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第66回【チャレンジカップ】フルーキー初の重賞制覇に待ったなし!?

2015年12月12日(土)に阪神競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第66回【チャレンジカップ】。
2012年から年末の阪神開催で行われるようになったハンデキャップ重賞であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【チャレンジカップ】歴史!

inyofu 1950年の11月に4歳(現3歳)以上のハンデキャップで争われる重賞競走『チャレンジカップ』として創設され、1953年に『朝日チャレンジカップ』に改称。第1回と第2回は阪神競馬場・芝2400mで行われたが、1952年に距離が400m短縮され2000mとなった。
inyofu 創設以来、幾度か負担重量と開催時期が変更されたが、2012年から師走の阪神開催において外回りの芝1800m、ハンデキャップの条件で行われている。なお、2014年にレース名が『チャレンジカップ』に戻された。
ハンデキャップ重賞として長い歴史を持つチャレンジC。近年では、年明け以降の芝中距離戦線を見据えた実績馬や上がり馬が多く集い、レースを繰り広げる。

【チャレンジカップ】レースレコード!

動画を見る
チャレンジCのレースレコードは、2014年にトーセンスターダムが記録した1:45.9である。トーセンスターダムはその後オーストラリアに遠征し、GIランヴェットSで2着、 クイーンエリザベスSでは5着と好走した。

↓【チャレンジC】過去5年のレース映像はこちら↓

【チャレンジカップ】レース傾向

inyofu 格の高いレースを経由してきた馬が優勢
対象とした9レースの3着以内馬延べ28頭中16頭は、前走で「JRAのGI・JpnI、GII・JpnII」に出走していた。一方、前走が「その他のレース」だった馬は3着内率13.6%とやや苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走で今回よりも格が高いレースに出走していた馬を重視してみたい。
inyofu 前走の脚質がポイント
対象とした9レースの優勝馬延べ9頭は、いずれも前走がJRAのレースで、そのレースの4コーナーを「4~12番手」で通過していた。前走で先行していた馬や、馬群の後方からレースを進めていた馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu なお、前走がJRAのレース、かつGI・JpnI、GII・JpnII ではなかった馬のうち、そのレースの上がり3ハロンタイム(推定)順位が「4位以下」だった馬は連対例がない。前走がJRAのGI やGII ではなかった馬を比較する際は、前走の“末脚”が目立っていた馬に注目したいところだ。
inyofu 京都・阪神の芝外回りコースが得意な馬に注目
対象とした9レースの3着以内馬延べ28頭中24頭は、同年の年明け以降に京都または阪神の芝外回りコース、かつ1600万下から上のクラスのレースで5着以内に入った経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率6.8%と苦戦している。ちなみに、2006年、2007年の鳴尾記念を除くとその経験がなかった馬の成績は〔0・1・0・41〕(3着内率2.4%)で、好走率はより低い数値となっている。京都や阪神の外回りコースを得意としている馬に注目すべきだろう。
inyofu 近年はハンデの重い馬が不振
過去3年のチャレンジCの3着以内馬9頭は、いずれもハンデが「55kg以下」だった。近年の傾向を重視するなら、「56kg以上」のハンデを課された馬は過信禁物と考えるべきかもしれない。
チャレンジCのレース傾向では、【前走がJRAのGIかGII、それ以外のレースの場合上がり3ハロンタイムが3位以内】【前走の4コーナーを4~12番手で通過】【同年に京都または阪神の芝外回りコース、かつ1600万下から上のクラスのレースで5着以内に入った経験あり】【ハンデが55kg以下】の競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第66回【チャレンジカップ】登録馬!

inyofu アクションスター (除外対象)
ケイティープライド
シベリアンスパーブ
シャトーブランシュ
スピリッツミノル
ゼロス
タガノエトワール
ダンツキャンサー
デウスウルト
バッドボーイ
ヒストリカル
ヒラボクプリンス
フルーキー
マイネルミラノ
マコトブリジャール
メイショウウズシオ
メイショウナルト
レッドアリオン
ワールドエース
昨年2着のデウスウルトや、ここがラストランとなるワールドエースなど注目馬が多数登録されている。フルゲートは18頭でアクションスターのみが除外対象になっている。

第66回【チャレンジカップ】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 フルーキー 2.5
2 ワールドエース 3.8
3 ヒストリカル 5.0
4 デウスウルト 8.9
5 マイネルミラノ 10.3
6 レッドアリオン 14.0
7 タガノエトワール 15.6
8 シャトーブランシュ 21.0
9 ケイティープライド 50.3
現時点での予想オッズでは、近走で抜群の安定感を誇るフルーキーとヒストリカルに人気が集まっている。

第66回【チャレンジカップ】有力馬は!?

【同年に京都または阪神の芝外回りコース、かつ1600万下から上のクラスのレースで5着以内に入った経験あり】フルーキー
inyofu フルーキー(牡5・角居勝彦)は、4歳時の昨秋に1000万下の甲東特別(阪神・芝1600m)→1600万下の清水S(京都・芝1600m)と連勝を飾ってオープンクラス入りを果たすと、続くチャレンジCでも2着(同着)に好走した。5歳となった今年は、年明けの京都金杯(4着)から前走の富士S(5着)まで6戦全てで掲示板(5着以内)を確保する走りを続けており、重賞のタイトルこそまだ獲得していないが、着実に力を付けてきた印象がある。この中間は短期放牧でリフレッシュ。今回の阪神・芝コースはこれまで〔4・1・0・1〕と最も相性のいい舞台で、念願の重賞初制覇へ絶好機を迎えた。
【前走がOPレースで上がり3ハロンタイムが3位以内】【前走の4コーナーを4~12番手で通過】ワールドエース
inyofu ワールドエース(牡6・池江泰寿)は、秋初戦となった前々走の富士Sで9着に敗れたが、前走のオープン特別・キャピタルS(東京・芝1600m)では、勝ち馬のサンライズメジャーとハナ差の2着に好走し、大きな変わり身を示した。今回は距離が200m延長されるが、芝1800mでは3戦2勝の成績をマークしており、期待が持てるだろう。もともと、3歳時の2012年皐月賞で勝ち馬のゴールドシップに次ぐ2着に好走し、続く日本ダービー(4着)では1番人気に支持された素質馬。ここで昨年の読売マイラーズC以来約1年7か月ぶりの重賞勝利を飾り、近く予定されている種牡馬入りへ向けて、勲章を増やしたい。
【前走がJRAのGI】【同年に京都または阪神の芝外回りコース、かつ1600万下から上のクラスのレースで5着以内に入った経験あり】【ハンデが55kg以下】タガノエトワール
inyofu タガノエトワール(牝4・松田博資)は、3歳時の昨年に、未勝利(小倉・芝2000m)を勝ったばかりの500万下クラスの身で格上挑戦した秋華賞トライアル・ローズSで2着に入って本番への優先出走権を獲得。続く秋華賞でも、勝ち馬ショウナンパンドラ、2着馬ヌーヴォレコルトに次ぐ3着に好走した。今年は、今夏のクラス再編成を挟んで1600万下クラスのレースを2勝し、再びオープンクラス入り。前走のエリザベス女王杯は15着と大敗を喫したが、芝2200mの距離が長かった印象で、ここまで2戦して1勝2着1回の芝1800mに距離が短縮される今回は、上位進出のチャンスがありそうだ。

2015年12月12日(土)に阪神競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第66回【チャレンジカップ】。  
近年のレース傾向を重視するならば、ハンデの重い馬が不振となっているので、フルーキーとワールドエースには若干不安が残る。
しかし、フルーキーは阪神・芝コースでは抜群の強さを誇っており、これまでの戦績は〔4・1・0・1〕と好相性なので、思い切って切るには勇気がいるだろう。
穴馬として注目したいのは、53キロハンデで出走できる牝馬タガノエトワールだろう。前走のエリザベス女王杯こそ15着と大敗したが、この馬のベスト距離は1600~2000mなので、芝2200mの距離は長かった印象だ。阪神競馬場での勝利経験もあり、ここでは面白い存在と言えるだろう。

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