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サトノアラジンがGI馬に挑む!第18回【富士ステークス】

2015年10月24日(土)に東京競馬場で行われる芝1600メートルのGIIIレース、第18回【富士ステークス】。
【マイルチャンピオンシップ】の前哨戦であり、波乱の決着が多いこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【富士ステークス】歴史!

inyofu 1981年のジャパンカップ創設に伴い、同競走に出走する招待馬とその帯同馬ならびに代表候補の地方競馬所属馬が出走できる「国際招待競走」として4歳(現3歳)以上・混合・定量のオープン競走が設けられ、同年より11月上旬に東京競馬場の芝1800mで行われていた。1984年、このオープン競走に『富士ステークス』と名付けられたのが本競走の前身である。1997年に距離を芝1400mに短縮のうえ、11月下旬に開催時期を移されたことにより、当時12月中旬に行われていたスプリンターズSの前哨戦として位置付けられていた。
inyofu 翌1998年に富士SはGIII の重賞競走に昇格し、国際競走として外国馬は4頭まで出走が認められ、そして地方競馬所属馬は中央競馬指定交流競走として「スプリンターズS出走候補馬3頭」が出走可能となった。その後、2000年にスプリンターズSが初秋の中山開催に移設されたため、本競走は距離を芝1600mに変更のうえ、開催時期も11月から10月に繰り上げられたことにより、マイルチャンピオンシップの前哨戦として位置付けられ、地方競馬所属馬は「マイルチャンピオンシップ出走候補馬3頭」に出走資格が与えられた。
ジャパンCの前哨戦として創設され、スプリンターズSの前哨戦を経て、今ではマイルチャンピオンシップの前哨戦となっている富士S。2014年からは本競走の優勝馬に、マイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられることとなった。

2014年【富士ステークス】

動画を見る
2014年の富士Sでは、2番人気の3歳馬ステファノスが、後のGI馬ダノンシャークを打ち破り、1:33.2のタイムで勝利した。
ちなみに本競争のレコードタイムは、2003年にミレニアムバイオが記録した1:32.0である。

↓【富士S】過去5年のレース映像はこちら↓

【富士ステークス】レース傾向

inyofu 5歳以下の馬が中心
過去10年の3着以内馬延べ30頭中23頭は「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」の馬は3着内率10.0%と、「5歳以下」の馬に比べ苦戦している。
inyofu 前走で先行していた馬は過信禁物
2009年以降過去6年の3着以内馬延べ18頭はいずれも前走がJRAの平地競走で、そのレースの4コーナーを「4番手以下」で通過していた。昨年も、前走の4コーナーを3番手で通過していた1番人気のダノンシャークが7着に敗れている。2008年以前は前走で先行していた馬も3着以内に入っていたが、近年の傾向を重視するなら評価を下げるべきだろう。
inyofu 京都・芝コースに実績のある馬が比較的堅実
過去4年の3着以内馬延べ12頭中9頭は、京都・芝コースで行われたオープンクラスのレースで4着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率28.1%と好走率も比較的高い。左回りの東京競馬場に対して、京都競馬場は右回りとコース形態の違いはあるが、京都・芝コースの実績も重要なポイントと言っていいだろう。
富士Sのレース傾向では、【5歳以下】【京都・芝コースで行われたオープンクラスのレースで4着以内に入った経験がある】【前走の4コーナーを4番手以下で通過していた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第18回【富士ステークス】登録馬!

inyofu クラリティスカイ
ダノンプラチナ
カレンブラックヒル
ロゴタイプ
アルマワイオリ

ヤマカツエース
フルーキー
サトノアラジン
ワールドエース
シェルビー

ヤングマンパワー
グァンチャーレ
シャイニープリンス
グランシルク
アルバタックス

マイネルホウオウ
ブレイズアトレイル
バクシンテイオー
ダブルスター
マコトブリジャール

ロサギガンティア
フルゲート18頭に対して21頭の登録があった今年の【富士S】。クラリティスカイやダノンプラチナ、カレンブラックヒル、ロゴタイプといったGI馬が多数登録されており、GIIIとは思えないほどの豪華メンバーが集まった。

第18回【富士ステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 サトノアラジン 2.6
2 フルーキー 4.9
3 クラリティスカイ 5.8
4 ダノンプラチナ 9.5
5 ロゴタイプ 11.7
6 グランシルク 13.2
7 ヤングマンパワー 16.1
8 カレンブラックヒル 18.9
9 ワールドエース 22.2
10 ヤマカツエース 28.8
現時点での予想オッズでは、数々のGI馬を抑えてサトノアラジンやフルーキーといった上がり馬に人気が集中している。

第18回【富士ステークス】有力馬は!?

【5歳以下】【前走の4コーナーを4番手以下で通過していた】サトノアラジン
inyofu 重賞タイトルこそまだ獲得していないが、GI 馬5頭という今回の豪華メンバーの中に入っても、主役候補の一頭に挙げられるサトノアラジン(牡4・池江泰寿)。父はディープインパクト、母はアメリカの重賞優勝馬マジックストーム、1歳年上の全姉に2014年のエリザベス女王杯優勝馬ラキシスがいる良血馬だ。本馬は、前走のエプソムCで勝ち馬のエイシンヒカリとクビ差の2着に敗れたが、そのエイシンヒカリが次走の毎日王冠で後続に1馬身1/4差をつけて優勝したことから、本馬の能力も優に重賞レベルと言えるだろう。今回は約4か月半の休み明けになるが、15日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、併走馬のサトノラーゼン(3歳・オープン、今週の菊花賞に出走予定)にクビ差先着。久々を感じさせない軽快な動きを披露しており、好仕上がりでレースに臨めそうだ。
【5歳以下】【前走の4コーナーを4番手以下で通過していた】クラリティスカイ
inyofu 前走のNHKマイルCを優勝し、“3歳マイル王”の称号を手に入れたクラリティスカイ(牡3・友道康夫)。レースでは、スタート後に少し行きたがる面を見せたが、道中は好位で折り合いに専念。残り100m付近でアルビアーノ(2着)を捕らえて先頭に立つと、最後は1馬身差をつけて勝利を飾った。今回は5か月半ぶりの実戦で、仕上がり具合が鍵になるが、15日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、6ハロン86秒4をマーク。併走馬(3歳・500万下)に1馬身ほど遅れたものの、もともと調教ではあまり動かない実戦タイプの馬だけに、力を出せる態勢と見ていいだろう。
【5歳以下】【京都・芝コースで行われたオープンクラスのレースで4着以内に入った経験がある】【前走の4コーナーを4番手以下で通過していた】フルーキー
inyofu フルーキー(牡5・角居勝彦)も、侮れない存在だ。1番人気に支持された前走のオープン特別・ポートアイランドS(阪神・芝1600m)では、道中は好位のインで末脚を温存し、残り300m付近で進路が狭くなるシーンがあったものの、前が開くと鮮やかに抜け出して勝利を収めた。レース後は疲れもなく、状態は高いレベルで安定している様子。今回は、休み明けで臨む有力馬が多い中、順調にレースを使われている点はアドバンテージとなるはずだ。ここまで全15戦のうち掲示板(5着以内)を外したのが1回(2013年菊花賞6着)だけという安定感も魅力で、このメンバーに入っても、能力は引けを取らない。

2015年10月24日(土)に東京競馬場で行われる芝1600メートルのGIIIレース、第18回富士ステークス。 
今年はクラリティスカイ、ダノンプラチナ、カレンブラックヒル、ロゴタイプ、マイネルホウオウのGI馬5頭が出走するという珍しい事態となっているが、クラリティスカイとダノンプラチナは長期休み明け、カレンブラックヒルとロゴタイプとマイネルホウオウは調子を落としているので、やはりここはサトノアラジンに注目したい。
また、2番人気フルーキーもレースで好走する条件を満たしており、見逃せない存在だ。

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