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今年は牝馬が強い!第49回【スプリンターズステークス】

2015年10月4日(日)に中山競馬場で行われる芝1200メートルのGIレース、 第49回【スプリンターズステークス】。
秋のGIシリーズ開幕戦であり、名スプリンターがしのぎを削ってきたこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【スプリンターズステークス】歴史!

inyofu 1967年に4歳(現3歳)以上・ハンデキャップの条件で中山競馬場・芝1200mを舞台に創設された『スプリンターズステークス』は、当時4歳(現3歳)以上の馬が出走できる唯一のスプリント重賞だった。1984年のグレード制導入に伴い本競走はGIII に格付けされ、開催時期を3月に移行し、京王杯スプリングCとともに安田記念のステップレースとして位置付けられたのち、1987年にGII へ格上げされた。
inyofu その後、1年を締めくくるスプリント系の大レースを開催しようとする機運が高まり、本競走は1990年にGI に格上げされ、開催時期も有馬記念の1週前となった。さらに、2000年にスプリント競走体系が整備されたことにより、初秋の中山開催の最終週に開催時期が繰り上げられた。以来、秋競馬最初のGI レースとして定着している。
様々な経緯を経て、今では秋シーズン最初のスプリントGIとして定着したスプリンターズステークス。また、2005年に世界初の国際スプリントシリーズとなるグローバルスプリントチャレンジが創設され、本競走はその第8戦として行われている。

【スプリンターズステークス】レースレコード!

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【スプリンターズステークス】のレースレコードは、2012年にロードカナロアが記録した1:06.7である。引退後、種牡馬となったロードカナロアの初年度産駒が今年のセレクトセールに出され、上場20頭中17頭が落札されるという盛況ぶりだった。

2014年【スプリンターズステークス】

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昨年のスプリンターズSは、工事の関係で新潟競馬場で行われた。レースでは13番人気スノードラゴンが直線で抜け出し、半馬身差ながら勝利した。

↓【スプリンターズS】過去5年のレース映像はこちら↓

【スプリンターズステークス】レース傾向

inyofu 同年の実績に注目
過去10年の連対馬延べ20頭中12頭は、同年のJRAのGI またはGII において連対経験のある馬だった。該当馬は連対率30.0%、3着内率35.0%と好走率でもその経験がなかった馬を大きく上回っている。年明け以降にJRAのGI またはGII で連対した実績を持っている馬は比較的信頼できるようだ。
inyofu 前走で先行していた馬は堅実
前走がJRAのレースだった馬について、そのレースでの4コーナーの通過順別に成績を調べると、前走の4コーナーを「3番手以内」で通過していた馬が3着内率40.5%をマークしているのに対し、「4番手以下」だった馬は3着内率10.5%とやや苦戦している。馬群の中団や後方からレースを進める馬よりも、先行力が高い馬を重視すべきだろう。
inyofu 6歳以上の馬は割り引き
過去10年の3着以内馬延べ30頭中22頭は、「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」の馬は3着内率9.9%とやや苦戦している。「6歳以上」の馬は過信禁物と言えそうだ。
inyofu 前走が芝1200m以外のレースだった馬は不振
過去9年の3着以内馬延べ27頭中、2010年3着のサンカルロを除く26頭は前走で「芝1200m」のレースに出走していた。ちなみに、10年前の2005年の3着以内馬はいずれも前走で芝1600mのレースに出走していたが、それ以降は「芝1200m」のレースからの臨戦馬が圧倒的に優勢だ。
inyofu 主要な前哨戦を経由してきた馬が中心
過去4年の3着以内馬延べ12頭中、2014年2着のストレイトガール(前走・函館スプリントS)を除く11頭は、前走で「セントウルS」か「キーンランドC」に出走していた。今年もまずはこの2レースを経由してきた馬に注目すべきだろう。
inyofu なお、前走が「セントウルS」または「キーンランドC」だった馬のうち、そのレースでの着順が「4着以内」だった馬は連対率27.3%、3着内率36.4%と比較的高い好走率をマークしている。
inyofu また、同じく前走が「セントウルS」または「キーンランドC」だった馬のうち、そのレースでの単勝人気が「4番人気以内」だった馬も連対率29.2%、3着内率41.7%と比較的高い好走率をマークしている。近年の傾向を重視するなら、「セントウルS」または「キーンランドC」で上位人気に支持され、なおかつ上位の着順に入っていた馬に注目したい。
スプリンターズステークスのレース傾向では、【同年のJRAのGIまたはGIIにおいて連対経験あり】【前走の4コーナーを3番手以内で通過】【5歳以下】【前走が芝1200m】【前走がセントウルSかキーンランドC、4着以内・4番人気以内ならなお良し】の競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第49回【スプリンターズステークス】登録馬!

inyofu ※以下、優先出走馬
アクティブミノル
ウキヨノカゼ

※以下、出走馬決定賞金順
ストレイトガール
ハクサンムーン
サクラゴスペル
ミッキーアイル
コパノリチャード

ウリウリ
ベルカント
マジンプロスパー
フラアンジェリコ
ティーハーフ

リトルゲルダ
スギノエンデバー
ビッグアーサー
ベステゲシェンク
セイコーライコウ

マヤノリュウジン
バーバラ
アフォード
レッドオーヴァル

【外国馬:1頭】
リッチタペストリー
今年のスプリンターズSでは22頭の登録があり、フルゲートは16頭なので6頭が除外されることになる。また、海外から選出されていたラッキーナインは出走を辞退しており、これにより、スプリンターズSへの外国馬出走はリッチタペストリーのみとなった。

第49回【スプリンターズステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ベルカント 4.1
2 ウリウリ 4.2
3 ストレイトガール 4.4
4 ミッキーアイル 9.4
5 ティーハーフ 10.8
6 ハクサンムーン 11.1
7 ビッグアーサー 14.4
8 ウキヨノカゼ 14.5
9 アクティブミノル 16.7
10 リッチタペストリー 27.6
11 コパノリチャード 35.3
現時点での予想オッズでは、ベルカント・ウリウリ・ストレイトガールの3頭がほぼ横並びの人気となっている。他にもミッキーアイルやビッグアーサーなど注目馬が多い。

第49回【スプリンターズステークス】有力馬は!?

【5歳以下】【前走が芝1200m】ベルカント
inyofu ベルカント(牝4・角田晃一)は、前々走のアイビスサマーダッシュと前走の北九州記念を連勝して、今年の『サマースプリントシリーズ』チャンピオンの座に輝いた。前走では、3頭の激しい先行争いから少し離れた好位を追走する絶好のポジション取り。本馬は、少し内にもたれる面を見せていたものの、鞍上の武豊騎手がうまく内めをさばいて残り200m付近で先頭に躍り出ると、後続の追撃を振り切って勝利を飾った。16日に栗東坂路で行われた2週前追い切りでは、馬なりで4ハロン51秒1、ラスト1ハロン12秒1の好時計をマーク。引き続き好調を維持している様子で、今回、初のGI タイトルを手に入れるシーンがあっても不思議はない。
【同年のJRAのGIまたはGIIにおいて連対経験あり】【5歳以下】【前走が芝1200m】【前走がセントウルS、4着以内・4番人気以内】ウリウリ
inyofu ウリウリ(牝5・藤原英昭)は、初めて芝1200mの距離に参戦した前々走のCBC賞を優勝すると、前走のセントウルSでは、スタートで出遅れながらも、出走メンバー中最速となる上がり3ハロン32秒8(推定)の末脚を駆使して猛然と追い込み、勝ち馬のアクティブミノルとハナ差の2着まで追い上げた。高いスプリント適性を示しているうえに、前走で速い時計の決着に対応できたことも収穫と言える。今回、持ち味の瞬発力をフルに生かせるハイペースの展開になれば、最後の直線で前にいる馬をまとめて差し切るシーンが見られるかもしれない。
【5歳以下】【前走が芝1200m】ビッグアーサー
inyofu ビッグアーサー(牡4・藤岡健一)は、デビューから無傷の5連勝を達成した素質馬。前走の北九州記念で2着に敗れて連勝はストップしたものの、初めての重賞挑戦ながら最後の直線でしっかり末脚を伸ばして追い上げており、好内容と言えるレースぶりだった。4走前の1000万下・岡崎特別(中京・1200m)では、ティーハーフ(2着、のちに函館スプリントSを優勝)を抑えて快勝。この時にマークした1分08秒6の走破時計は、同日に同舞台で行われたGI・高松宮記念の勝ちタイム(1分08秒5、共に稍重)と遜色のないもので、本馬もGI 級の能力を秘めていると見ていいだろう。

2015年10月4日(日)に中山競馬場で行われる芝1200メートルのGIレース、 第49回スプリンターズステークス。
現時点での予想オッズでは、ベルカント・ウリウリ・ストレイトガールの3頭が人気を集めており、人気上位馬は全頭牝馬という珍しい展開となっている。
その中でも特に注目はベルカントで、前々走アイビスサマーDでスプリント能力が開花し重賞連覇。前走北九州記念では武豊騎乗でビッグアーサーを退け勝利。武豊騎手はコパノリチャードの先約を蹴ってベルカントに騎乗予定で、陣営のGI制覇への意気込みは強いだろう。

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