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上がり馬が多数登録!1番人気ゴールドアクターは勝ちきれるか!?第53回【アルゼンチン共和国杯】

2015年11月8日(日)に東京競馬場で行われる芝2500メートルのGIIレース、第53回【アルゼンチン共和国杯】。
前週に天皇賞(秋)が行われていることから、一流馬が参戦してくるケースは少ないが、本レースの好走をきっかけに飛躍を遂げる馬が多いこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【アルゼンチン共和国杯】歴史!

inyofu 本競走は、1963年に日本とアルゼンチンの友好と親善の一環として、アルゼンチン・ジョッキークラブから優勝カップの寄贈を受け、『アルゼンチンジョッキークラブカップ』として創設された。1974年にアルゼンチンの競馬がジョッキークラブから国の管轄に移管されたことに伴い、翌1975年から現在の名称である『アルゼンチン共和国杯』に改められた。
inyofu 第1回は4歳(現3歳)以上・別定の条件で、5月の東京競馬場・芝2300mで行われたが、翌1964年から5歳(現4歳)以上に変更された。その後、幾度かの条件変更を経て、1984年に開催時期を11月に繰り下げたうえ、4歳(現3歳)以上・芝2500mのハンデキャップ競走として行われており、現在に至っている。
2008年の優勝馬スクリーンヒーローはアルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を果たしたあと、続くジャパンカップでは優勝と大きな飛躍を遂げている。一昨年のアスカクリチャン、昨年のフェイムゲームと、ここ2年はすでに重賞を制した実績馬が優勝しているが、今年は実績馬が制するのか、上がり馬が成り上がるのか、注目したい。

【アルゼンチン共和国杯】レースレコード!

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アルゼンチン共和国杯のレースレコードは、2012年にルルーシュが記録した2:29.9である。ルルーシュは未だに現役であるが、この勝利以来、勝ちから遠ざかっている。今では7歳と高齢だが、再び巻き返し、反逆のルルーシュを実現させるか注目である。

2014年【アルゼンチン共和国杯】

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昨年のアルゼンチン共和国杯では、2番人気のフェイムゲームが、4番人気クリールカイザーに2馬身半差をつけて勝利した。

↓【アルゼンチン共和国杯】過去5年のレース映像はこちら↓

【アルゼンチン共和国杯】レース傾向

inyofu 4歳馬が活躍
過去10年の年齢別成績を調べると、優勝馬10頭のうち6頭は「4歳」馬だった。「5歳」馬と「6歳」馬からも優勝馬がそれぞれ2頭出ているが、率の上では「4歳」馬が他の年齢の馬を大きく上回っている。なお、「7歳以上」の馬は延べ37頭が出走したものの、3着以内に入ったのは2005年の3着馬コイントス(7歳)だけだ。
inyofu 上位人気馬が優勢
アルゼンチン共和国杯はハンデキャップ重量で行われるだけに、伏兵馬の台頭が多そうな条件設定ではあるが、過去10年の単勝オッズ別成績を調べてみると、連対馬20頭中16頭は単勝オッズ10倍未満と、上位人気馬が優勢になっている。それに対し、「30.0倍以上」の馬は延べ72頭が出走して、3着以内に入ったのは2010年の3着馬コスモヘレノスのみだ。
inyofu 前走の単勝人気に注目
過去10年の前走の単勝人気別成績を調べてみると、連対馬20頭のうち17頭は、前走の単勝人気が5番人気以内だった。前走で10番人気以下だった馬は2着に3頭入っているが、連対率は5.8%にとどまっている。なお、前走で「6~9番人気」だった馬からは連対馬が出ていないが、3着馬が6頭出ている点に注目したい。
inyofu 上位人気で敗れていた馬にも注目
過去10年のアルゼンチン共和国杯では、「4走前までに芝2200m以上のオープンクラスのレースで、2番人気以内に支持され4着以下に敗れていた」という戦歴を持っている馬が、2006年と2008年を除き連対している。今年も近走で上位人気に支持されながら結果を出せなかった馬の巻き返しには、注意が必要かもしれない。
inyofu 同年の産経賞オールカマー出走馬が連勝中
過去3年のアルゼンチン共和国杯の優勝馬3頭は、同年の産経賞オールカマーに出走して4~6着に入っていた。1995年以降の過去20年の優勝馬の中で、ここ3年の勝ち馬を除けば、同年の産経賞オールカマーに出走していたのは2003年のアクティブバイオだけだ。近年の流れとして、同年の産経賞オールカマーへの出走歴に注目する手もありそうだ。
アルゼンチン共和国杯のレース傾向では、【4歳馬】【単勝オッズ10倍未満】【前走の単勝人気が5番人気以内】【4走前までに芝2200m以上のオープンクラスレースで、2番人気以内に支持され4着以下に敗れていた】【同年の産経賞オールカマーに出走して4~6着に入っていた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第53回【アルゼンチン共和国杯】登録馬!

inyofu 出走可能順
サトノノブレス 58 和田竜二
レーヴミストラル 55 川田将雅
フラガラッハ 57 高倉稜
ラブイズブーシェ 57 古川吉洋
レコンダイト 55 柴田善臣
マイネルメダリスト 56 柴田大知
プランスペスカ 53 熊沢重文
ヒラボクディープ 57 池添謙一
マリアライト 53 未定
スズカデヴィアス 56 藤岡康太
ゴールドアクター 56 吉田隼人
ロンギングダンサー 53 吉田豊
マイネルフロスト 57 松岡正海
ヴァーゲンザイル 54 田辺裕信
プロモントーリオ 55 未定
メイショウカドマツ 55 蛯名正義
ニューダイナスティ 55 石川裕紀人
スーパームーン 55 内田博幸

以下除外対象馬
サイモントルナーレ 49 石神深一
サクラレグナム 55 未定
ニシノビークイック 53 未定
ニンジャ 53 未定
ロサギガンティア 53 未定
アルバート 53 C・デムーロ
マイネルジェイド 52 未定
フルゲート18頭に対して、25頭の登録があった今年のアルゼンチン共和国杯。登録馬の中で実績馬と言えるのはサトノノブレス位で、他の有力馬は上がり馬がほとんどである。

第53回【アルゼンチン共和国杯】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ゴールドアクター 2.2
2 サトノノブレス 6.8
3 レコンダイト 7.4
4 レーヴミストラル 9.7
5 マリアライト 10.6
6 プロモントーリオ 12.6
7 ヒラボクディープ 15.4
8 マイネルフロスト 17.6
9 ラブイズブーシェ 29.3
10 スズカデヴィアス 30.9
昨年の菊花賞では3着、今年入ってからは2連勝と上がり調子のゴールドアクターが圧倒的1番人気となっている。

第53回【アルゼンチン共和国杯】有力馬は!?

【4歳馬】【単勝オッズ10倍未満】【前走の単勝人気が5番人気以内】ゴールドアクター
inyofu 昨年の菊花賞3着馬ゴールドアクター(牡4・中川公成)が、ひと回りパワーアップして重賞戦線に戻ってくる。3歳時の昨秋に、条件クラスのレースを連勝して臨んだクラシック三冠最終戦の菊花賞で3着に食い込み、GI でも能力が通用することを示した。その後はレースの疲れがなかなか取れず、約8か月半の長期休養を挟んだが、今年7月に戦列へ復帰すると、1000万下の洞爺湖特別(函館・芝2000m)→1600万下のオクトーバーS(東京・芝2400m)を連勝してオープンクラス入りを果たした。2008年の本レースを制して、続くジャパンカップも優勝した父スクリーンヒーローのように、本馬も今回のレースを勝って大きな飛躍を遂げることができるのか、注目だ。
【単勝オッズ10倍未満】【4走前までに芝2200m以上のオープンクラスレースで、2番人気以内に支持され4着以下に敗れていた】サトノノブレス
inyofu 新興勢力を迎え撃つ実績馬の代表格はサトノノブレス(牡5・池江泰寿)だろう。これまでに昨年の日経新春杯、小倉記念と重賞を2勝。3歳時の一昨年には菊花賞で2着に入った実績も持つ馬だ。昨年暮れの有馬記念(11着)以降は二桁着順が3戦続いているものの、有馬記念は優勝したジェンティルドンナと0秒6差、前々走の日経新春杯(11着)も1着馬アドマイヤデウスと0秒7差と、着順ほど大きくは負けていない。約8か月半ぶりの実戦となった前走の産経賞オールカマーは、勝ち馬のショウナンパンドラから1秒2離された10着に敗れたが、レースを1度使われて体調面の上積みが見込める今回は、本馬の実力を見直す必要があるだろう。
【単勝オッズ10倍未満】【前走の単勝人気が5番人気以内】レーヴミストラル
inyofu 今年は、未知の魅力にあふれる3歳馬がエントリーしてきた。レーヴミストラル(牡3・松田博資)は、デビュー3戦目となった今年1月の未勝利(京都・芝1800m)→500万下のアザレア賞(阪神・芝2400m)→ダービートライアル・青葉賞と3連勝を決め、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。前走の日本ダービーは9着に敗れたものの、現3歳世代の中で上位の能力を持つ馬であることは間違いないだろう。前走後は放牧で英気を養い、今回は5か月余りの休み明けとなるが、10月28日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りではシャープな動きを披露しており、夏を越して一段と成長した姿を見せてくれそうだ。

2015年11月8日(日)に東京競馬場で行われる芝2500メートルのGIIレース、第53回アルゼンチン共和国杯。 
現時点では、2連勝中のスクリーンヒーロー産駒ゴールドアクターが圧倒的1番人気となっており、ハンデも56キロと好条件である。前走オクトーバーSでも東京競馬場で強さを見せつけており、ここでも好走が期待できる。
一方、ダークホースとして要注目なのはレーヴミストラルである。GII青葉賞を制した実績があるが、ハンデは3歳馬なので55キロ。このレースに3歳馬が出て来ること自体が稀なので、陣営サイドには確かな勝算があるのかもしれない。

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