TOP > レース > 砂の黄金世代集結!第20回【武蔵野ステークス】
レース

砂の黄金世代集結!第20回【武蔵野ステークス】

2015年11月14日(土)に東京競馬場で行われるダート1600メートルのGIIIレース、第20回【武蔵野ステークス】。
秋のダート王者決定戦チャンピオンズCの前哨戦であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【武蔵野ステークス】歴史!

inyofu 1996年に4歳(現3歳)以上による混合・別定の条件で新設された重賞競走で、創設当初は5月に東京競馬場・ダート2100mで行われていた。翌1997年から中央競馬指定交流競走となり、地方競馬所属馬は5頭まで出走が認められていたが、2000年に4頭以内に変更された。
inyofu 2000年にダート競走体系の整備が進められ、ジャパンカップダート(2014年よりチャンピオンズカップに改称)が新設されたことに伴い、本競走は国際競走に指定され4頭までの外国馬が出走可能となった。また、開催時期を秋の東京開催に移設したうえ、距離をダート1600mに短縮して行われることになり、ジャパンカップダートの前哨戦として位置付けられた。その後、2002年から外国馬の出走枠は8頭に拡大された。
2014年から優勝馬にチャンピオンズカップの優先出走権が与えられることになった武蔵野ステークス。また、名馬クロフネのダート転向1戦目として出走したのも、このレースである。

【武蔵野ステークス】レースレコード!

動画を見る
武蔵野ステークスのレースレコードは、2001年にクロフネが記録した1:33.3である。ダート転向1戦目でレコードタイムを更新し、後続に9馬身差を付けての勝利は圧巻であった。

2014年【武蔵野ステークス】

動画を見る
昨年の武蔵野ステークスでは、7番人気ワイドバッハが最後の直線で他馬をすべて抜き去り勝利した。

【武蔵野ステークス】レース傾向

inyofu 伏兵馬の台頭が多い
過去10年の単勝人気別成績を調べると、「1番人気」馬は連対率60.0%、3着内率70.0%とまずまずの数値を記録している。一方で、「6~9番人気」馬が3着内率27.5%をマークしており、これは「2番人気」「3番人気」「5番人気」馬の数値を上回るものだ。伏兵馬の台頭にも警戒が必要と言えるだろう。
inyofu 直近の成績をチェック
過去10年の出走馬について、直近で出走していたJRAのダートのレースでの単勝人気と着順を調べると、そのレースで「1番人気で1着」「1番人気で2着以下」「2番人気以下で1着」だった3グループが好走率で「2番人気以下で2着以下」「JRAのダートのレース不出走」だった2グループに大きな差をつけている。直近で出走したJRAのダートのレースで“1着”または“1番人気”になっていた馬がいれば、今年も大いに注目したい。
inyofu 過去2走で上位人気に推されていた馬に注目
過去10年の出走馬の、過去2走での最低単勝人気別に成績を調べると、「4番人気」と「5番人気」を境に、好走率に大きな開きがあり、「1番人気」と「2番人気」の2グループが3着内率で42.9%、38.9%と他を一歩リードしている。このレースでは、過去2走とも上位人気に支持されていた馬に注目したい。
武蔵野ステークスのレース傾向では、【1番人気or6~9番人気馬】【直近で出走していたJRAダートレースで1着または1番人気】【過去2走とも2番人気以内】の競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第20回【武蔵野ステークス】登録馬!

inyofu アドマイヤロイヤル 56
オーブルチェフ 56
グレープブランデー 58
ゴールデンバローズ 55
セカンドテーブル 55
タガノトネール 57
チャーリーブレイヴ 56
ツクバコガネオー 56
トウシンモンステラ 56
ナガラオリオン 56
ニシケンモノノフ 56
ノンコノユメ 58
ヒラボクプリンス 56
フィールザスマート 56
ベルゲンクライ 56
モーニン 55
ノンコノユメ、モーニン、ゴールデンバローズなどの有力3歳馬や一昨年のフェブラリーS勝ち馬グレープブランデーなど、GIIIとは思えないほど豪華なメンバーが登録されている。

第20回【武蔵野ステークス】予想オッズ

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ノンコノユメ 2.1
2 モーニン 3.6
3 ゴールデンバローズ 4.4
4 グレープブランデー 10.1
5 ニシケンモノノフ 13.6
6 ベルゲンクライ 14.8
7 タガノトネール 23.7
8 アドマイヤロイヤル 31.4
9 チャーリーブレイヴ 51.4
10 フィールザスマート 73.8
現時点の予想オッズではノンコノユメ、モーニン、ゴールデンバローズの3歳馬3頭が上位人気を占めている。

第20回【武蔵野ステークス】有力馬は!?

【1番人気】【直近で出走していたJRAダートレースで1着】【過去2走とも2番人気以内】ノンコノユメ
inyofu ノンコノユメ(牡3・加藤征弘)は、前走のJpnI・ジャパンダートダービー(大井・ダート2000m)を制し、3歳ダート界の頂点に立った馬。前走は、水が浮くほどの不良馬場だったが、最後の直線で鋭い末脚を発揮し、逃げ込みを図るクロスクリーガー(2着)を残り100m付近で捕らえると、一気に2馬身1/2差をつけた。今回は、約4か月ぶりの実戦で仕上がり具合が鍵となるが、11月3日のJpnI・JBCクラシック(大井・ダート2000m)を回避し、本レースに照準を定めて入念な乗り込みを消化。4日に美浦南Wコースで行われた1週前追い切りでは、長めから意欲的に追われて、6ハロン83秒7をマーク。ラストは一杯に追われても少しズブさを見せていたが、追い切りを重ねるごとに動きは良くなっており、力を出せる仕上がりと言えるだろう。今回、他世代の馬とは初対戦になり、58キロの別定重量を背負うが、今後のさらなる飛躍のためにも、好結果を残したいところだ。
【直近で出走していたJRAダートレースで1着・1番人気】【過去2走とも2番人気以内】モーニン
inyofu モーニン(牡3・石坂正)は、今年5月のデビューから負け知らずの4連勝でオープンクラス入り。1番人気に支持された前走の1600万下・秋嶺S(東京・ダート1600m)は、レースの前半800m通過タイムが45秒7というハイペースだったが、好位追走から直線半ばで先頭に躍り出ると、最後までスピードが衰えず、後続を2馬身1/2突き放す完勝劇を演じた。4日に栗東坂路で行われた1週前追い切りは、中2週のローテーションを考慮してか、4ハロン57秒2と控えめの時計だったが、パワフルなフットワークを披露していて、状態は高いレベルで安定している様子。今回が重賞初挑戦となるが、まだ能力の底を見せていないだけに、ここをあっさり勝っても不思議はない。
【過去2走とも2番人気以内】ゴールデンバローズ
inyofu ゴールデンバローズ(牡3・堀宣行)も、3歳ダート界屈指の実力馬だ。2番人気に支持された前走のレパードSは、最内枠(1枠1番)を生かして果敢にハナを奪ったものの、1000m通過タイムが1分01秒5というよどみのない流れの中、クロスクリーガー(1着)に早めにプレッシャーをかけられる厳しい展開。結果は4着に敗れたが、ダート1800mの距離は本馬にとって若干長い印象を受けるだけに、悲観するような内容ではないだろう。今回は約3か月の休み明けになるが、5日に美浦南Wコースで行われた1週前追い切りでは、6ハロン86秒1、ラスト1ハロン12秒5を計時。リズムの良い走りで、スピード感あふれる動きを披露した。前走時より馬体のラインをシャープに見せており、上々の仕上がりでレースに臨めそうだ。他世代の馬と初めて対戦する今回は、真価が問われる一戦になるだろう。

2015年11月14日(土)に東京競馬場で行われるダート1600メートルのGIIIレース、第20回【武蔵野ステークス】。 
2012年産駒は砂の黄金世代と言われており、クロスクリーガーは惜しくも亡くなったが、今年の3歳馬にはスターホースとなれる素質を秘めた馬が多数いる。
そんな3歳馬から、ノンコノユメ、モーニン、ゴールデンバローズの3頭が出走するとなれば注目度が増すのは当然だろう。古馬勢はGI馬グレープブランデーやタガノトネールなどが迎え撃つが、勢いは当然3歳馬にあり、対抗するのは難しいと思われる。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line