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来年の桜花賞馬はここで決まる!?第4回【アルテミスステークス】

2015年10月31日(土)に東京競馬場で行われる芝1600メートルのGIIIレース、第4回【アルテミスステークス】。
暮れの2歳女王決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦に位置付けられているこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【アルテミスステークス】歴史!

inyofu 『アルテミスステークス』は、関東における阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦として、2012年に創設された2歳牝馬限定の重賞競走である。東京競馬場を舞台に馬齢重量で争われ、距離は阪神ジュベナイルフィリーズと同じ芝1600mで行われる。
inyofu 本競走は国際競走に指定され、9頭までの外国馬に出走が認められている。また、地方競馬指定交流競走として、地方競馬所属馬は「阪神ジュベナイルフィリーズ出走候補馬3頭」に出走資格が与えられている。なお、2013年までは格付け取得に必要な2年間の競走実績を有していないため、格付けは「重賞」と表記されていたが、2014年に「日本グレード格付け管理委員会」の承認を受けたことにより、本競走はGIII に格付けされた。
本競争の歴代優勝馬の中では、まだGI馬が誕生していないが、一昨年の2着馬アユサンと昨年2着のレッツゴードンキが桜花賞を制しており、注目度は年々増している。

【アルテミスステークス】レースレコード!

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アルテミスステークスのレースレコードは、2012年にコレクターアイテムが記録した1:33.8である。コレクターアイテムは次走 阪神ジュベナイルフィリーズでは1番人気に推されたが、勝ち馬ローブティサージュに0.2秒届かず4着に終わった。

2014年【アルテミスステークス】

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昨年のアルテミスステークスでは、9番人気ココロノアイが1番人気レッツゴードンキと最後まで競り合い、ハナ差で勝利した。

↓【アルテミスS】過去5年のレース映像はこちら↓

【アルテミスステークス】レース傾向

inyofu 直近で勝利したレースの距離は要チェック 
過去3年のアルテミスS出走馬が直近で勝利していたレースの距離を調べてみると、優勝馬3頭と3着馬3頭はすべて「芝1500~1600m」のレースを勝利していた。また、2着馬3頭のうち2頭は「芝1800m以上」のレースを勝っており、3着以内馬9頭中8頭は、直近で勝利したレースが芝1500m以上のレースとなっている。直近で勝利したレースが芝1400m以下やダートのレースだった馬は、割り引いて考えたい。
inyofu 下位人気馬の台頭も十分
2005~2014年の過去10年間に東京・芝1600mで行われた2歳オープンクラスのレースは、過去3年のアルテミスSを含め計11レースを数える。その11レースの単勝人気別成績をまとめると、4番人気以内の各グループは3着内率で45%を超える数値をマークしている。それに対し、5番人気以下の各グループは同27.3%以下と、「4番人気」と「5番人気」を境にして3着内率に大きな差がついている。しかし、過去3年のアルテミスSで3着以内に入ったのは、4番人気以内の馬が4頭、5番人気以下の馬が5頭となっており、アルテミスSに限れば下位人気馬の台頭が少なくない点は覚えておいたほうがいいだろう。
inyofu 4コーナーの位置取りにも注目
2005~2014年の過去10年間に東京・芝1600mで行われた2歳オープンクラスのレースを対象に、4コーナーの通過順別成績を調べると、好走率で「2~5番手」のグループがトップとなり、3着内率では他のグループを大きく引き離している。それに対し、「先頭」で通過していた馬は、3着以内に入ったのが1頭だけと苦戦気味。直線の長い東京コースだけに、4コーナーを「先頭」で通過してそのまま押し切るのはなかなか難しいようだ。過去3年のアルテミスS優勝馬の4コーナーの通過順を見ると、2012年のコレクターアイテムが11番手、2013年のマーブルカテドラルが8番手と、3年中2年で中団~後方の位置取りだった馬から優勝馬が出ている(2014年のココロノアイは3番手)。
アルテミスステークスのレース傾向では、【直近で勝利したレースが芝1500m以上】。2歳OPクラスのレース傾向では、【4番人気以内】【先行馬】が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第4回【アルテミスステークス】登録馬!

inyofu ウインクルサルーテ 牝2
ウインファビラス 牝2
エスティタート 牝2
カイザーバル 牝2
クナウ 牝2
クロコスミア 牝2
シトロン 牝2
ジープルメリア 牝2
テイケイレーヴ 牝2
デンコウアンジュ 牝2
トモジャクール 牝2
ビービーバーレル 牝2
ペプチドサプル 牝2
マシェリガール 牝2
メジャーエンブレム 牝2
現時点で15頭が登録されており、無敗の競走馬も多数登録されている。ここから実績で頭一つ抜け出すのはどの馬か、注目したい。

第4回【アルテミスステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 メジャーエンブレム 2.1
2 カイザーバル 3.6
3 エスティタート 3.9
4 ウインファビラス 7.8
5 マシェリガール 15.3
6 ビービーバーレル 20.5
7 クロコスミア 31.3
8 クナウ 39.2
9 シトロン 72.0
現時点では、2戦2勝のメジャーエンブレムが1番人気となっている。2戦ともゴール前で手綱を緩める余裕を見せての圧勝であり、まだまだ底が見えない。

第4回【アルテミスステークス】有力馬は!?

【直近で勝利したレースが芝1500m以上】【4番人気以内】【先行馬】メジャーエンブレム
inyofu 前走の500万下・アスター賞(中山・芝1600m)を1分36秒5の走破時計で優勝し、ここまで2戦2勝と負け知らずのメジャーエンブレム(牝2・田村康仁)。父は、今年の2歳産駒が絶好調のダイワメジャー、母キャッチータイトルは現役時代に通算5勝を挙げ、オープンクラスまで出世した馬という血統背景を持つ。22日に美浦南Wコースで行われた1週前追い切りでは、6ハロン82秒9をマーク。直線で仕掛けられるとグンと加速し、併走馬(3歳・500万下)を2馬身ほど突き放す、躍動感あふれる動きを披露。母の父がオペラハウスという重厚な血脈から、スタミナと成長力を兼ね備えており、ここも勝って通過点にするようなら、今後のGI 戦線でも主役級の評価ができそうだ。
【直近で勝利したレースが芝1500m以上】【4番人気以内】【先行馬】カイザーバル
inyofu 9月21日のメイクデビュー阪神(芝1600m)を1分35秒3の走破時計で勝ち上がったカイザーバル(牝2・角居勝彦)。父エンパイアメーカーは、2011年~2015年の種付けシーズンまで日本で供用されていたが、持ち込み馬としてフェデラリスト(2012年に中山金杯、中山記念を優勝)を輩出するなど、日本の芝への適性は証明済みだ。母ダンスインザムードは2004年の桜花賞、2006年のヴィクトリアマイルの優勝馬で、近親には一流馬がずらりと並ぶ。本馬は、この中間も順調に乗り込みを消化しており、21日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは、今回レースに騎乗予定のC.デムーロ騎手を背に、6ハロン81秒7を計時。併走馬のサンビスタ(古馬オープン)に1馬身ほど先着を果たし、稽古の動き、状態面は申し分ない。重賞のここでどれだけのパフォーマンスを発揮してくれるのか、期待は大きい。
【4番人気以内】【先行馬】エスティタート
inyofu エスティタート(牝2・松永幹夫)は、2009年の宝塚記念、有馬記念などを制したドリームジャーニーの初年度産駒。半兄に、2012年と2013年の中京記念を連覇したフラガラッハ(父デュランダル)がいる良血馬だ。本馬は、前走のオープン特別・ききょうS(阪神・芝1400m)では、勝ち馬のシャドウアプローチとアタマ差の2着に惜敗したが、レース後は疲れを見せず、21日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン53秒6、ラスト1ハロン12秒7をマーク。四肢の回転を利かせたスピード感あふれる動きを見せて、状態の良さをアピールした。父や兄と同じく、一級品の瞬発力を持っており、潜在能力は相当なものがある。今回、関東圏への長距離輸送は初めてになるが、直線の長い東京・芝コースが舞台なら、末脚を存分に生かせそうだ。

2015年10月31日(土)に東京競馬場で行われる芝1600メートルのGIIIレース、第4回アルテミスステークス。 
2歳牝馬同士の戦いとなる為、ほとんどの馬のキャリアは1戦か2戦である。そうなると、今までのレースをいかに圧勝したかが重要な要素となるだろう。
ダンスインザムードの仔カイザーバルは新馬戦を4馬身差で圧勝しており、素質では同年代トップクラスと言える。また、ドリームジャーニーの初年度産駒エスティタートも今後が楽しみな存在だ。
しかし、ここでの最注目はやはりメジャーエンブレムであり、無傷の3連勝での重賞初制覇が期待される。

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