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【朝日杯フューチュリティステークスの思い出】親子制覇!セイウンワンダー

2008年に、第60回朝日杯フューチュリティステークスを制したセイウンワンダー。父は1997年に同じレース(当時は朝日杯3歳ステークスという名称)を制したグラスワンダーだ。JRA育成馬として成長し、2歳王者に輝いたセイウンワンダーについてまとめてみた。
馬キュレ

父はグラスワンダー

父は朝日杯や宝塚記念、そして有馬記念を連覇したグラスワンダー。
母父は偉大なるサンデーサイレンスという血統。

栗毛の怪物と呼ばれ、あのスペシャルウィークのライバルであったグラスワンダーについてのまとめはこちら↓
また、名前の由来は父グラス「ワンダー」、母「セイウン」クノイチから「セイウンワンダー」。
「セイウン」の冠名を使用する西山茂行氏とは無関係ながら、セイウンワンダーが勝利したときにお祝いの電話やメール、花輪が届いたというエピソードがある。

JRAの育成馬として成長

父はグラスワンダーだが、母セイウンクノイチが未勝利、祖母アンカースティームは1勝どまりだったせいか、セリでは840万という安値だった。
inyofu  だがJRA育成馬としてトレーニングを積み、ブリーズアップセールに上場されたセイウンワンダーは最高価格2730万円で落札されることとなる。それだけ馬体と動きが目立ったていた証拠である。

新潟2歳Sを勝利

デビュー勝ちはできなかったものの、未勝利戦で6馬身差の勝利。
新潟2歳Sへと進む。
inyofu 新潟11Rの第28回新潟2歳ステークス(GIII・芝1600m)は1番人気セイウンワンダー(岩田康誠騎手)が人気に応えて重賞初制覇を飾った。スタート一息で道中は最後方の苦しい位置取り。しかし直線に向いて外ラチ一杯まで持ち出して追い出すと、横に広がった追い比べから残り200mで抜け出し、馬場中央から伸びた15番人気ツクバホクトオーに1馬身1/2差をつけてゴールに飛び込んだ。勝ちタイムは1分35秒4(不良)。
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朝日杯フューチュリティステークス制覇!

秋に左前脚蹄球炎になり、3か月半の休み明けで、新潟2歳ステークスから朝日杯FSへ直行となった。
inyofu 中団の内、ガッチリと手綱を引かれての追走となったセイウンワンダーは、4コーナーで先行集団の直後まで押し上げると、直線では馬群をこじ開けるようにしてスパート。叩き合うブレイクランアウトとホッコータキオンを内から交わし去ると、外から差してきたフィフスペトルをアタマ差振り切ってのゴール。外ラチ沿いに追い込んだ新潟2歳Sとは対照的に、器用にインを突いての差し切りで2歳王者の座を手にしたのでした。
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エプソムCで復活V

翌年は、皐月賞で3着、菊花賞で3着と、クラッシックで健闘。
しかしなかなか勝ち星に恵まれず、翌年4歳で安田記念に出走登録をするも、賞金が足りず出走できなかった。
そのため次週のエプソムCへ出走。1番人気だった。
inyofu  前々走の都大路Sが5馬身差の逃げ切り勝ち、前走のメイSではショウワモダンの2着となったシルポートが、ここでも快調に飛ばし、直線では持ち前の粘りを発揮する。内からキャプテンベガが食い下がってきたものの、なかなか抜かせようとはしない。
 そこへ外から迫ったのがセイウンワンダー、その後ろからはゴールデンダリア。とりわけセイウンワンダーの伸び脚は力強く、中団から一気に抜け出すと、内で叩き合うシルポートとキャプテンベガに並びかけてゴールへと飛び込んだ。写真判定の結果、ハナ差でセイウンワンダーの差し切り勝ち。朝日杯フューチュリティS以来となる重賞制覇である。
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引退後は乗馬へ

右前浅屈腱炎になり、2012年に引退。
inyofu  08年朝日杯FS(G1)を含む重賞3勝のセイウンワンダー(せん7)は、昨年11月に北海道の日高育成牧場へ入厩後、去勢。障害馬術の世界を目指し新生活を送っている。今年6月には浦河町の障害馬術大会に出場し、無事に完走した。同牧場の石丸睦樹業務係長(48)は「G1馬ということで訪れるファンは多いですよ。トレーニングを積んで、将来的には一般の方を乗せられたら、と考えております」。来夏には憧れのG1馬の背中を体験できるかも!?



朝日杯を親子制覇し、今はJRA日高育成牧場(浦河町)で乗馬として第二の人生を送っているセイウンワンダー。乗馬として、多くの人に触れ合って、これからも愛され続けるだろう。

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