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第49回【ステイヤーズS】デスペラードに続くステイヤーを決める!

2015年12月5日(土)に中山競馬場で行われる芝3600メートルのGIIレース、第49回【スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス】。
特殊な舞台への適性が問われる国内最長距離の平地重賞であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【ステイヤーズS】歴史!

inyofu 本競走は1967年に創設された重賞競走で、中山競馬場の内回りコースを2周し、現在、わが国の平地競走としては最長の芝3600mで行われている(1975年から1978年は外回り→内回りコース、1983年と1984年は外回りコース2周を使用)。創設時は初秋の中山開催で行われていたが、1972年に師走の中山開催に移行となった(1968年は5月に開催)。
inyofu 1984年のグレード制導入時にGIII に格付けされたのち、1997年にはGII に格上げされるとともに、負担重量もハンデキャップから別定に変更された。これにより、本競走は暮れの大一番・有馬記念を目指す馬にとって、重要な前哨戦のひとつとなった。なお、2007年の日本のパートI 国昇格に伴い、グレード表記がJpnII に変更されたが、2009年より国際表記のGII に改められた。
例年、長距離戦線で戦ってきた馬達が一堂に集うステイヤーズS。トウカイトリックやデスペラードなど、このレースには滅法強い馬もおり、他のレースに比べて特殊な能力が求められる。

2014年【ステイヤーズS】

動画を見る
昨年のステイヤーズSでは、3番人気デスペラードが3:47.8のタイムで連覇を遂げた。
ちなみにステイヤーズSのレースレコードは、1994年にエアダブリンが記録した3:41.6である。

↓【ステイヤーズS】過去5年のレース映像はこちら↓

【ステイヤーズS】レース傾向

inyofu 臨戦過程が重要
過去10年の優勝馬延べ10頭は、いずれも前走が「JRAのGI、GII」だった。一方、前走が「その他のレース」だった馬は3着内率13.8%とやや苦戦している。まずは格の高いレースを経由してきた馬に注目したいところだ。
inyofu なお、前走の条件が「JRAのGI、GII」ではなかった馬のうち、そのレースで「8着以下」に敗れていた馬は好走例がない。前走で「JRAのGI、GII」以外のレースに出走して、大きく負けていた馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu GI やGII で好走経験のある馬が優勢
過去10年の3着以内馬延べ30頭中25頭は、JRAのGI またはGII で4着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率31.6%と好走率も優秀だ。
inyofu また、過去10年の3着以内馬延べ30頭中27頭は、JRAのGI またはGII で出走馬中4位以内の上がり3ハロンタイム(推定)を記録した経験がある馬だった。こちらの該当馬は3着内率33.3%とさらに高い好走率をマークしている。過去の戦績を比較する際は、格の高いレースで上位に食い込んだ馬や、“末脚”が目立っていた馬を重視してみたい。
inyofu 過去のステイヤーズSで好走した経験がある馬は堅実
2010年以降の過去5年に限ると、前年以前のステイヤーズSで5着以内に入った経験がある馬は3着内率36.4%と、その経験がなかった馬(3着内率13.5%)を上回る成績を残している。昨年も4頭しかいなかった該当馬のうち3頭が1~3着を占めている。2005~2009年には好走例がなかったものの、当レースで上位に入った経験がある馬は信頼できるようだ。
inyofu 近年は前走の“末脚”もポイント
過去5年の3着以内馬延べ15頭中12頭は、前走で出走馬中5位以内の上がり3ハロンタイム(推定)をマークしていた。該当馬は3着内率41.4%と好走率も高い。2009年以前は前走の上がり3ハロンタイム順位が高くなかった馬も好走していたが、近年の傾向を重視するなら、前走の“末脚”が目立っていた馬に注目すべきだろう。
ステイヤーズSのレース傾向では、【前走がJRAのGIかGII】【JRAのGIまたはGIIで4着以内に入った経験あり】【JRAのGIまたはGIIで出走馬中4位以内の上がり3ハロンタイムを記録した経験あり】【前年以前のステイヤーズSで5着以内に入った経験あり】【前走で出走馬中5位以内の上がり3ハロンタイムをマーク】した競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第49回【ステイヤーズS】登録馬!

inyofu アルバート 56
ヴァーゲンザイル 56
ウインインスパイア 56 (除外対象1番手)
カノン 54
カムフィー 56
ケイアイチョウサン 56
ゴッドフロアー 54
サイモントルナーレ 56
スズカデヴィアス 56
テンカイチ 56 (除外対象2番手)
トゥインクル 56
トルークマクト 56
ネオブラックダイヤ 56
ファタモルガーナ 56
プランスペスカ 56
マイネルメダリスト 56
メイショウカドマツ 56
ユキノサムライ 56
フルゲート16頭に対して18頭の登録があった今年のステイヤーズS。同競争で2着2回のファタモルガーナや京都記念でラブリーデイとハナ差の死闘を演じたスズカデヴィアスなどの注目馬が集まった。

第49回【ステイヤーズS】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ファタモルガーナ 2.8
2 メイショウカドマツ 3.8
3 アルバート 5.0
4 スズカデヴィアス 5.5
5 ネオブラックダイヤ 11.1
6 カムフィー 14.4
7 トゥインクル 17.3
8 ヴァーゲンザイル 29.7
9 マイネルメダリスト 32.3
10 ケイアイチョウサン 38.0
既にステイヤーズSで実績を残しているファタモルガーナと、アルゼンチン共和国杯で2着と善戦したメイショウカドマツが人気を集めている。

第49回【ステイヤーズS】有力馬は!?

【前走がJRAのGII】【JRAのGIIで4着以内に入った経験あり】【JRAのGIIで出走馬中4位以内の上がり3ハロンタイムを記録した経験あり】【前年以前のステイヤーズSで5着以内に入った経験あり】【前走で出走馬中5位以内の上がり3ハロンタイムをマーク】ファタモルガーナ
inyofu 本レースに2012年、2014年と過去2回出走し、共に2着だったファタモルガーナ(せん7・荒川義之)が“三度目の正直”での戴冠を狙って今年も出走する。重賞タイトルこそまだ獲得していないものの、芝・中長距離の重賞でコンスタントに好勝負を演じてきた実力派。7歳を迎えた今年も、前々走のダイヤモンドS2着、前走の目黒記念3着と、勝ち切れないながらも堅実に優勝争いを続けている。今回は約6か月ぶりの出走となるが、このレースを目標に順調に乗り込まれており、11月26日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン54秒1、ラスト1ハロン13秒0をマーク。出走態勢は整っている様子で、休み明けでも主役級の走りが期待できるだろう。
【前走がJRAのGII】【JRAのGIIで4着以内に入った経験あり】【JRAのGIIで出走馬中4位以内の上がり3ハロンタイムを記録した経験あり】【前走で出走馬中5位以内の上がり3ハロンタイムをマーク】メイショウカドマツ
inyofu 今回の出走メンバーの中で、前走内容が優秀と言える一頭が、前走のアルゼンチン共和国杯2着から臨むメイショウカドマツ(牡6・藤岡健一)だろう。前走が重賞での初連対となったが、3歳春には皐月賞トライアルの若葉S(阪神・芝2000m)で2着に入り、皐月賞(8着)に駒を進めるなど、早い時期から素質の片りんを見せていた。本レースは初めての出走となるが、4歳時の一昨年2月には、東京・芝3400mが舞台のダイヤモンドSで3着に好走しており、距離の心配はなさそうだ。11月26日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは4ハロン51秒6、ラスト1ハロン12秒5の好時計をマーク。今回は中3週のローテーションとなるが、前走からさらに調子を上げている印象で、重賞初制覇のチャンスは十分だろう。
【前走がJRAのGII】【JRAのGIIで4着以内に入った経験あり】【JRAのGIIで出走馬中4位以内の上がり3ハロンタイムを記録した経験あり】【前年以前のステイヤーズSで5着以内に入った経験あり】スズカデヴィアス
inyofu スズカデヴィアス(牡4・橋田満)は、3歳時の昨年に、デビュー2戦目の未勝利(小倉・芝2000m)→オープン特別・すみれS(阪神・芝2200m)を連勝して、春のクラシック戦線に駒を進めた素質馬だ。皐月賞(14着)、日本ダービー(9着)では好結果を残すことができなかったが、3歳時の最終戦となった昨年の本レースで4着に善戦。4歳を迎えた今年初戦の京都記念(2着)では、勝ち馬のラブリーデイ(その後GI 2勝)とハナ差の接戦を演じた。秋シーズンの始動戦となった前走のアルゼンチン共和国杯は9着に敗退したが、実戦を1度使われた上積みが見込める今回、上位争いに加わってくる可能性は十分だ。

2015年12月5日(土)に中山競馬場で行われる芝3600メートルのGIIレース、第49回【スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス】。 
異質ともいえる長距離で行われるため、適性が足りない馬は好走するのは難しい。
そこで注目したいのは、既にステイヤーズSで結果を出しているファタモルガーナとスズカデヴィアスだろう。
ファタモルガーナは好走する条件も満たしており、7歳馬で約6カ月振りの出走という不安要素もあるが好走する可能性は高いだろう。
スズカデヴィアスは近3走で結果を出せていないが、そもそも格上相手への挑戦であった。まだ4歳と若く、良化の可能性を秘めており、注目したい1頭だ。



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