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最強の菊花賞馬

牡馬クラシック三冠の最終戦 菊花賞。京都の3000mで行われる伝統の一戦だ。このレースで三冠を達成した歴史的な瞬間を多くのファンが目の当りにしてきた。今回は菊花賞の最強馬をまとめてみた。
馬キュレ
inyofu 菊花賞(きくかしょう、きっかしょう[1])とは日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝3000メートルで施行する中央競馬の重賞(GI)競走である。
正賞は内閣総理大臣賞、朝日新聞社賞、日本馬主協会連合会会長賞。

天才と出会ったステイヤー、スーパークリーク

武豊に初のGI制覇をもたらした。
inyofu 17番枠からスタート、中団前寄りの馬群の中で流れに乗ったスーパークリークは、3コーナー過ぎからジワリと進出、直線入口では一気に内ラチ沿いへ進路を取ってスパート態勢にうつる。そこからの伸び脚は驚異的だった。みるみる引き離される後続たち。ガクエンツービート、アルファレックス、メイショクボーイらの激しい2着争いを5馬身もちぎって先頭でゴールを駆け抜けたのだった。

その後、天皇賞春秋制覇も達成して名馬の地位を揺るぎないものとしたスーパークリーク。またこの菊花賞は、武豊初のG1制覇としても記憶されている。

1頭とひとりが、大いなる飛躍を遂げるきっかけとなった一戦である。
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ぶっちぎったナリタブライアン

圧倒的な強さで三冠を達成した。
inyofu そして迎えた菊花賞。
しかしこの菊花賞の前週の天皇賞(秋)で 兄のビワハヤヒデが5着に敗れ レース後屈腱炎が発覚しそのまま引退していた。
ファンにとっては嫌な出来事ではあったが このことがどう出るか。
ナリタブライアンにとっては兄ビワハヤヒデのぶんまで 期待を背負って走る事になったのである。

中段からじっくりレースを進めたナリタブライアン。
ここでの敵はトライアル京都新聞杯で ブライアンに土をつけたスターマンではなく 長距離向けのエアダブリン、ヤシマソブリンに絞られた。
直線に入り先頭に立つとただ1頭次元の違う走りで グングン差を広げ、終わってみれば2着 ヤシマソブリンになんと7馬身もの大差を付けていた。
ドキドキ、ヒヤヒヤ、そんな感情も抱かせない 圧倒的な強さは着差以上のものがあった。
実況アナウンサーは「弟は大丈夫だー!!」と無念の引退を遂げた ビワハヤヒデのぶんまで走ったナリタブライアンを絶賛した。
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三冠を阻止したソングオブウインド

レコードタイムで駆け抜けた。
inyofu スタートダッシュを効かせ、5馬身、6馬身と後続を引き離して逃げたのは、日本ダービー2着馬で単勝3番人気のアドマイヤメイン。いわゆる“止まらない馬場”と見てか、鞍上・武豊騎手は思い切った策に出ます。1000m通過58秒7は速過ぎるペースにも思えましたが、向こう正面でいったん息を入れ、最終コーナーに向かいました。
 大きく離された先行集団から、1番人気の二冠馬メイショウサムソンも動き出します。「2年連続の三冠馬誕生なるか」という期待に正攻法の走りで応えるべく、石橋守騎手は追撃体勢へと移りました。  これを見て、メイショウサムソンを徹底マークしていた2番人気ドリームパスポートも瞬発力を全開。馬は皐月賞2着、日本ダービー3着からの巻き返しを狙って、また鞍上の横山典弘騎手は菊花賞3年連続2着の雪辱を晴らそうとして、鋭く脚を伸ばします。

 それぞれの思惑が交差する、人気馬たちのラストスパート。しかし、ドリームパスポートはまたも2着に敗れ、懸命に粘ったアドマイヤメインも3着まで、メイショウサムソンは4着で三冠達成ならず。単勝オッズ44.2倍の8番人気のソングオブウインドが大外から突風のようにこの3頭へと襲い掛かり、レースを制したのでした。
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最強馬ディープインパクト

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外から鋭い末脚で三冠を達成した。
長距離こそ騎手の腕の見せ所といわれるが、スーパークリークは若き天才武豊に導かれて、菊花賞のタイトルを獲得した。ナリタブライアンはクラシック三冠を歩むにつれて、強い勝ち方をみせていき、菊花賞では7馬身差をつけて三冠を達成した。ソングオブウインドは二冠馬メイショウサムソンの三冠を阻止し、自身もレコードタイムを記録した。近代日本競馬の最高傑作といわれるディープインパクトの勝ち方は今も記憶に新しいことだろう。

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