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第60回【京阪杯】スプリント界の新星ビッグアーサー重賞初制覇なるか!?

2015年11月29日(日)に京都競馬場で行われる芝1200メートルのGIIIレース、第60回【京阪杯】。
来春の高松宮記念へ向けたスプリント戦線の幕開け的な位置付けとなっているこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【京阪杯】歴史!

inyofu 1956年、秋季開催の京都競馬場・芝2200m(外回り)を舞台に4歳(現3歳)以上のハンデキャップの重賞競走として創設された『京都特別』が本競走の前身で、1961年に現在のレース名『京阪杯』に改称された。その後、幾度か開催時期・負担重量・距離などが変更されたものの、中距離路線の重賞として定着していたが、2006年の短距離重賞路線の整備に伴い本競走はスプリント重賞に生まれ変わり、別定重量の芝1200m(内回り)で争われることとなった。
2006年からはスプリント重賞として行われており、近年では2011年のロードカナロアや2012年のハクサンムーンなどがこのレースで重賞初制覇を飾り、その後のスプリント戦線で飛躍を果たしている。

【京阪杯】レースレコード!

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京阪杯のレースレコードは、2013年にアースソニックが記録した1:07.5である。アースソニックはその後勝利から遠ざかっているが、6歳になってからは良化しスプリント重賞でも好走している。

2014年【京阪杯】

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昨年のレースでは5番人気アンバルブライベンが、スタートから逃げ切り後続に0.2秒差を付けて快勝した。

【京阪杯】レース傾向

inyofu 過去2走以内の最高着順は要チェック
過去9年の出走馬の過去2走での最高着順別に成績をまとめてみると、優勝馬9頭中8頭が過去2走以内に「1着」となった経験があり、連対馬で見ると18頭中16頭は「5着以内」に入った経験があった。直近の2走で優勝した経験のある馬や、上位争いに加わっていたような実力・勢いの有無は、しっかりと確認しておきたいところだ。
inyofu 1600万下からの臨戦馬に要注目
過去9年の出走馬の前走の条件別成績を調べると、「1600万下」からの臨戦馬が好走率でトップとなっている。3着以内馬は「オープン特別」組が最も多く送り出しているが、好走率は目立った数字にはなっていない。「重賞」組は6頭が連対しているが、そのうち5頭はスワンSからの臨戦馬だった。また、前走がGI だった馬は17頭が出走して、連対したのは2007年の優勝馬サンアディユ(前走スプリンターズS)だけだ。「1600万下」を勝ち上がったばかりの馬であっても、軽視は禁物だろう。
inyofu 前走で上位人気に支持されていた馬が優勢
過去9年の出走馬の前走の単勝人気別成績を調べると、前走で「1番人気」だった馬が勝率30.8%をマークし、「2番人気」だった馬も同20.0%とまずまずの数値をマークしている。近年の結果を振り返ってみても、前走で「2番人気以内」だった馬から、2012年は唯一該当したハクサンムーンが優勝、2013年は該当馬4頭のうちアースソニックが優勝、2014年は該当馬4頭のうちアンバルブライベンが優勝と、出走頭数が少ないながらも立て続けに優勝馬が出ている。前走で上位人気に支持されていた馬がいれば、ノーマークにはできないだろう。
京阪杯のレース傾向では、【過去2走以内に1着となった経験あり】【前走が1600万下かスワンS】【前走で2番人気以内】の競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第60回【京阪杯】登録馬!

inyofu 出走可能順
コパノリチャード 58
ガルボ 59
ベルカント 55
ビッグアーサー 56
スマートギア 57
アースソニック 56
アルマディヴァン 54
サドンストーム 56
ブラヴィッシモ 55
エイシンブルズアイ 56
サトノルパン 56
ミッキーラブソング 56
ヤサカオディール 54
ウイングザムーン 54
シンボリディスコ 56
フミノムーン 55
メイショウツガル 56
ワキノブレイブ 56

以下除外対象馬
レンイングランド 55
カハラビスティー 54
ベルルミエール 54
バクシンテイオー 56
アミカブルナンバー 54
セカンドテーブル 55
カオスモス 56
ニシノビークイック 56
ニンジャ 56
ルチャドルアスール 56
ペイシャオブロー 55
ローレルベローチェ 56
フルゲート18頭に対して、30頭が登録されている今年の京阪杯。注目はやはり7戦6勝のビッグアーサーだろう。

第60回【京阪杯】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ビッグアーサー 1.7
2 ベルカント 4.5
3 エイシンブルズアイ 8.1
4 アースソニック 11.5
5 サトノルパン 12.1
6 サドンストーム 19.0
7 コパノリチャード 26.7
8 ミッキーラブソング 34.3
9 ベルルミエール 36.0
10 フミノムーン 52.7
現時点の予想オッズでは、前述のビッグアーサーと今年の「サマースプリントシリーズチャンピオン」ベルカントに人気が集まっている。

第60回【京阪杯】有力馬は!?

【過去2走以内に1着となった経験あり】【前走で2番人気以内】ビッグアーサー
inyofu ビッグアーサー(牡4・藤岡健一)は、デビューからここまで7戦全て芝1200mのレースに出走し、6勝2着1回と連対率100パーセントを誇る芝スプリント界の新星だ。重賞初挑戦となった前々走の北九州記念で2着に敗れ、デビューから続いた連勝は「5」でストップしたが、前走のオープン特別・オパールS(京都・芝1200m)では、1分06秒7の好タイムで快勝。ゴール前では流す余裕を見せていたように、時計もまだ詰められそうで、芝1200mでは能力の底を見せていない馬と言えるだろう。このまま順調に行けば今後の芝・スプリント路線で主役級の活躍が見込めるだけに、ここで重賞初制覇を飾って飛躍のきっかけとしたい。
【過去2走以内に1着となった経験あり】【前走で2番人気以内】ベルカント
inyofu ベルカント(牝4・角田晃一)は、今夏に、3走前のアイビスサマーダッシュで後続に2馬身差をつけて快勝すると、前々走の北九州記念でも好位から楽に抜け出す競馬で重賞連勝を飾り、本年の『サマースプリントシリーズ』のチャンピオンに輝いた。以前は逃げる競馬で好結果を残すことが多かったが、近走では好位から差す競馬も習得。馬体の成長に伴って、脚質にも幅が出てきており、充実ぶりを感じさせている。前走のスプリンターズSは伸び脚を欠いて13着に敗れたが、勝ち馬のストレイトガールとは0秒8差で走っており、着順ほど悪い内容ではなかった。レース後は短期放牧でひと息入れて、リフレッシュを完了。GIII のここなら、好勝負必至だろう。
【過去2走以内に1着となった経験あり】【前走が1600万下】【前走で2番人気以内】エイシンブルズアイ
inyofu エイシンブルズアイ(牡4・野中賢二)は、前走の1600万下・桂川S(京都・芝1200m)を快勝してオープンクラス復帰を果たした。この時は約9か月ぶりのレースだったが、2番手追走から、最後の直線では鞍上の福永祐一騎手が追い出しを待つ余裕を見せていたほどで、2着馬に1/2馬身という着差以上に強い内容。今後への見通しが立つ勝利だったと言えるだろう。3歳時の昨年には芝1800mの毎日杯で2着に好走した実績を持つ馬だが、スプリント路線に矛先を向けてからは、芝1200mの距離で2勝2着1回をマークしており、高い適性をアピールしている。また、全4勝を京都・芝コースで挙げており、今回の京都・芝1200mはベストの舞台と判断できそうだ。重賞初制覇に向けて、機は熟した。

2015年11月29日(日)に京都競馬場で行われる芝1200メートルのGIIIレース、第60回【京阪杯】。 
注目はやはりビッグアーサーで、前走のオープン特別オパールSではコースレコードタイで圧勝、京都芝1200mでも十分通用することを見せつけた。重賞初挑戦となった北九州記念ではベルカントの2着に敗れたもののタイム差は0.2秒と悲観する内容では無い。
そのベルカントも、前走スプリンターズSでは13着に敗れたが、スプリント重賞を2連勝しており、実力は上位。
また、エイシンブルズアイは全4勝を京都・芝コースで挙げており、ここでも侮れない存在だ。

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