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秋に飛躍する快速王を探せ! 第10回【キーンランドカップ】

2015年8月30日(日)に札幌競馬場で行われる芝1200メートルのGIIIレース、第10回キーンランドカップ。
サマースプリントシリーズの対象レースに指定され、秋のスプリント王者を決するGIスプリンターズSの前哨戦としても注目を集めているこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【キーンランドカップ】歴史!

inyofu 本競走は、1996年に4歳(現3歳)以上の別定・混合・特別指定のオープン特別競走として創設された。その後、競走条件や距離の変更を経て、2006年に年間を通じた短距離重賞競走の整備に伴い、GIII に格上げされた。なお、グレード表記は2007年の日本のパートI 国昇格に伴いJpnIII に変更されたが、2009年より国際格付けのGIII に改められた。
inyofu なお、2014年から本競走の優勝馬にスプリンターズSの優先出走権が与えられることとなった。また、同年より有力馬の出走を促進し競走内容の充実を図るため、収得賞金によって加増する別定重量から、過去に優勝した重賞の格に応じて加増する別定重量へと負担重量の決定方法が改められた。
昨年からGI【スプリンターズS】の前哨戦に位置付けられるようになった【キーンランドカップ】。競走名の『キーンランド』は、ケンタッキー州レキシントンにあるアメリカ合衆国の馬産の中心地。ジュライセールなどのサラブレッドのセリ市場とともに、キーンランド競馬場の所在地として知られている。

【キーンランドカップ】レースレコード!

キーンランドカップのレースレコードは、2012年にパドトロワが記録した1:07.6である。パドトロワはこの年のサマースプリントシリーズで23ポイントを獲得し、シリーズチャンピオンの座を獲得している。

2014年【キーンランドカップ】

昨年のキーンランドCでは、3番人気ローブティサージュが1番人気レッドオーヴァルの強烈な追い込みをかわしてクビ差ながら勝利した。

↓【キーンランドC】過去5年のレース映像はこちら↓

【キーンランドカップ】レース傾向

inyofu 前走の着順を重視
過去9年の前走の着順別成績を調べると、連対馬延べ18頭中16頭が前走で5着以内に入っていた。なかでも前走「1着」馬は、3着内率42.9%と他を大きく引き離す断然の数値を叩き出している。しかも、前走「1着」馬は、2006年以降毎年3着以内に入っている点も見逃せない。前走を勝ち切った勢いを重視したほうが良さそうだ。
inyofu 4、5歳の牝馬に注目
過去9年の年齢別成績を調べると、「4歳」馬と「5歳」馬が勝率で10%を超え、3着内率でもその他の年齢の馬を大きく上回る数値をマークしている。「6歳」馬が2着に4頭入るなど、その他の年齢の馬からも3着以内馬は出ているが、好走率を見る限り苦戦傾向にあるようだ。
inyofu また、過去9年の性別成績を調べると、3着以内馬の数では「牡・せん馬」が延べ13頭、「牝馬」が14頭と数の上ではほぼ互角だが、好走率では、「牝馬」が大きくリードしている。ただし、単勝6番人気以下で連対した馬は過去9年で4頭いたが、その4頭は全て「牡馬」だった。「牝馬」を比較する際は、上位人気に支持されている馬を重視したい。〔表3〕 引用内部にもhtmlタグが有効です。引用内で改行が必要な場合は
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inyofu 過去2走の着順と単勝人気順は要チェック
過去9年の出走馬の、過去2走の着順と単勝人気順をチェックすると、「過去2走とも着順が単勝人気順より上、または同じ」だったグループが、他の2グループを好走率で大きく引き離している。ちなみに、同グループ以外からも5頭の連対馬が送り出されているが、そのうち4頭は着順が単勝人気順を下回った際に、その差が「2以内」だった。過去2走で着順が単勝人気順を上回っているかどうか、という点についてもチェックしておきたい。
inyofu 同年の函館スプリントSでの着順に注目
過去5年の優勝馬5頭は、いずれも同年の函館スプリントSで4着以内に入っていた。函館競馬場は札幌競馬場と同じく洋芝のみを使用したコースだが、そこで行われたスプリント重賞で上位争いに加わっていた馬が出走してきたならば、今年も軽視できないだろう。
キーンランドカップのレース傾向では、【前走が5着以内・1着ならなお良し】【4、5歳馬・牝馬ならなお良し】【過去2走とも着順が単勝人気順より上、または同じ】【同年の函館スプリントSで4着以内に入っていた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第10回【キーンランドカップ】登録馬!

inyofu 1.ウキヨノカゼ
2.エポワス
3.オメガヴェンデッタ
4.クールホタルビ
5.サクラアドニス
6.サトノタイガー
7.スギノエンデバー
8.タガノアザガル★
9.ダンツキャンサー
10.ティーハーフ★
11.トーホウアマポーラ
12.ネオウィズダム
13.ファントムロード
14.ブランダムール
15.ペイシャオブロー
16.ホウライアキコ
17.マジンプロスパー★
18.ルチャドルアスール
19.レッドオーヴァル
20.レンイングランド●
21.ローブティサージュ★

※注目レース経由から臨む馬

★函館スプリントステークス経由から臨む馬
●アイビスサマーダッシュ経由から臨む馬
キーンランドカップの登録馬は、函館スプリントSやアイビスSDなど、サマースプリントシリーズを経由してきた馬がレースの中心になることが多い。

第10回【キーンランドカップ】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ティーハーフ 2.3
2 レッドオーヴァル 4.1
3 ローブティサージュ 6.8
4 エポワス 7.5
5 オメガヴェンデッタ 8.4
6 レンイングランド 20.0
7 トーホウアマポーラ 24.9
8 ホウライアキコ 26.8
現時点では、前走GIII函館スプリントSで快勝したティーハーフが人気を集めている。また、昨年王者ローブティサージュも決して軽視できないだろう。

第10回【キーンランドカップ】有力馬は!?

【前走が1着】【5歳馬】【過去2走とも着順が単勝人気順より上、または同じ】【同年の函館スプリントSで4着以内に入っていた】ティーハーフ
inyofu 前走の函館スプリントSで、2着馬に2馬身1/2差をつけて快勝したティーハーフ(牡5・西浦勝一)。2歳時の2012年に函館2歳Sで3着に入るなど早い時期から素質の片りんを見せていたが、3歳時の2013年秋以降は成績が低迷し、4歳時の2014年には10か月以上の長期休養も経験した。しかし、同年11月に戦列復帰した後は徐々に戦績がアップ。今年4月の1000万下・千種川特別(阪神・芝1200m)と5月の1600万下・彦根S(京都・芝1200m)を連勝してオープンクラス復帰を果たすと、3連勝で前走も制し重賞初制覇を達成した。このキーンランドCで連勝を「4」に伸ばすことができれば、GI のビッグタイトルが視界に入ってくる。
【5歳牝馬】ローブティサージュ
inyofu ローブティサージュ(牝5・須貝尚介)は、昨年の本レース優勝馬。その後は勝ち星から遠ざっているが、3走前の阪急杯では優勝したダイワマッジョーレとタイム差なしの3着に入っており、能力が衰えたと考えるのは早計だろう。2歳時の2012年にはGI・阪神ジュベナイルフィリーズを制しており、今回のメンバーの中では実績上位の存在。昨年の本レースを勝利して適性の高さを実証している札幌・芝1200mの舞台で復活なるか、注目したい。
【前走が1着】【4歳馬】【過去2走とも着順が単勝人気順より上、または同じ】オメガヴェンデッタ
inyofu 前述のエポワスを破って1600万下クラスを勝ち上がった2頭も、有力候補の一角に数えられるだろう。オメガヴェンデッタ(せん4・安田隆行)は、前走の1600万下・函館日刊スポーツ杯(函館・芝1200m)でエポワス(2着)に1/2馬身競り勝って先頭ゴールイン。その前に今夏のクラス再編成で1600万下クラスに降級していたが、1戦でオープンクラス復帰を果たした。今回は再昇級後の初戦となるが、前々走の京王杯スプリングCで優勝馬のサクラゴスペルから0秒1差の3着に入った実績から、地力はむしろ上位と言える馬。前走Vの勢いに乗って重賞初制覇を達成するシーンが見られるかもしれない。

2015年8月30日(日)に札幌競馬場で行われる芝1200メートルのGIIIレース、第10回キーンランドカップ。 
サマースプリントシリーズ第5戦に指定されているだけに、近年では函館スプリントSとアイビスSD経由の馬が馬券の中心になっている。
特に注目は、ここで勝てばシリーズチャンピオンの目が見えてくるティーアップだろう。
前走函館スプリントSを外から鮮やかに差しきり3連勝で重賞初制覇。北海道滞在で調子を上げており、一気に本格化したので、ここでも信頼度は十分だ。
また、昨年覇者ローブティサージュは前走こそ詰まって能力を出し切れなかったが、洋芝巧者だけに決して軽視できない。

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