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イスラボニータがマイル王モーリスに挑戦!第32回【マイルチャンピオンシップ】

2015年11月22日(日)に京都競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、 第32回【マイルチャンピオンシップ】。
下半期のマイル王決定戦であり、近年では波乱の決着が多いこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【マイルチャンピオンシップ】歴史!

inyofu 我が国の競走体系は、長い間、長距離レースが重視されていたが、近年においてはスタミナとともにスピードも重視されるようになった。その機運を受け、1984年に短距離路線の充実を図るため、4歳(現3歳)以上・混合・定量の競走条件で『マイルチャンピオンシップ』が創設された。
inyofu 本競走は創設以来、11月の京都開催の第3週目に京都競馬場・芝1600m(外回り)を舞台に変わりなく行われており、春の安田記念と並んで“ベストマイラー決定戦”として位置付けられている。また、クラシック路線を戦ってきた3歳馬や天皇賞(秋)出走馬の参戦もみられ、例年多彩なメンバーがそろうレースとなっている。
2008年から秋季国際GI競走シリーズ『ジャパン・オータムインターナショナル』に指定されている【マイルチャンピオンシップ】。『ジャパン・オータムインターナショナル』とは、【エリザベス女王杯】・【マイルチャンピオンシップ】・【ジャパンカップ】・【チャンピオンズカップ】の4競争のことであり、レース内容の充実のため、国内外に広くアピールし、有力馬の出走をさらに喚起することを目的にしている。

【マイルチャンピオンシップ】レースレコード!

動画を見る
マイルチャンピオンシップのレースレコードは、2014年にダノンシャークが記録した1:31.5である。 昨年のレースでは、8番人気ダノンシャークが3番人気フィエロを大接戦の末ハナ差で下し、2010年のエーシンフォワードが記録したレコードタイムを0.3秒更新し勝利した。

↓【マイルCS】過去5年のレース映像はこちら↓

【マイルチャンピオンシップ】レース傾向

inyofu 4歳馬と5歳馬が中心
過去10年の年齢別成績を調べると、「4歳」馬と「5歳」馬が好成績となっている。2着馬延べ10頭はすべて「4歳」か「5歳」の馬で占められており、今年も注目が必要だろう。それに対し、「3歳」馬は35頭が出走して3着2回と苦戦している。また、「7歳以上」の馬で3着以内に入ったのは、2009年の優勝馬カンパニー(8歳)だけだ。
inyofu 前走のレース別の成績は?
過去10年の前走のレース別成績を調べてみると、連対馬延べ20頭中15頭は前走で「天皇賞(秋)」、「スワンS」、「富士S」のいずれかに出走していた。その中でも、好走率では「天皇賞(秋)」組の数値が上位となっている。ちなみに、「その他のレース」から4頭の連対馬が出ているが、その内訳は、優勝馬2頭が京都大賞典と府中牝馬S、2着馬は2頭とも毎日王冠からの臨戦馬だった。
inyofu さらに、前走で「天皇賞(秋)」、「スワンS」、「富士S」に出走していた馬の、そのレースでの着順別に成績をまとめてみると、連対馬延べ15頭中13頭はそれらのレースで「1着」または「6~9着」だった。今年も前走でこれらのレースに出走していた馬の着順は要チェックと言えそうだ。
inyofu 同年の安田記念で4着以下だった馬の巻き返しに注意
過去10年のマイルチャンピオンシップでは、「同年の安田記念で4着以下に敗れていた」馬が、2011年を除いたすべての年で連対している。同じ芝1600mのGI ではあるが、両レースの間にはコース形態など相違点も多いだけに、マイルチャンピオンシップを検討する上で、上半期のマイル王決定戦・安田記念の結果はしっかりと振り返っておきたいところだ。
inyofu 単勝1番人気での敗戦歴をチェック
過去3年の優勝馬には、「5走前までに、重賞で単勝1番人気に支持されて7着以下に敗れていた」という共通点があった。その支持にこたえることが出来ていなかったとしても、重賞で1番人気に推されていたという点を重視する手はありそうだ。
【マイルチャンピオンシップ】のレース傾向では、【4歳か5歳馬】【前走が天皇賞(秋)かスワンSか富士S、着順が1着または6~9着ならなお良し】【同年の安田記念で4着以下に敗れていた】【5走前までに、重賞で単勝1番人気に支持されて7着以下に敗れていた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第32回【マイルチャンピオンシップ】登録馬!

inyofu 【登録頭数:23頭】(フルゲート:18頭)
※以下、1頭は優先出走馬
アルビアーノ

※以下、22頭は出走馬決定賞金順
リアルインパクト
ダノンシャーク
モーリス
レッツゴードンキ
イスラボニータ

ヴァンセンヌ
クラリティスカイ
レッドアリオン
ケイアイエレガント
ダイワマッジョーレ

フィエロ
カレンブラックヒル
レッドリヴェール
ロゴタイプ
トーセンスターダム

サトノアラジン
アルマワイオリ
サンライズメジャー
ヤマカツエース
テイエムタイホー

ミッキーオリビエ
グァンチャーレ
今年は3歳馬が多く登録されており、アルビアーノ、クラリティスカイ、レッツゴードンキなど勝負になりそうな馬もいる。過去10年では3歳馬から優勝馬が出ていないが、果たして今年はどうか?

第32回【マイルチャンピオンシップ】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 イスラボニータ 3.4
2 フィエロ 4.0
3 モーリス 4.4
4 サトノアラジン 5.7
5 アルビアーノ 11.5
6 ダノンシャーク 14.2
7 ヴァンセンヌ 18.5
8 トーセンスターダム 20.8
9 ロゴタイプ 24.3
10 レッツゴードンキ 36.9
11 レッドアリオン 63.0
12 クラリティスカイ 69.0
現時点での予想オッズでは、昨年の皐月賞馬イスラボニータとマイル路線の常連フィエロ、安田記念馬モーリス、今年入って一気に本格化したサトノアラジンに人気が集中している。

第32回【マイルチャンピオンシップ】有力馬は!?

【4歳馬】【前走が天皇賞(秋)】イスラボニータ
inyofu 昨年の皐月賞を優勝し、天皇賞(秋)では昨年、今年と2年連続で3着に好走するなど、今回のメンバーの中では上位の実績を残しているイスラボニータ(牡4・栗田博憲)。芝中距離のレースを中心に使われていたため、芝1600mの距離へ出走するのは、2歳時の新潟2歳S(2013年)2着以来約2年3か月ぶり。この距離では目立つ実績を挙げていないので、ある意味“新星”と言ってもいいのかもしれない。皐月賞馬がマイルチャンピオンシップを制した例としては、1996年のジェニュイン(1995年の皐月賞優勝)、2006年と2007年連覇のダイワメジャー(2004年の皐月賞優勝)が挙げられるだけに、本馬も、今回を契機に名マイラーへの階段を上っていく可能性はありそうだ。注目度という意味ではこの馬が一番と言えるだろう。
【4歳馬】モーリス
inyofu 前走の安田記念を優勝し、芝マイル路線の頂点に立ったモーリス(牡4・堀宣行)。本レースを勝ってマイルGI 連覇を達成すれば“現役最強マイラー”としての確固たる地位を確立することになるが、前哨戦として予定していた毎日王冠への出走を見送り、5か月半ぶりの実戦がいきなりのGI となる点は不安材料と言える。最終追い切りの動きと、レース当日の気配はしっかりとチェックしたい。今回の舞台となる京都・芝コースでは、一昨年10月のメイクデビュー京都(内回りの芝1400m)で1分20秒6の2歳コースレコード(当時)をマークして勝利を収めており、適性はありそうだ。ここはGI ホースの底力が試される一戦になるだろう。
【前走がスワンS、着順が1着】【5走前までに、重賞で単勝1番人気に支持されて7着以下に敗れていた】アルビアーノ
inyofu アルビアーノ(牝3・木村哲也)は、他世代の強敵が出走していた前走のスワンSを制し、春のフラワーC以来となる重賞2勝目をマーク。レースでは、それまでのスピードを生かして先手を取るスタイルではなく、中団に控えて直線で差し切る戦法で勝利を飾っており、脚質に幅が出てきたことを示すレース内容だった。今回は相手がさらに強化される一戦になるが、まだまだ上を目指せるだけの素質を感じさせる馬なので、好勝負が可能だろう。1997年のタイキシャトル以来となる、スワンSとマイルチャンピオンシップ連勝を目指す。

2015年11月22日(日)に京都競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、 第32回【マイルチャンピオンシップ】。 
マイルで既に結果を出した馬や今年の上がり馬、中距離戦線で活躍した馬など様々なタイプの実力馬が集まり、群雄割拠の様相を呈している。
1番人気イスラボニータは、昨年のジャパンCでの敗戦以降、中距離路線にシフト。前走である天皇賞(秋)から400mの距離短縮になるが、レース傾向では前走天皇賞(秋)組の成績は上々であり、安定感ではメンバー上位、人気が集まり過ぎな気もするが、見逃せない1頭なのは間違いない。
安田記念制覇以来、約5か月半ぶりの出走となるモーリスは、前哨戦として予定していた毎日王冠への出走を見送った為、仕上がりが気になる。コース適正は高いが、当日の様子次第では大胆に切ることも必要だろう。
穴馬として注目なのはアルビアーノで、重量54キロで出走できるのは大きなアドバンテージ、前走でフィエロを破っており、非常に面白い1頭と言える。

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