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中山巧者集結!秋競馬の主役争奪戦!第61回【産経賞オールカマー】

2015年9月27日(日)に中山競馬場で行われる芝2200メートルのGIIレース、第61回【産経賞オールカマー】。
秋競馬で行われるGIの前哨戦として、古くから親しまれているこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【産経賞オールカマー】歴史!

inyofu 『産経賞オールカマー』は、出走馬に広く門戸を開けたレースとして1955年に創設された重賞競走で、4歳(現3歳)以上・ハンデキャップの条件で中山競馬場・芝2000mを舞台に争われた。
inyofu 1981年に別定重量に変更されたのち、1984年のグレード制導入に伴いGIII に格付けされ、距離も芝2200m(外回り)に延長された。さらに、1986年から1994年まで負担重量を馬齢に変更のうえ、地方競馬招待競走として行われた。ジャパンカップの地方競馬代表の座をかけた地方馬同士の争いが注目を集め、1986年にジュサブロー(愛知競馬)、1991年にジョージモナーク(大井競馬)が勝利を収めている。その後、1995年にGII に格上げされ、負担重量も再び別定重量に戻された。
近年では、秋に行われるビッグレースの前哨戦として定着している【産経賞オールカマー】。更に2014年からは、本競走の優勝馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられるようになった。

【産経賞オールカマー】レースレコード!

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産経賞オールカマーのレースレコードは、2011年にアーネストリーが記録した2:11.2である。アーネストリーは宝塚記念のレコードホルダーでもあり、当時2戦続けてレコードタイムを更新した。

2014年【産経賞オールカマー】

動画を見る
昨年の産経賞オールカマーでは、2番人気マイネルラクリマが、先行逃げ切りを決め勝利した。

↓【産経賞オールカマー】過去5年のレース映像はこちら↓

【産経賞オールカマー】レース傾向

inyofu 前走の格と着順がポイント
過去10年の前走の条件別成績を調べると、3着以内馬延べ30頭中28頭は、前走でJRAの重賞に出走していた。一方、前走でJRAの重賞以外のレースに出走していた馬は優勝例がなく、3着内率も5.7%にとどまっている。前走がオープン特別や条件クラス、障害競走、地方・海外のレースだった馬は評価を下げるべきだろう。また、前走で「JRAのGI・JpnI」に出走していた馬が3着内率52.6%と高い好走率をマークしているのに対し、前走が「JRAのGII・JpnII」だった馬の3着内率は28.6%、「JRAのGIII・JpnIII」だった馬の3着内率は17.5%にとどまっている。前走でJRAの平地重賞に出走していた馬を比較する際は、そのレースの格を重視したい。
inyofu なお、前走の条件が「JRAのGI・JpnI」「JRAのGII・JpnII」以外だった馬のうち、そのレースでの着順が「6着以下」だった馬は3着内率4.3%と、より低調な成績となっている。
inyofu コース適性の高い馬が優勢
過去10年の連対馬延べ20頭中18頭は、当レースと同じ競馬場(2005~2013年は中山競馬場、2014年は新潟競馬場が対象)で行われた1600万下から上のクラスのレースで4着以内に入った経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬の連対率は3.6%にとどまっている。今年は中山競馬場で行われた1600万下より上のクラスのレースで好走経験がある馬を重視すべきだろう。
inyofu 各馬のキャリアに注目
過去10年の出走馬の通算出走回数別成績を調べると、3着以内馬延べ30頭中23頭は通算出走回数が「25回以下」だった。一方、「26回以上」だった馬は3着内率10.8%とやや苦戦している。キャリアが豊富な馬は評価を下げるべきかもしれない。
inyofu 近年は休養明けの馬が中心
過去5年の前走との間隔別成績を調べると、連対馬10頭中9頭は前走との間隔が「中10週以上」だった。該当馬は3着内率36.7%と好走率も高い。2009年以前は「中9週以内」の馬が好走するケースが多かったが、近年の傾向を重視するなら休養明けの馬に注目したい。
【産経賞オールカマー】のレース傾向では、【前走がJRAのGIもしくはGII】【中山競馬場で行われた1600万下より上のクラスのレースで4着以内に入った経験あり】【通算出走回数が25回以下】【前走との間隔が中10週以上】の競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第61回【産経賞オールカマー】登録馬!

inyofu 1.オーシャンブルー
2.ゴールドアクター
3.サトノノブレス
4.ショウナンパンドラ★
5.スターバリオン
6.セキショウ
7.タマモベストプレイ
8.ヌーヴォレコルト★
9.ハギノハイブリッド●
10.マイネルフロスト★
11.マイネルミラノ
12.マウントシャスタ
13.マコトブリジャール
14.マジェスティハーツ
15.マリアライト
16.ミトラ
17.メイショウカドマツ
18.メイショウカンパク
19.メイショウナルト
20.レッドレイヴン
21.ロゴタイプ

※注目レース経由から臨んで来る馬

★G1レース経由から臨んで来る馬
●札幌記念経由から臨んで来る馬
今年は21頭の登録があった産経賞オールカマー。過去10年のレース傾向では、GIレースを経由した馬が高い好走率を誇り、今年の登録馬の中ではショウナンパンドラ・ヌーヴォレコルト・マイネルフロストの3頭が対象となる。

第61回【産経賞オールカマー】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ヌーヴォレコルト 3.2
2 ロゴタイプ 5.0
3 ゴールドアクター 7.0
4 ショウナンパンドラ 9.0
5 サトノノブレス 9.7
6 マイネルミラノ 9.8
7 マイネルフロスト 12.2
8 ミトラ 14.3
9 マリアライト 17.6
10 ハギノハイブリッド 28.0
現時点での予想オッズでは、ヌーヴォレコルトやロゴタイプといったGI馬が人気を集めている。また、8か月余りの休み明けで臨んだ前走 洞爺湖特別を快勝したゴールドアクターも注目だ。

第61回【産経賞オールカマー】有力馬は!?

【前走がJRAのGI】【中山競馬場で行われた1600万下より上のクラスのレースで4着以内に入った経験あり】【通算出走回数が25回以下】【前走との間隔が中10週以上】ヌーヴォレコルト
inyofu ヌーヴォレコルト(牝4・斎藤誠)は、3歳時の昨年に桜花賞3着、オークス優勝、秋華賞2着、エリザベス女王杯2着と、牝馬限定GI で好成績をマーク。JRA賞最優秀3歳牝馬のタイトルこそ獲得できなかったが、同世代屈指の実力を持っていることは間違いない。4歳を迎えた今年は、3走前の中山記念で牡馬のGI 馬2頭(2着ロゴタイプ、5着イスラボニータ)を破って自身3度目の重賞制覇を達成。前々走のヴィクトリアマイルは6着、前走の宝塚記念も5着と近2走の結果は案外だが、放牧でリフレッシュしての出走となる今回、巻き返しが期待される。
【前走がJRAのGII】【中山競馬場で行われた1600万下より上のクラスのレースで4着以内に入った経験あり】【通算出走回数が25回以下】【前走との間隔が中10週以上】ロゴタイプ
inyofu ロゴタイプ(牡5・田中剛)は、2歳時の2012年に朝日杯フューチュリティSを、3歳時の2013年春には皐月賞を優勝しており、今回のメンバーの中に入っても実績面では上位と言える馬。皐月賞優勝後は休養が多かったこともあり勝ち星から遠ざかっているが、5歳になった今年は、4走前の中山金杯で2着、前々走の中山記念でも2着に入っており、久々の重賞制覇は近そうな雰囲気が漂っている。前走の産経大阪杯(5着)の後は体調が整わず放牧へ出され、今回は約5か月半ぶりのレースとなるが、9月3日に美浦トレーニング・センターへ帰厩した後は、順調に調整が進められている。休み明けでも力を出せる気性だけに、今回、得意の中山・芝コースで完全復活を果たしたいところだ。
【中山競馬場で行われた1600万下より上のクラスのレースで4着以内に入った経験あり】【通算出走回数が25回以下】【前走との間隔が中10週以上】マイネルフロスト
inyofu マイネルフロスト(牡4・高木登)は、5月17日に行われた前走の国際G1・シンガポールエアラインズインターナショナルC(クランジ・芝2000m)で4着に健闘。今回は約4か月半ぶりの実戦になるが、放牧での休養を経て、美浦トレーニング・センターへ帰厩後は坂路と南Wコースを併用して順調に調整が進められている。3歳時の昨年春には毎日杯を優勝し、日本ダービーでも3着に好走した世代上位の実力馬。今回、これまで勝ち星を挙げられていない中山・芝コースが舞台でも、好勝負ができるはずだ。

2015年9月27日(日)に中山競馬場で行われる芝2200メートルのGIIレース、第61回産経賞オールカマー。
今回の出走馬の中で、好走する条件をすべて満たしているのはヌーヴォレコルト・ロゴタイプ・ミトラの3頭である。
その中でも注目は中山競馬場で圧倒的な強さを見せるロゴタイプであろう。中山での戦績は(3・2・1・0)で出走したレースは全て重賞、GIも2勝しており、ここでの信頼度も高い。
そのロゴタイプを中山で打ち負かしたヌーヴォレコルトも好走は必至だ。
また、好走する条件をすべて満たしている最後の1頭ミトラはセン馬なので、ある意味オールカマー向きであろう。
いつの日か、出走馬全てがセン馬である、本当のオールカマーも見てみたいものである。

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