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【天皇賞(秋)の思い出】両陛下に最敬礼。ヘヴンリーロマンスと松永幹夫騎手

日本のG1の中でも、長い歴史と伝統を持つ天皇賞(秋)。2005年はヘヴンリーロマンスが制し、牝馬が天皇賞(秋)を勝ったのはエアグルーヴ以来8年ぶり。また、鞍上の松永幹夫騎手が天皇・皇后両陛下に最敬礼をしたのは、今でも有名である。そんなヘヴンリーロマンスについてまとめてみた。
馬キュレ

4歳12月に重賞初勝利

父サンデーサイレンスは言わずと知れた名種牡馬。母ファーストアクトは不出走馬だが良血馬。
少しずつ着順を上げていき、4歳春までにOP入りを果たすも重賞はなかなか勝てず。降級後、3走目で勝ち上がるとそのまま4歳秋に重賞初勝利を果たした。
inyofu 2歳11月に、阪神競馬場でデビュー。初戦はスティルインラブから離された6着だったが、使われながら力をつけて3歳1月に初勝利。3歳クラシック戦線は同馬主のスティルインラブにまかせるように、ゆったりとしたローテーションを歩み、重賞初勝利は4歳秋の阪神牝馬S。

2005年札幌記念を牡馬相手に勝利

5歳となり、春シーズンは不調。
8月にG3クイーンSを2着になると、そのまま連闘でG3札幌記念へ。
結果は9番人気ヘヴンリーロマンス→12番人気ファストタテヤマ→13番人気コイントスという大波乱。
ちなみに現在の重賞での3連単の最高配当は、今年のヴィクトリアマイルの20,705,810円だ。
inyofu 札幌9Rの第41回札幌記念(3歳以上GII・芝2000m)は、連闘で臨んだ9番人気の5歳牝馬ヘヴンリーロマンス(松永幹夫騎手)が勝利、JRA重賞史上最高配当となる3連単2,759,500円の大波乱決着を演出した。勝ちタイム2分1秒1。
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天皇賞(秋)勝利で両陛下に最敬礼!

2005年の天皇賞(秋)には、東京競馬場に天皇皇后両陛下が御来場。今上天皇による天覧競馬は、天皇賞史上はじめてのことだった。
inyofu  歓声がざわめきへと変わったのは1000m地点。62秒4の超スローペースに波乱の予感が漂います。
 直線は全力の追い比べ。逃げたストーミーカフェを除く17頭の上がり3ハロン推定タイムが34秒を切ったのですから、まさに究極の上がり勝負だったといえるでしょう。
 好位3番手を追走していたダンスインザムードがいち早く抜け出し、中団から猛然と追い上げるゼンノロブロイがこれを交わして勝負が決したかに思われた瞬間、2頭の間を割ってアタマ差突き抜けたのが、14番人気の伏兵ヘヴンリーロマンスでした。
 単勝払戻金7580円は天皇賞史上第3位の高配当。3連単190万馬券が飛び出した春の天皇賞に続き、秋も120万馬券の波乱が巻き起こったのです。
inyofu  この歴史的一戦を制したのが、まさにこの日にふさわしい「天上の愛」という名を持つ馬、ヘヴンリーロマンスである。
inyofu 意外な結果に騒然となる場内。だが、スタンド前に戻ってきたヘヴンリーロマンスの優雅な立ち姿と、馬上から貴賓席の両陛下に最敬礼する松永幹夫騎手の気品あふれる姿を見て、誰もが納得と感動を得たレースとなったのであった。
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その後は、ジャパンカップ7着、有馬記念6着となり現役引退。繁殖牝馬に。 勝ち馬との着差はいずれも0.6で、天皇賞制覇はフロックではなかったことを示した。

最近で最敬礼といえば…

エイシンフラッシュで勝ったミルコ・デムーロ騎手も有名である。

ヘヴンリーロマンス産駒が活躍中!

現役馬では、アムールブリエ(父Smart Strike)、アウォーディー(父ジャングルポケット)、ラニ(父Tapit)がいる。
アムールブリエは、地方で活躍しており、G2エンプレス杯などを勝っている。
アウォーディーは、芝からダートに替わると、2連勝で10月3日にG3シリウスSを勝利した。
ラニは、10月3日の未勝利戦でダートに替わり2着。これからの活躍に期待だ。
いずれもヘヴンリーロマンスの主戦騎手であった松永幹夫厩舎。

人気薄ながら天皇賞(秋)を勝利し、大波乱を演出したヘヴンリーロマンス。鞍上が今は調教師となり、産駒がその厩舎にいるというのは応援したくなる。ヘヴンリーロマンスは芝を走っていたが、産駒が父は違えどダートで活躍してるのもまた面白い。今後の繁殖牝馬としての活躍に期待だ。

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