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最強の天皇賞(秋)馬

歴史と権威あふれる天皇盾。古馬の秋の第一目標はこの天皇賞(秋)だろう。東京競馬場2000mと紛れの少ないコースでの勝利こそ最強馬の称号といえるだろう。
馬キュレ
inyofu 天皇賞(てんのうしょう)とは日本中央競馬会(JRA)が年2回(春・秋)開催する中央競馬の重賞(GI)競走である。
本稿では春に京都競馬場(創設時は鳴尾競馬場)で開催される本競走を天皇賞(春)、秋に東京競馬場に開催される本競走を天皇賞(秋)とし、天皇賞(春)を「春の競走」、天皇賞(秋)を「秋の競走」と表現する。

最強の伏兵馬ギャロップダイナ

皇帝シンボリルドルフを倒す大波乱を演出した。
inyofu ギャロップダイナという馬の名前が最初に世間を賑わしたのは昭和60年6月、札幌でのことだった。2番人気の支持を集めた札幌日経賞でスタート直後に落馬、競走を中止した同馬だが、ゴールは先頭で駆け抜けた。つまり「カラ馬が1位に」なったわけである。そして4か月後、人々はこの少しコミカルなエピソードを大きな驚きとともに思い出す。まだ準オープンクラスにも出走できる身で敢然と秋の天皇賞に挑んだギャロップダイナが、“皇帝”の異名をとった最強馬シンボリルドルフを差し切り、今度は正真正銘のトップゴールを駆け抜けたのである。88.2倍を記録した単勝配当もさることながら、「ディープインパクトが条件馬に敗れるようなもの」と書けば、当時の衝撃の大きさがお分かりいただけるだろう。
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女帝エアグルーヴ

本文を入力バブルガムフェローとの叩き合いを制した。
inyofu 残り200mの地点で両馬は並び、懸命に叩き合いながら、大逃げを打ったサイレンススズカを交わし去ってゴールを目指す。他のどの馬もついていくことのできない、2頭だけの壮絶な追い比べだ。

結局、3着ジェニュインを5馬身も突き放して2頭はゴール。クビ差だけエアグルーヴが先着し、17年ぶりとなる牝馬による天皇賞(秋)制覇を成し遂げたのである。

この後、ジャパンカップではピルサドスキーと死闘を演じて2着、有馬記念では3着と一線級の牡馬と同等以上に渡り合い、エアグルーヴはこの年の年度代表馬に選出される。そのパフォーマンスのうち、もっとも優れた走りこそ、この天皇賞だった。
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オールラウンダー【アグネスデジタル】

外国産馬初の制覇だった。
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連覇を成し遂げたシンボリクリスエス

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天皇賞(秋)では多くの好勝負が生まれてきた。1985年には皇帝シンボリルドルフを条件馬だったギャロップダイナが倒すという大波乱。さらには女傑エアグルーヴがバブルガムフェローを、外国産馬のアグネスデジタルが王者テイエムオペラオーを倒すなど熱い戦いが繰り広げられた。シンボリクリスエスは2002年、2003年の天皇賞(秋)を連覇した。

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