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波乱必至のマイルCS前哨戦!第58回【スワンステークス】

2015年10月31日(土)に京都競馬場で行われる芝1400メートルのGIIレース、第58回【スワンステークス】。
GIマイルチャンピオンシップの前哨戦であり、1着馬には本番への優先出走権が与えられるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【スワンステークス】歴史!

inyofu 1958年に5歳(現4歳)以上のハンデキャップ競走として創設された重賞競走で、創設当初は京都競馬場・芝1800mで行われていた。その後、1961年に負担重量を別定に、1972年には芝1600m(外回り)にそれぞれ変更された。さらに1984年の番組改革で、本競走は4歳(現3歳)馬にも開放されるとともに、混合競走に指定されて外国産馬の出走も可能となった。
inyofu また、同年より開催時期を春から10月下旬に繰り下げたうえ、芝1400m(外回り)に変更して行われることになり、マイルチャンピオンシップの前哨戦として位置付けられた。
近年の【スワンステークス】は荒れるレースとして知られており、2003年から2006年までは4年連続で10番人気以下の馬が優勝しており、2007年以降も人気薄の馬が多数上位に食い込んでおり、今年も伏兵馬が台頭する可能性は十分にある。

2014年【スワンステークス】

動画を見る
昨年のスワンステークスでは、1番人気ミッキーアイルが期待に応え、1:20.3のタイムで勝利した。
ちなみにスワンステークスのレースレコードは、1996年にスギノハヤカゼが記録した1:19.3である。

↓【スワンS】過去5年のレース映像はこちら↓

【スワンステークス】レース傾向

inyofu 年齢別の成績に特徴あり
過去10年の年齢別成績を調べると、「4歳」馬が5勝2着5回と好成績を収めている一方で、「5歳」馬は2、3着に計8頭が入っているものの、未勝利となっているのが特徴的だ。また、「6歳」馬も2勝を挙げているものの、好走率を見るといまひとつ。ちなみに、「6歳」馬で優勝した2頭には、“前2走がともにGI で、両レースとも8着以下に敗れていた”という共通点があった。
inyofu 単勝オッズ別の成績もチェック
過去10年の単勝オッズ別成績を調べてみると、3着以内馬延べ30頭中、半数の15頭が単勝「10倍以上」の馬だった。好走率の面では「5.0~9.9倍」のエリアの数字が目立っており、連対率と3着内率で「4.9倍以下」の馬を上回っている。また、単勝3番人気に支持された馬(いずれも単勝オッズ「5.0~9.9倍」)は、3着内率70.0%と高い好走率をマークしており、1番人気馬の3着内率30.0%、2番人気馬の同10.0%(連対率は0%)と比べても、好調ぶりが目立つ成績となっている。
inyofu 近走の単勝人気と着順の関係に注目
過去10年のスワンSでは、「3走前までに単勝1、2番人気で5着以下に敗れていたか、単勝二桁人気で連対していた」という成績を持つ馬が9頭連対している。これら9頭のうち、当レースで単勝2番人気以内に支持されていたのは、2005年の2着馬サイドワインダーと昨年の優勝馬ミッキーアイル(ともに1番人気)のみ。近走で、上位人気の支持に応えることができなかったり、反対に、低評価を覆して好走した経験のある馬には注意しておきたいところだ。
スワンステークスのレース傾向では、【4歳馬or前2走がともにGIで、両レースとも8着以下に敗れていた6歳馬】【単勝オッズ5.0~9.9倍】【3走前までに単勝1、2番人気で5着以下に敗れていたor単勝二桁人気で連対していた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第58回【スワンステークス】登録馬!

inyofu コパノリチャード
ダイワマッジョーレ
アルビアーノ
フィエロ
サンライズメジャー
ティーハーフ
リトルゲルダ
テイエムタイホー
ローブティサージュ
オメガヴェンデッタ
サトノルパン
エーシントップ
ベルルミエール
ウイングザムーン
フミノムーン
ワンダーコロアール
サフィロス
バクシンテイオー

以下、除外対象馬
コウヨウアレス
アミカブルナンバー
メイショウウズシオ
ニザエモン
ニシノビークイック
ニンジャ
オーブルチェフ
ロサギガンティア
フルゲート18頭に対して、26頭が登録されている今年のスワンステークス。高松宮記念馬コパノリチャードや3歳の期待馬アルビアーノなどが登録されている。

第58回【スワンステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 フィエロ 2.4
2 アルビアーノ 5.3
3 サトノルパン 6.8
4 ティーハーフ 7.5
5 ダイワマッジョーレ 9.1
6 コパノリチャード 10.2
7 サンライズメジャー 16.2
8 オメガヴェンデッタ 22.9
9 ベルルミエール 25.3
10 ローブティサージュ 43.1
11 ロサギガンティア 49.1
現時点では、今年の安田記念4着馬フィエロが圧倒的1番人気となっている。昨年のこのレースでは3着と好走、次走マイルチャンピオンシップでは惜しくも2着と安定した地力を持っている。

第58回【スワンステークス】有力馬は!?

フィエロ
inyofu フィエロ(牡6・藤原英昭)は、昨年のマイルチャンピオンシップの2着馬。レースでは、好位でスムーズに折り合って追走し、最後の直線で末脚を伸ばして一旦は先頭に立ったものの、内から伸びてきたダノンシャーク(1着)にゴール寸前でハナ差かわされた。ほぼ勝ちに等しい内容と言ってよく、実力はGI 級と判断していいだろう。今回は、前走の安田記念(4着)以来約5か月ぶりのレースになるが、このスワンSに照準を合わせて調整が進められており、好仕上がりでレースに臨めそうだ。ここで待望の重賞初制覇を飾り、本番に向けて弾みをつけたい。
サンライズメジャー
inyofu サンライズメジャー(牡6・浜田多実雄)は、昨年のスワンSでミッキーアイルに次ぐ2着に好走。今年の読売マイラーズCでも勝ち馬のレッドアリオンとクビ差の2着に入っており、ステークスウイナーの仲間入りも近そうな存在だ。今回は、6月のオープン特別・米子S(阪神・芝1600m、7着)以来約4か月半ぶりのレースになるが、10月21日に栗東坂路で行われた1週前追い切りではいい伸び脚を見せており、出走態勢は整ってきている。休み明け初戦から注目が必要だろう。
【4歳馬】【単勝オッズ5.0~9.9倍】【3走前までに単勝1、2番人気で5着以下に敗れていた】サトノルパン
inyofu サトノルパン(牡4・村山明)は、今夏のクラス再編成で1600万下クラスに降級していたが、デビュー15戦目で初めて芝1200mの距離に出走した前走の1600万下・道頓堀S(阪神)で差し切り勝ちを収め、オープンクラス復帰を果たした。折り合い面に課題を残している馬だが、芝のスプリント路線ならその心配は軽減されるようで、さらに上の舞台での活躍が望めるかもしれない。今回の芝1400mの距離は、3歳時の昨年春にファルコンSで2着に好走した成績があり、十分に守備範囲と言える。末脚を生かせるハイペースの展開になれば、上位争いに加わってくるだろう。

2015年10月31日(土)に京都競馬場で行われる芝1400メートルのGIIレース、第58回スワンステークス。 
近年では人気薄の伏兵馬が上位に食い込むケースが多く、1番人気といえど過度の期待は禁物。
1番人気フィエロは、早くからここに絞って調整しており適性的にも問題はないが、好走する条件を満たしていないので若干不安が残る。
なのでここは思い切って3番人気サトノルパンを推したい。過去10年のデータでは、単勝3番人気に支持された馬は3着内率70.0%と高い好走率をマークしており、1番人気馬の3着内率30.0%と比べても、好調ぶりが目立つ。更に好走する条件も満たしており、重賞初制覇に向けて期待大だ。

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