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ハービンジャー産駒の逆襲なるか!?第50回【札幌2歳ステークス】

2015年9月5日(土)に札幌競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第50回【札幌2歳ステークス】。
好走した馬が翌年のクラシック戦線で活躍することが多いこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【札幌2歳ステークス】歴史!

inyofu 本競走は、1966年に3歳(現2歳)の重賞競走『北海道3歳ステークス』として創設され、1968年まで札幌競馬場の砂コース1200m(左回り)で行われた。1969年から1974年まで左回りのダート1200mで行われたのち、1974年の馬場改修に伴い1975年からは右回りのダート1200mに変更された。1989年、札幌競馬場に芝コースが新設されたが、同年は芝の育成・保護のため函館・芝1200mで行われ、翌1990年から札幌・芝1200mで行われた。
inyofu 出走資格は、1991年に混合競走に指定され外国産馬に門戸が開放された。その後、1995年から中央競馬特別指定交流競走として地方競馬所属馬は「ラベンダー賞2着以内馬」に出走が認められていたが、1997年以降は「函館3歳S(現函館2歳S)、クローバー賞またはコスモス賞の2着以内馬(2013年のみ函館2歳S、コスモス賞の2着以内馬)」が出走可能となっている。さらに、2010年から国際競走に指定され、7頭までの外国馬に出走資格が与えられた。また、2013年より未出走馬および未勝利馬にも出走が認められた。
芝1800mの距離で行われるようになった1997年以降は、優勝馬がのちにGIを制すことが多い札幌2歳ステークス。主な勝ち馬はジャングルポケットやアドマイヤムーン、ロジユニヴァースやレッドリヴェールなどがいる。

【札幌2歳ステークス】レースレコード!

札幌2歳Sのレースレコードは、2012年にコディーノが記録した1:48.5である。コディーノは次走GIII東京スポーツ杯2歳Sも制しGIでも好走したが、2014年5月16日に疝痛を発症し美浦トレーニングセンターで開腹手術を受けたが、6月11日に容態が悪化し安楽死となった。

2014年【札幌2歳ステークス】

昨年の札幌2歳ステークスでは、5番人気ブライトエンブレムが後の桜花賞馬レッツゴードンキを抑え、勝利した。

↓【札幌2歳S】過去5年のレース映像はこちら↓

【札幌2歳ステークス】レース傾向

inyofu デビュー戦の着順とタイム差に注目
過去10年の出走馬のデビュー戦の着順と、そのレースの勝ち馬もしくは2着馬とのタイム差に注目すると、「勝ち馬と0秒2差以内で2着以下」だった馬が、該当する7頭中3頭が優勝し、勝率で42.9%という高い数値をマークしている。それに対し、デビュー戦で「2着馬と0秒6以上の差で1着」だった馬から優勝馬が出ていないのは意外と言えるだろう。ただし、同グループからは2着馬が2頭、3着馬が4頭出ており、デビュー戦1着馬の各グループの中では3着内率でトップに立っている。今年も出走各馬のデビュー戦での着順とタイム差に注目すると面白いかもしれない。
inyofu 前走の4コーナーの通過順も要チェック
過去10年の前走の4コーナーの通過順別成績を調べると、「3、4番手」と「10番手以下」の2グループが、好走率で他のグループを大きく引き離している。最も出走頭数の多い「1、2番手」からは優勝馬が1頭しか出ておらず、好走率でも最も低い数値となっている。前走での位置取りについても、チェックしておいた方がよさそうだ。
【札幌2歳ステークス】のレース傾向では【デビュー戦で勝ち馬と0秒2差以内で2着以下or2着馬と0秒6以上の差で1着】【前走の4コーナーの通過順が3、4番手or10番手以下】の馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第50回【札幌2歳ステークス】登録馬!

inyofu 【フルゲート14頭】

ラヴアンドポップ
アドマイヤエイカン
アフターダーク
アラバスター
アラモアナワヒネ

スパーキングジョイ
ディーズプラネット
デルマオカル
プロフェット
ペイシャオブマーシ

ラシーム
リアルキング
リッジマン(地方馬)

以下、抽選対象馬(1/5)

クロコスミア
コスモフレンチ
ネコダンサー
ペイシャフェリシタ
ボーダレス
フルゲート14頭に対し、18頭が登録されている今年の【札幌2歳ステークス】。後の活躍馬を多数送り出している出世レースだけに、どの馬が出走するか要注目だ。

第50回【札幌2歳ステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 アラバスター 2.7
2 プロフェット 4.5
3 ラヴアンドポップ 5.2
4 アドマイヤエイカン 6.1
5 リアルキング 8.0
6 アフターダーク 16.4
7 スパーキングジョイ 19.1
8 ディーズプラネット 21.7
現時点での予想オッズでは、アラバスターとプロフェットのハービンジャー産駒2頭が人気を集めている。昨年のハービンジャー産駒の重賞成績は苦戦気味だったが、果たして今年はどうか?

第50回【札幌2歳ステークス】有力馬は!?

アラバスター
inyofu 8月16日のメイクデビュー札幌(芝1800m)を1分52秒7の走破時計で優勝したハービンジャー産駒のアラバスター(牡2・松田博資)は、母のレーヴディソールが2010年に阪神ジュベナイルフィリーズを制しているのをはじめ、近親に活躍馬がずらりと並ぶ良血馬だ。この中間は疲労回復に努めて軽めの調整だが、活気があってフットワークは軽やか。初戦がまだ余裕のある体つきだっただけに、レースを1度使われた上積みも見込めそうだ。非凡な素質を秘めていることは間違いなく、本レースで好結果を出して、骨折でクラシック出走がかなわなかった母の分まで活躍したい。
ラヴアンドポップ
inyofu 前走のオープン特別・コスモス賞(札幌・芝1800m)を勝ち、無傷の2連勝を達成したラヴアンドポップ(牡2・安田隆行)。この中間はレースでの疲れも見られず、8月26日に札幌・芝コースで行われた1週前追い切りでは、5ハロン68秒9、ラスト1ハロン11秒7をマーク。終い重点の内容で全体の時計こそ目立たないが、直線で併走馬(古馬500万下)と馬体を併せるとシャープな伸び脚を披露した。馬体の張りも上々で、引き続き好調をキープしている。父のアドマイヤムーンは2005年の本レース優勝馬。父と同じ道程をなぞり、トップホースへの階段を歩めるか、ここが試金石の一戦になりそうだ。
アフターダーク
inyofu 新種牡馬ワークフォース産駒のアフターダーク(牝2・高橋義忠)は、7月26日のメイクデビュー函館(芝1800m)で初陣勝ちを収めた。力の要る馬場コンディション(稍重)で行われたこともあって走破時計の1分54秒5は目立たない数字だが、レースでは、すんなり先手を奪うと、最後の直線で後続を楽に突き放す強い内容を披露した。トレーニングセール出身馬(今年の千葉サラブレッドセール取引馬)らしい完成度の高さが魅力で、重賞挑戦となる今回も軽視は禁物だ。

2015年9月5日(土)に札幌競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第50回【札幌2歳ステークス】。 
今回の出走馬は、デビュー戦を逃げ切って勝利した馬が多く出走するため、【デビュー戦で勝ち馬と0秒2差以内で2着以下or2着馬と0秒6以上の差で1着】【前走の4コーナーの通過順が3、4番手or10番手以下】の条件を満たす馬はほぼ居ない。
そうなると注目は、ハービンジャー×レーヴディソールの超良血馬アラバスターと、既に2勝を挙げているアドマイヤムーン産駒ラヴアンドポップであろう。
昨年のハービンジャー産駒は重賞では苦戦気味だったが、今年はどうか、注目である。

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