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ラキシス2連覇なるか!?それともルージュ復活?第40回【エリザベス女王杯】

2015年11月15日(日)に京都競馬場で行われる芝2200メートルのGIレース、第40回【エリザベス女王杯】。
言わずと知れた秋の女王決定戦であり、近年では3歳馬の活躍が目立っているこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【エリザベス女王杯】歴史!

inyofu 1970年に4歳(現3歳)牝馬三冠競走の最終戦として創設された『ビクトリアカップ』が前身で、1975年にエリザベス女王が来日されたのを記念して、翌1976年から『エリザベス女王杯』として新たに第1回の競走が開催された。当初の競走条件はビクトリアカップを踏襲し、京都競馬場の芝2400m(外回り)、負担重量は定量、4歳(現3歳)牝馬限定の混合競走であった。
inyofu その後、1996年の牝馬競走体系の整備に伴い、競走条件が4歳(現3歳)の牝馬限定から4歳(現3歳)以上の牝馬限定に変更され、同時に距離も芝2400m(外回り)から芝2200m(外回り)へと短縮された。これにより、本競走は牝馬三冠路線を戦ってきた4歳(現3歳)の実績馬と古馬の強豪牝馬が一堂に会し、覇を競い合う一戦としてリニューアルされた。現在では、晩秋の京都競馬場を華やかに彩る“3歳以上の女王決定戦”として親しまれている。
牝馬限定重賞として長い歴史を持つエリザベス女王杯。過去10年では3歳馬が5勝、4歳馬が3勝、5歳馬が2勝と、3歳馬の活躍が目立っている。

【エリザベス女王杯】レースレコード!

動画を見る
エリザベス女王杯のレースレコードは、2001年にトゥザヴィクトリーが記録した2:11.2である。トゥザヴィクトリーはこの勝利で、JRA賞最優秀4歳以上牝馬を受賞した。

2014年【エリザベス女王杯】

動画を見る
昨年のエリザベス女王杯では、3番人気ラキシスが1番人気オークス馬ヌーヴォレコルトを差し切り勝利した。

↓【エリザベス女王杯】過去5年のレース映像はこちら↓

【エリザベス女王杯】レース傾向

inyofu 前走の単勝人気をチェック
過去10年の出走馬について、前走が海外のレースだった馬を除き、前走の単勝人気別に成績を調べると、前走で「4番人気」だった馬が勝率でトップとなり、前走「6~9番人気」馬がそれに続いている。前走が海外のレースだったイギリス調教馬スノーフェアリー(2010、2011年)を除けば、優勝馬8頭中6頭は前走で4番人気以下だった。前走で「1番人気」だった馬からは2着に4頭、3着に6頭入っているが、優勝馬は出ていない。優勝馬を検討する際は、前走の単勝人気に注目してみるのもよさそうだ。
inyofu 夏以降の牝馬限定重賞への出走歴に注目
過去10年の出走馬について、同年のクイーンS、府中牝馬S、秋華賞への出走経験を調べると、好走率で上位となっているのは「秋華賞のみ出走」と「いずれも不出走」の2グループだ。4歳以上の馬の中で、夏の北海道シリーズで行われるクイーンSや、当レースの代表的な前哨戦である府中牝馬Sに出走経験のない馬の方が好成績を残しているのは、少々意外と言えるかもしれない。
inyofu 近走の成績に目を光らせろ
過去10年の出走馬について、過去3走のうち直近で出走した芝2000~2200mのレースでの成績と、敗戦した際の勝ち馬とのタイム差別に成績をまとめると、好走率の面では「該当レースで1着」だった馬と、勝ち馬と「0秒3以内」の敗戦だった馬が上位となっている。それに対し、勝ち馬と「0秒4~0秒5」・「0秒6以上」のタイム差で敗れていた馬からは、2着馬が1頭出ているのみ。直近で出走していた芝2000~2200mのレースでの成績は、しっかりとチェックしておきたい。
inyofu 近走での牡馬混合戦での着順に注目
過去10年の出走馬について、過去4走以内に出走した牡馬混合のレースでの最高着順別に成績を調べてみると、最高着順が「1着」・「2~4着」だった2グループが好走率で上位の数値をマークしている。近走で牡馬との混合レースに出走し、上位争いを繰り広げた馬がいれば軽視は禁物だろう。なお、「該当レース不出走」組から4頭の優勝馬が送り出されているが、この4頭はすべて3歳馬だったことも、覚えておいて損はないだろう。
inyofu 前走で単勝人気順を上回る着順だった馬に注目
2006年以降の優勝馬9頭のうち、2010、2011年にこのレースを制したイギリス調教馬スノーフェアリーを除く7頭について、前走の単勝人気と着順を比較すると、6頭が単勝人気順より着順が上位で、残る1頭は単勝人気順と着順が同じだった。勝ち馬を検討する際は、前走で着順が単勝人気順を上回っているか、単勝人気順と同じ着順だった馬に注目したい。
エリザベス女王杯のレース傾向では、【前走が4番人気もしくは6~9番人気】【同年のクイーンS・府中牝馬S・秋華賞のうち、秋華賞のみ出走、もしくは、いずれも不出走】【過去3走のうち直近で出走した芝2000~2200mのレースで1着、もしくは勝ち馬とのタイム差0秒3以内】【過去4走以内に出走した牡馬混合レースで、最高着順が1着~4着】【前走で単勝人気順より着順が上位、もしくは単勝人気順と着順が同じ】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第40回【エリザベス女王杯】登録馬!

inyofu エリザベス女王杯 優先出走権(1頭)
•ノボリディアーナ  武豊

賞金順(17頭)
•ラキシス      ムーア
•ヌーヴォレコルト  岩田
•メイショウマンボ  武幸
•クイーンズリング  シュタルケ
•ルージュバック   戸崎圭
•スマートレイアー  浜中
•フーラブライド   酒井
•タッチングスピーチ ルメール
•シャトーブランシュ 藤岡康
•ウインリバティ   松山
•シュンドルボン   アッゼニ
•フェリーチェレガロ 和田
•マリアライト    蛯名
•タガノエトワール  川田
•フレイムコード ※回避?
•リメインサイレント 小牧
•パワースポット ※回避?

————- 出走ボーダー ————-

除外対象
1.リラヴァティ
2.カノン
現時点では20頭の登録があるが、出走を辞退する馬も多そうだ。今年の二冠馬ミッキークイーンは、エリザベス女王杯を回避してジャパンCに挑戦する意向となっている。

第40回【エリザベス女王杯】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ヌーヴォレコルト 2.6
2 ラキシス 3.4
3 ルージュバック 5.5
4 タッチングスピーチ 7.2
5 クイーンズリング 10.4
6 マリアライト 16.3
7 スマートレイアー 19.1
8 フーラブライド 21.6
9 ノボリディアーナ 40.4
10 タガノエトワール 64.6
現時点での予想オッズでは、重賞3勝で抜群の安定感を誇るヌーヴォレコルト、昨年の覇者ラキシス、長期休養明けのルージュバックに人気が集中している。

第40回【エリザベス女王杯】有力馬は!?

【同年のクイーンS・府中牝馬S・秋華賞のうち、いずれも不出走】【過去3走のうち直近で出走した芝2000~2200mのレースで勝ち馬とのタイム差0秒3以内】【過去4走以内に出走した牡馬混合レースで、最高着順が1着~4着】ヌーヴォレコルト
inyofu ヌーヴォレコルト(牝4・斎藤誠)は、3歳時の昨年に、桜花賞3着、オークス優勝、秋華賞2着と、3歳牝馬三冠レース全てで好結果を残し、1番人気の支持を受けた昨年の本レースでは、勝ち馬のラキシスとクビ差の2着に入った。4歳になった今年は、始動戦の中山記念こそ勝利したものの、その後は、3走前のヴィクトリアマイル6着→前々走の宝塚記念5着→前走の産経賞オールカマー2着と、勝ちきれない成績が続いている。昨年の本レース2着で、京都・芝の外回りコースに対応できることはすでに証明済み。今回、秋の目標である本レースを勝って、GI タイトルを上積みしたい。
【同年のクイーンS・府中牝馬S・秋華賞のうち、いずれも不出走】【過去3走のうち直近で出走した芝2000~2200mのレースで勝ち馬とのタイム差0秒3以内】【過去4走以内に出走した牡馬混合レースで、最高着順が1着~4着】ラキシス
inyofu ラキシス(牝5・角居勝彦)は、3歳時の一昨年が2着、4歳時の昨年が1着と、本レースで2年連続好走しており、京都・芝2200mへのコース適性の高さを証明済み。前走の京都大賞典では、道中でこの馬にしては珍しく行きたがるような面を見せていたが、それでも、最後の直線では鋭い伸び脚を見せて4着まで追い上げた。レースの上がり3ハロンタイムが33秒0という瞬発力勝負の競馬で、本馬は同32秒5(推定)をマークしており、悲観するような内容ではない。その後は本レース連覇に向けて順調に調整が進められており、今年も主役を争う一頭となるだろう。
【同年のクイーンS・府中牝馬S・秋華賞のうち、秋華賞のみ出走】【過去3走のうち直近で出走した芝2000~2200mのレースで勝ち馬とのタイム差0秒3以内】【前走で単勝人気順より着順が上位】クイーンズリング
inyofu クイーンズリング(牝3・吉村圭司)は、デビューから3連勝で桜花賞トライアルのフィリーズレビューを優勝した素質馬だ。その後は、桜花賞が4着、オークスが9着と春の牝馬クラシックでは好結果を残せなかったが、秋には、前々走のローズS5着から臨んだ前走の秋華賞で2着に入り、初めてGI で連対を果たした。オークスでの走りから芝2400mの距離が長い印象を受けただけに、今回は京都・芝2200mへの対応が鍵になるが、楽しみな一頭だ。

2015年11月15日(日)に京都競馬場で行われる芝2200メートルのGIレース、第40回【エリザベス女王杯】。 
今年は選出されていた外国馬4頭がすべて出走を辞退したので、日本馬同士の戦いとなった。そのため、例年よりは予想がしやすいと言える。
1番人気はオークス馬ヌーヴォレコルトで、昨年は2着、更に秋華賞でも2着と京都での適性は実証済みで信頼度は高いだろう。
ラキシスは昨年の覇者で、一昨年も2着と京都2200mでは無類の強さを誇るが、近走では精彩を欠いており、休まず使われているので不安要素がある。
ルージュバックは長期休養明けとなるので、当日のパドックの様子次第では大胆に切ることも必要だろうが、素質は出走馬の中でもトップクラスで面白い存在。また、同じマンハッタンカフェ産駒の3歳馬クイーンズリングも秋華賞で2着と侮れない存在だ。

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