対象競走から除外された。

【エルムステークス】レースレコード!

エルムステークスのレースレコードは、2014年にローマンレジェンドが記録した1:41.9である。ローマンレジェンドは2012年にもエルムステークスを制しており、その時のタイムは1:42.2である。

↓【エルムS】過去5年のレース映像はこちら↓

【エルムステークス】レース傾向

inyofu 上位人気馬が中心
対象とした過去10回の単勝人気別成績を調べると、連対馬延べ20頭中16頭、3着以内馬延べ30頭中21頭が「5番人気以内」の馬だった。「6番人気以下」の馬で優勝したのは、2004年のパーソナルラッシュ(6番人気、単勝47.0倍)だけで、その他の優勝馬はいずれも単勝オッズ「10倍未満」だった。また、「15.0倍以上」の馬で2着に入ったのも、2011年のオーロマイスター(8番人気、単勝42.0倍)だけとなっている。
inyofu 前走で好結果を残していた馬が中心
対象とした過去10回の前走の着順別成績を調べてみると、前走「6着以下」から優勝したのは昨年のローマンレジェンドのみで、2着にもジンクライシス(2005年)とオーロマイスター(2011年)だけしか入っていない。なお、これらの3頭には、GI・JpnI で3着以内に入った実績があった。また、前走「6着以下」から3着に入った3頭には、4走前までにオープンクラスのダートのレースを勝利した実績があった。
inyofu 重賞やオープン特別での成績をチェック
対象とした過去10回のエルムSでは「5走前までに、JRAのオープンクラスのダートのレース、または地方競馬のダートグレード競走で4、5着に入っていた」という経歴がある馬が2004年と2007年を除いて連対している。今年も過去の戦歴をチェックしておくことをおすすめしたい。
inyofu 1番人気で惜敗していた馬が3連勝中
エルムS優勝馬の近走の成績を調べてみると、5走前までに「単勝1番人気に支持されたレースで2、3着に敗れていた」という馬が3連勝中。近走で1番人気に推されながら、惜敗していた馬に注目してみるのも面白いかもしれない。
【エルムステークス】のレース傾向では、【5番人気以内】【前走5着以内】【5走前までにオープンクラスのダートレース、または地方競馬のダートグレード競走で4、5着に入っていた】【5走前までに、単勝1番人気に支持されたレースで2、3着に敗れていた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第20回【エルムステークス】登録馬!

inyofu 賞金上位馬
エーシンモアオバー
クリノスターオー
グレープブランデー
マルカフリート
ゴールスキー
ソロル
カチューシャ
マイネルバイカ
ジェベルムーサ
ヒラボクプリンス
フレイムコード

地方馬
アウヤンテプイ
ウルトラカイザー

以下、除外対象馬
シセイオウジ
ダブルスター
アドマイヤブルー
ロサギガンティア
サクラエール
フルゲート13頭に対して、18頭の登録があった今年のエルムステークス。GI馬グレープブランデーや重賞3勝クリノスターオーなど、多くの実力馬が集まった。

第20回【エルムステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 クリノスターオー 2.1
2 ジェベルムーサ 4.1
3 ソロル 4.5
4 グレープブランデー 7.9
5 カチューシャ 11.8
6 ゴールスキー 23.8
7 ヒラボクプリンス 33.0
8 ロサギガンティア 36.7
現時点ではクリノスターオーの人気が頭一つ抜け出ている印象だ。エルムステークスでは、人気上位馬が順当に勝つ傾向にあるので、オッズの動向には常に気を配っておきたい。

第20回【エルムステークス】有力馬は!?

【5番人気以内】【5走前までにオープンクラスのダートレース、または地方競馬のダートグレード競走で4、5着に入っていた】クリノスターオー
inyofu クリノスターオー(牡5・高橋義忠)は、昨年5月の平安Sで重賞初制覇を飾り、続いて臨んだ昨年のエルムSでは、ローマンレジェンド(1着)と激しく競り合って2着に好走。3着のインカンテーションには5馬身もの差をつけており、小回りコースへの適性が高い一頭だ。10月にはシリウスSを制してタイトルを増やし、今年も、アンタレスS1着→平安S2着と、重賞での実績を積み上げている。今回は、6月24日のJpnI・帝王賞(大井・ダート2000m、6着)以来の実戦となるが、8月5日に函館Wコースで行われた1週前追い切りでは、5ハロン68秒台、3ハロン41秒台をマーク。出走態勢は着々と整っているようだ。ここで通算4度目の重賞制覇を達成して、さらなる飛躍につなげたいところだろう。
【5番人気以内】【5走前までに、単勝1番人気に支持されたレースで2、3着に敗れていた】カチューシャ
inyofu カチューシャ(牝6・角田晃一)は、2番人気の支持を受けて出走した前走のオープン特別・マリーンSで13着と思わぬ大敗を喫したが、これは1コーナーで鞍ずれをしていたこともあり、参考外の一戦と判断していい。過去に、札幌・ダートで2戦2勝、函館・ダートでは6戦して1勝2着4回をマークしており、ダート1700mも〔3・5・2・2〕の好成績。今回の札幌・ダート1700mは最も得意の舞台と言えそうだ。前走後は、7月下旬に札幌競馬場へ移動して乗り込みを続けており、好調をキープしている。前走からの巻き返しは必至だろう。
【5番人気以内】【前走5着以内】【5走前までにオープンクラスのダートレース、または地方競馬のダートグレード競走で4、5着に入っていた】ソロル
inyofu ソロル(牡5・中竹和也)は、今夏の北海道シリーズで、大沼S3着→マリーンS(共にオープン特別、函館・ダート1700m)1着の成績をマーク。上昇カーブを描いての参戦となるだけに、注目の一頭だろう。前々走の大沼Sは、メンバー中最速となる上がり3ハロン37秒1(推定)の末脚を繰り出し、前走では57.5キロのトップハンデを背負っての優勝。2着のヒラボクプリンスが54キロの斤量だったことを考慮すれば、アタマ差という着差以上に強い競馬と判断していいだろう。この中間は短期放牧でひと息入れてリフレッシュを完了。小回りコースの走りも徐々にうまくなっているだけに、今回、昨年のマーチS以来となる2度目の重賞制覇の可能性は、十分にありそうだ。

2015年8月16日(日)に札幌競馬場で行われるダート1700メートルのGIIIレース、第20回エルムステークス。
今年は上がり馬よりも、既に実績を積んだ馬が多く集まった。その中でも人気が高いのは、重賞3勝で、昨年のエルムステークスでも2着と好走したクリノスターオーであろう。先行脚質が活きる札幌競馬場小回りコースでは大崩れは無いと思われる。
また、北海道ダートでは抜群の安定感を誇り、夏に強い牝馬であるカチューシャも決して軽視できない存在だ。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line