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史上7頭目のスプリント&マイル制覇【第49回スプリンターズステークス】レース結果まとめ

10月4日(日)中山競馬場で行われた秋のスプリントGI【第49回スプリンターズステークス】混戦のスプリント界を制したのは!?今回もレース結果やコメント等まとめてみた。
馬キュレ

スプリンターズステークスはストレイトガールが優勝

inyofu 第11R・スプリンターズS(GI、芝1200m)は、中団で構えた1番人気ストレイトガール(牝6、栗東・藤原英)が、直線で馬群を縫うように伸び、鋭く差し切って今年のヴィクトリアマイルに続く2つ目のGIタイトルを獲得した。勝ちタイムは1分8秒1(良)で、鞍上は戸崎騎手。3/4馬身差の2着は馬場の三分どころを伸びてきた11番人気サクラゴスペル、2着にクビ差の3着は大外から追い込んできた9番人気ウキヨノカゼが入っている。なお、2番人気ベルカントは直線で伸びを欠き13着に、3番人気ウリウリは差し脚届かず5着に終わった。

▽配当
単勝2 440円
馬連2-4 5550円
馬単2-4 9090円
3連複2-4-6 2万3020円
3連単2-4-6 10万6170円
(2.ストレイトガール、4.サクラゴスペル、6.ウキヨノカゼ)

▽【ストレイトガール】
父フジキセキ
母ネヴァーピリオド
母父タイキシャトル
※近親に神戸新聞杯勝ちや皐月賞2着のオースミブライト、関屋記念勝ちなど重賞3勝のオースミコスモらがいる。 通算28戦10勝(うち海外1戦0勝)
動画を見る
スタート直後に他馬と接触して位置取りが後ろになったが、それでも鞍上は慌てなかった。中団で流れに乗りロスなく直線へ。馬群の狭いスペースから外に持ち出すと、一気の伸び。7頭が一団で流れ込む大激戦から1頭だけ抜け出し優勝。昨年2着の雪辱を果たすとともに、史上7頭目の古馬スプリント&マイルGI制覇を果たした。

レース後コメント 戸崎騎手「手応えが抜群で気合いも乗っていました」

inyofu 1着 ストレイトガール(戸崎圭太騎手)
「センスのいい馬ですから、出たなりで行きました。手応えが抜群で気合いも乗っていましたし、直線ではとてもいい切れ味でした。これまで1200mを中心に走っていて、その1200mのGIを勝つことができてとても嬉しいです」

藤原英昭調教師「1つの目標を達成できた」

inyofu 「去年は新潟(2着)だったけど、中山の方が絶対合うと思っていた。もう6歳牝馬になってしまったが、何とか頑張ってくれた。長年使ってじっくり仕上げ、作り上げてきた馬でG1を取れるのは幸せ」と喜びをかみしめた藤原英師は、1番人気での勝利と聞かされ「え!? 1番人気か。G1で1番人気で勝つのが開業当初からの目標だった。まず1つの目標を達成できた」と声を高めた。

廣崎オーナー「私の運気に懸かっていると思った」

inyofu ストレイトガールの馬主で都市計画事業のASKグループ(東京、大阪)を主宰する廣崎利洋オーナー(68)は、背広の胸ポケットに神社のお守りを潜ませて観戦した。「厩舎が最高に仕上げてくれたのであとは私の運気に懸かっていると思った」。レース前には兵庫県西宮市の自宅近くにある越木岩神社で必勝祈願。「ストレイトガールに最良の運気を上げて下さい」と記した願掛けのお守りを中山に持参した。

11番人気が激走2着 サクラゴスペル

inyofu 2着は11番人気のサクラゴスペル。同じ舞台でGIII夕刊フジ賞オーシャンSの2勝を含めて3勝を挙げているコース巧者が、好位でスムーズに流れに乗り、しっかり伸びた。 「悔いはない。完璧。休み明けだけど、うまく乗ったなと思ってもらえる競馬ができる状態に仕上げてくれたスタッフに感謝です」。横山典騎手の言葉に、西塚助手は「ありがとうございます。一瞬、(GI制覇の)夢を見ました」と頭を下げた。

上がり最速で3着と健闘 ウキヨノカゼ

inyofu 3着 ウキヨノカゼ(四位洋文騎手)
「惜しかったです。あれこれ考えずにリズムを大事にして行きました。勝ち馬は力もありますし、いい感じに出てこられてしまいました。この馬も大した馬です。ペースが落ち着いたわりには最後まで来ているし、よくがんばっています」
前走のキーンランドカップ優勝で勢いに乗るウキヨノカゼが後方から鋭く伸びて3着。9番人気と評価は低かったが、上がり3F32秒8の最速でGI戦でも通用する末脚を披露した。

道中掛かって4着 ミッキーアイル

inyofu 4着 ミッキーアイル(浜中俊騎手)
「内側に馬がいたので、その馬を見ながら途中で引っかかってしまいました。先行馬が崩れる中で最後まで残っていましたし、力はあります」
昨年のNHKマイルカップを制した4番人気のミッキーアイルは、3コーナー手前でハミを取って掛かり気味になり、道中3番手から直線半ばで一旦先頭へ。しかし、後続馬の強襲に屈して4着に敗退した。

自慢の決め手を発揮できず5着 ウリウリ

inyofu 3番人気のウリウリは中団やや後方から外を進出し、直線でエンジン点火。だが、中山の急坂で脚勢が鈍り気味となり、勝ち馬ストレイトガールから0秒2差の5着に終わった。 自慢の決め手を発揮できず、僚馬に伸び負けした内容を岩田は淡々と振り返る。「きょうは正攻法。使える脚が短いから結果的には内をさばいた方が良かった。でも、輸送をしても体が(2キロ)増えていたのは収穫」。戴冠はならなかった一方で、今後への手応えもつかむ一戦となった。

直線全く反応せず13着 ベルカント

inyofu 13着同着 ベルカント(武豊騎手)
「いい形で行けましたが、負けるときはあっさり負けてしまう馬で、そんな形になってしまいました。絶好位で運べましたし、よくわかりません。イレ込みはきつかったのですが、ゲート裏では落ち着いていましたし......」
2番人気に推されたベルカントは、道中は好位4番手の内で運んだが、直線はまったく反応せず馬群に飲み込まれ、13着同着。重賞2連勝でサマースプリントシリーズを制し、自信満々に挑んだ大舞台だったが、もろさを露呈する結果に陣営も驚きを隠せなかった。

その他着順&コメント

inyofu ▼6着リッチタペストリー(ルメール)ラスト50メートルで同じ脚色になってしまった。雨が降れば、もっと良かったかな。

▼7着レッドオーヴァル(蛯名)流れに乗れた。頑張っているけど、1200メートルは忙しいのかな。

▼8着スギノエンデバー(松山)できれば勝ち馬と同じ位置で運べれば良かったけど、力は出している。

▼9着アクティブミノル(藤岡康)こちらの方が速かったけど、途中で行く馬がいて。ただ厳しい形でも、最後は一瞬伸びた。まだ3歳で、これからもっと良くなると思う。

▼10着ティーハーフ(国分優)状態はとても良かった。ただ、ペースが落ち着いてしまって…。

▼11着リトルゲルダ(川田)内からぶつけられて、下げざるを得なかった。

▼12着ハクサンムーン(酒井)少し出負けしたが、今回はハナにこだわる予定だった。途中でうまく息も入ったけど。

▼13着同着コパノリチャード(M・デムーロ)今はもう少し距離があった方がいい印象。それに右回りより左回りが合う。

▼15着フラアンジェリコ(北村宏)初の1200メートルで追走するだけで終わってしまった。

国内ラストランで短距離路線の頂点に立ったストレイトガールの今後は、昨年3着だった香港スプリントに再挑戦して引退。世界のスプリント女王の称号を得て、有終の美を飾れるか注目したい。

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