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最強の高松宮記念馬

春の訪れとともに中京競馬場で行われる短距離王決定戦。スプリンターの最速決定戦は非常に見ごたえがあるものだ。今回はその高松宮記念の最強馬をまとめてみた。
馬キュレ
inyofu 高松宮記念(たかまつのみやきねん)とは日本中央競馬会(JRA)が中京競馬場の芝1200メートルで施行する中央競馬の重賞(GI)競走である。1997年までの競走名は高松宮杯で、この年まで皇族の高松宮家から優勝杯を賜与されていた。一部の競馬ファンや解説者からは「宮記念」や旧称の高松宮杯から「宮杯」と通称されている。
正賞は名古屋市長賞、名古屋競馬株式会社賞、日本馬主協会連合会会長賞、グローバル・スプリント・チャレンジ賞(2013年現在)。
高松宮記念は中京競馬場で行われる芝1200mのGIである。

最強牝馬フラワーパーク

デビューからわずか7か月でGI制覇を果たした。
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快速王トロットスター

連勝の勢いでGIを制覇した。
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高松宮記念連覇を果たしたキンシャサノキセキ

inyofu 直線入口、逃げたセブンシークィーンを交わしてヘッドライナーが先頭に踊り出る。その直後からはキンシャサノキセキが脚を伸ばし、外には懸命に盛り返そうとするビービーガルダン。さらに内を突いてアルティマトゥーレが追い込み、エーシンフォワード、サンカルロ、スズカコーズウェイ、ファイングレインなども、外から、あるいは中から押し寄せてきた。最後の一瞬まで勝ち馬がわからぬほどの混戦、一団となって馬群はゴールへと達する。

 写真判定の結果、電光掲示板の1着の欄にはキンシャサノキセキを示す「6」が灯された。キンシャサノキセキは一昨年のこのレース2着、スプリンターズSでも2着となって、GI タイトルは間近だと見る者に感じさせたものの、昨シーズンは高松宮記念10着、スプリンターズS12着と思わぬ停滞を強いられた馬だ。が、その後の立ち直りは鮮やか。スワンS、阪神C、オーシャンSと重賞3連勝を飾ってここに臨み、1番人気に推されていた。
接戦の中、見事に高松宮記念を制覇した。
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inyofu ヘッドライナーの逃げを、2番人気ダッシャーゴーゴー、3番人気キンシャサノキセキ、あるいはワンカラットやレッドスパーダなどが追いかけて先行集団を形成する。3コーナー、これらを射程圏に入れていたはずの1番人気ジョーカプチーノが一瞬行き場を失くして後退。さらにウエスタンビーナスがアクシデントに見舞われて競走を中止した。スタンドを言葉にならない不安が覆う。

 が、そこからはGI らしい、力の入った攻防が繰り広げられた。直線入口でダッシャーゴーゴーが前を交わして先頭に立つ。そこへ並びかけていくキンシャサノキセキ。レッドスパーダも追いすがる。やがて叩き合いに競り勝ったキンシャサノキセキが抜け出すと、そのままストライドを大きく伸ばしてゴールへ。差してきたサンカルロとアーバニティ、内で粘るダッシャーゴーゴーらの2着争いに1馬身4分の1差をつけての勝利だ。昨年に続いての連覇は、高松宮記念史上初の快挙である。
阪神で行われた高松宮記念を制覇し、連覇を達成した。
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高松宮記念を連覇は史上初の快挙であった。
デビューから一年もたたずに高松宮記念に挑戦し、歴戦の牡馬たちを相手に勝利したフラワーパークは、最強牝馬といえるだろう。トロットスターは連戦連勝の勢いで、高松宮記念でも鋭い末脚で見事に快勝した。キンシャサノキセキは誰もなし得たことのない高松宮記念連覇という偉業を成し遂げた。近年では、カレンチャン、ロードカナロアなどの名スプリンターもこのレースから誕生した。また新たなスターの誕生を楽しみにしたい。

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