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【マイルCSの思い出】マイルの女王!ノースフライト

1994年にマイルCSを制したノースフライト。大北牧場で生まれ、北の「ノース」と母シャダイフライトから「フライト」をとり名付けられた。トニービンの初年度産駒であり、マイルの女王といわれたノースフライトについてまとめてみた。
馬キュレ

最安値410万円で購入

馬主の斎藤敏雄氏は、当時受胎馬が欲しくてトニービンを受胎していたシャダイフライトを購入。
410万円という一番安い金額だった。
inyofu  シャダイフライトの繁殖成績は地味ながらそれ程悪いものではなく、大物はいないもののソコソコ走る子供を出している馬でした。しかし、会場の雰囲気におびえたシャダイフライトはガタガタ震え、全身に汗をびっしょりかいて鹿毛なのにその毛色が黒く見えたほど。細くあまり見栄えのしない馬体だったこともあり、会場では斎藤さんのほかに声をかける人は誰一人いませんでした。
inyofu 「クズを出さない母系だし、トニービンの子がお腹にいた。トニービンは当時、生まれた子馬に細手なのが多くてあまり評判が良くなかったんですが、私は好きな馬でしたから」
トニービンはアイルランド生まれ。凱旋門賞も制している。引退後に社台グループが購入し、種牡馬になっている。

遅くデビューするも超順調、エリザベス女王杯へ

3歳(当時表記4歳)の5月1日に、新潟開催の未勝利戦でデビュー。鞍上は西園正都騎手。9馬身差で圧勝した。
続く500万下は武豊を背に8馬身差の圧勝。
しかし、エリザベス女王杯を見据えて出走した900万下の秋分特別では、体調が悪かったため5着に敗れる。
エリザベス女王杯への賞金加算のため、重賞の府中牝馬ステークスへ角田晃一を背に参戦。
古馬相手にあっさりと見事に勝利し、エリザベス女王杯へ出走した。
エリザベス女王杯ではホクトベガの2着に敗れた。

安田記念制覇

inyofu  府中牝馬Sで素質を開花させたノースフライトは、以降、重賞で牝馬離れした活躍を見せます。エリザベス女王杯こそホクトベガの大駆けで2着と涙を飲みますが、その後は阪神牝馬特別、京都牝馬特別、マイラーズC、安田記念と重賞4連勝。特に安田記念ではスキーパラダイス、サイエダティといった海外からの強豪馬を外からまとめて一気にとらえる鮮やかな勝ちっぷりでファンを驚かせました。
ノースフライトは5番人気で勝利。2着は10番人気のトーワダーリン。牝馬ワンツーで、馬連は万馬券だった。
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マイルCS制覇

安田記念を勝つと休養し、10月のG2スワンSで始動。
スワンSではサクラバクシンオーに敗れて2着。
しかし本番のマイルCSでは、サクラバクシンオーに1馬身半差をつけて勝利した。
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繁殖牝馬生活

マイルCSを勝利すると引退、繁殖牝馬へ。
3番子のミスキャスト(父サンデーサイレンス)は2勝馬ながらダービートライアルのプリンシパルSを快勝した。
そのミスキャストは種牡馬となり、2012年の天皇賞春馬ビートブラックを出した。

ファンから愛されるノースフライト

今でもなおノースフライトを訪れるファンもたくさんいる。
inyofu ファンには、厩舎での呼び名である「フーちゃん」の愛称で親しまれた。
トニービンの初年度産駒として活躍し、今は孫の代までその血が受け継がれている。また、ファンも非常に多いノースフライト。今は繁殖を引退し、大北牧場で苦労馬として余生を過ごしている。

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