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リアルスティールの全弟プロディガルサンに対抗出来る素質馬は!?第20回【東京スポーツ杯2歳S】

2015年11月23日(月)に東京競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第20回【東京スポーツ杯2歳ステークス】。
数多くのGIウイナーを輩出してきたスターホースへの登竜門であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【東京スポーツ杯2歳ステークス】歴史!

inyofu 1966年に創設された3歳(現2歳)のオープン特別『東京3歳ステークス』が本競走の前身で、当初は東京競馬場・芝1400mで行われていた。1968年より『府中3歳ステークス』の名称となり、1984年に距離を400m延長し芝1800mに改められてからは、翌年のクラシック路線に向けた3歳(現2歳)馬の距離適性を占うレースとして定着している。
inyofu その後、1996年に3歳(現2歳)重賞競走の整備が図られたことに伴い、本競走は混合・馬齢重量の重賞競走(GIII)に格上げされ、3歳(現2歳)重賞競走の最高峰に位置する朝日杯3歳S(現朝日杯フューチュリティS)の前哨戦のひとつに位置付けられた。また、同年から中央競馬指定交流競走として、地方競馬所属馬は「朝日杯3歳S(現朝日杯フューチュリティS)出走候補馬2頭」が出走可能となった。
過去10年では、フサイチリシャールとローズキングダムが東京スポーツ杯2歳ステークス制覇後に、朝日杯フューチュリティSを連勝している。また、2011年の優勝馬ディープブリランテが日本ダービーを勝ち、2013年の優勝馬イスラボニータは皐月賞を制覇するなど、本競走で上位に入った馬は翌年のクラシックレースでも活躍を見せており、大レースへの登竜門として大きな注目を集めている。

【東京スポーツ杯2歳ステークス】レースレコード!

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東京スポーツ杯2歳ステークスのレースレコードは、2013年にイスラボニータが記録した1:45.9である。イスラボニータは次走の共同通信杯、次々走の皐月賞と連勝しており、2014年JRA最優秀3歳牡馬にも選出された。

2014年【東京スポーツ杯2歳ステークス】

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昨年の東京スポーツ杯2歳Sでは、4番人気サトノクラウンが最後の直線で、出走馬中1位タイとなる33.8の脚で猛追し、1番人気アヴニールマルシェをクビ差で差し切り勝利した。

↓【東スポ杯2歳S】過去5年のレース映像はこちら↓

【東京スポーツ杯2歳ステークス】レース傾向

inyofu 前走1着馬が中心
過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、前走の着順が「1着」だった。一方、前走の着順が「5着以下」だった馬の好走例はなく、「2着」「3着」「4着」だった馬も優勝例はない。まずは直近のレースで優勝していた馬に注目すべきだろう。
inyofu なお、前走の着順が「1着」だった馬のうち、そのレースで2着馬につけたタイム差が「0秒2以上」だった馬は3着内率40.0%とより優秀な成績を収めている。前走で2着以下の馬に大きな差をつけて勝利していた馬は信頼できるようだ。
inyofu 前走の“末脚”に注目
過去10年の3着以内馬30頭中29頭は、前走がJRAのレースで、その内26頭は出走メンバー中「2位以内」の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた。一方、上がり3ハロンタイム(推定)順位が「3位以下」だった馬は3着内率6.5%と苦戦している。前走の内容を比較する際は、着順やタイム差だけでなく、レース終盤で見せた末脚も重視したい。
inyofu キャリア豊富な馬は不振
過去10年の出走馬の通算出走回数別成績を調べると、「6回以上」だった馬は好走例がなく、「4回」「5回」だった馬も優勝例がない。さらに、「3回」だった馬も3着内率は13.2%と、「1回」「2回」だった馬の3着内率を大きく下回っている。デビューからの戦績を比較する際は、出走回数が少ない馬を重視すべきだろう。
inyofu 東京・芝1600~1800mのレースに実績がある馬は堅実
過去10年の出走馬の東京・芝1600~1800mのレースでの優勝経験の有無別に成績を調べると、優勝経験のあった馬は3着内率42.4%と好走率でその経験がなかった馬を大きく上回っている。ちなみに、昨年は4頭しかいなかった該当馬が1~4着を独占している。東京競馬場の芝1600~1800mで実績のある馬は信頼できるようだ。
東京スポーツ杯2歳ステークスのレース傾向では、【前走1着、2着馬につけたタイム差が0秒2以上ならなお良し】【前走で出走メンバー中2位以内の上がり3ハロンタイム】【キャリア2戦以内】【東京・芝1600~1800mのレースで優勝経験あり】の競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第20回【東京スポーツ杯2歳ステークス】登録馬!

inyofu プロディガルサン
マイネルラフレシア
ロスカボス
アグレアーブル
カミノライデン

キラージョー
スマートオーディン
タイセイサミット
ダイワリアクション
ハレルヤボーイ

レインボーライン
今年の東京スポーツ杯2歳ステークスでは、除外対象馬はいない。やはり注目は、リアルスティールの全弟プロディガルサンだろう。

第20回【東京スポーツ杯2歳ステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 プロディガルサン 2.1
2 ロスカボス 2.9
3 スマートオーディン 4.8
4 アグレアーブル 8.9
5 マイネルラフレシア 10.7
6 キラージョー 26.9
7 ハレルヤボーイ 31.5
8 レインボーライン 53.2
現時点での予想オッズでは、プロディガルサンとキングカメハメハ産駒のロスカボスが人気を2分している。

第20回【東京スポーツ杯2歳ステークス】有力馬は!?

【前走1着】【前走で出走メンバー中2位以内の上がり3ハロンタイム】【キャリア2戦以内】【東京・芝1600~1800mのレースで優勝経験あり】プロディガルサン
inyofu プロディガルサン(牡2・国枝栄)は、父がディープインパクト、全兄に、デビューから2連勝で今年の共同通信杯を優勝し、皐月賞と菊花賞で共に2着に入る活躍を見せたリアルスティ-ルを持つ良血馬。6月20日のメイクデビュー東京(芝1600m)では力強い末脚で先行馬を差し切り、単勝オッズ1.4倍という圧倒的な1番人気に応えて初勝利を挙げると、その後は成長を促すために放牧へ出された。前走のオープン特別・芙蓉S(中山・芝2000m)は約3か月ぶりの実戦だったが、中団追走から最後の直線でパワフルな末脚を発揮して差し切る強い内容で2連勝をマーク。この時の2着馬プランスシャルマンが次走の500万下特別を優勝しているだけに、相手に恵まれた勝利ではない。今回、兄に続いて本馬も無敗のまま重賞タイトルを獲得することができるのか、期待が高まる。
【前走1着、2着馬につけたタイム差が0秒2以上】【前走で出走メンバー中2位以内の上がり3ハロンタイム】【キャリア2戦以内】ロスカボス
inyofu キングカメハメハ産駒のロスカボス(牡2・高野友和)は、7月5日のメイクデビュー中京(芝1600m)で、アストラエンブレム(2着、後にサウジアラビアロイヤルC3着)を退けて優勝。時計を要す馬場コンディション(重)だったため勝ちタイムの1分41秒0は平凡だが、スケールの大きさを感じさせる競馬だった。2か月半間隔を空けて臨んだ前走のオープン特別・野路菊S(阪神・芝1800m)では、スタートで出遅れて最後方からレースを進める形になったが、残り200m付近でエンジンがかかると力強く末脚を伸ばして差し切り、2連勝を達成。まだ荒削りな印象はあるものの、将来が楽しみな一頭と言える。今回は約2か月ぶりの実戦になるが、11月11日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン53秒3、ラスト1ハロン12秒3をマーク。好調を維持している様子で、3連勝での重賞初制覇に向けて、視界は明るい。
【前走1着、2着馬につけたタイム差が0秒2以上】【前走で出走メンバー中2位以内の上がり3ハロンタイム】【キャリア2戦以内】【東京・芝1600~1800mのレースで優勝経験あり】アグレアーブル
inyofu アグレアーブル(牝2・斎藤誠)は、10月17日のメイクデビュー東京(芝1800m)で初陣を迎えたマンハッタンカフェ産駒。このレースには牡馬の素質馬も出走していたが、道中は楽な手応えで中団後ろを追走し、最後の直線では何度も手前を替える若さをのぞかせながらも、後続に1馬身1/4差をつける強い内容で優勝した。デビュー時の馬体重が486キロと、牝馬ながら雄大な馬体の持ち主で、将来性は十分。今回は2戦目での重賞挑戦に加えて、相手も一気に強化されるが、東京・芝1800mの舞台で勝利を挙げているのはアドバンテージになるだろう。この中間は調教できびきびとした動きを披露しており、実戦を1度使われた上積みも大きそうだ。初戦で能力の高さを示した牝馬が、今回、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目だ。

2015年11月23日(月)に東京競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第20回【東京スポーツ杯2歳ステークス】。 
リアルスティールの全弟プロディガルサンに注目が集まっており、実際にデータを見ると好走する条件をほぼ満たしている。キャリア2戦で危なげなく勝ってはいるが、2戦とも半馬身差勝利なので、相手がレベルアップする今回はどうか?
ロスカボスはポテンシャルではプロディガルサンに引けを取らないが、東京競馬場でのレース経験が無いのが気がかりだ。
面白い存在なのは、唯一の牝馬であるアグレアーブルだろう。仕上がりが早い牝馬で重量も54キロと有利、キャリアは1戦ながら東京コースは経験済みで牡馬とも互角に渡り合えるだろう。

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