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第67回【朝日杯FS】2歳王者決定戦!エアスピネルとリオンディーズが母の想いを受けて対決!

2015年12月20日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、第67回【朝日杯フューチュリティステークス】。
2014年から舞台を阪神競馬場に変更された2歳王者決定戦であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【朝日杯FS】歴史!

inyofu 欧米ではクラシックレース体系の確立に伴い、1786年にイギリスのニューマーケットを皮切りに2歳馬競馬が開催されたのに対し、我が国では1946年秋の東京競馬場で初めて3歳(現2歳)馬競走が行われた。その後、各地の競馬場でも3歳(現2歳)馬競走が行われるようになり、1949年には関東地区における3歳(現2歳)馬のチャンピオン決定戦として『朝日杯3歳ステークス』が創設され、2013年まで中山競馬場を舞台に行われていた。
inyofu 距離については、創設時の芝1100mから1959年に芝1200m(外回り)に延長され、1962年以降は現行の芝1600m(外回り)に定着している。なお、2014年に本競走は競走内容のより一層の充実を図る観点から、開催場を阪神競馬場へ変更された。
過去10年の優勝馬には、ドリームジャーニーやローズキングダム、グランプリボスやロゴタイプがおり、ここで好走した馬は来年のクラシックだけでなく、様々なジャンルで活躍する馬となっている。

【朝日杯FS】レースレコード!

動画を見る
朝日杯FSのレースレコードは、2014年にダノンプラチナが記録した1:35.9である。
ちなみに中山競馬場で行われた頃のレコード参考記録は、2004年にマイネルレコルトが記録した1:33:4である。

↓【朝日杯FS】過去のレース映像はこちら↓

【朝日杯FS】レース傾向

inyofu 距離適性に注目
過去10年の優勝馬10頭は、いずれもJRAの1500m以上のレースで優勝経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率9.5%と苦戦している。1400m以下のレースでしか優勝経験のない馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu 臨戦過程が重要
過去10年の前走の条件別成績を調べてみると、3着以内馬30頭中19頭は前走で「JRAの重賞」に出走していた。一方、前走が「その他のレース」だった馬は3着内率14.5%とやや苦戦している。まずは「JRAの重賞」を経由してきた馬に注目すべきレースと言えそうだ。
inyofu ただし、前走が「JRAの重賞」だった馬のうち、そのレースで「5着以下」に敗れていた馬は優勝例がなく、3着内率も3.8%にとどまっている。たとえ前走が「JRAの重賞」でも、上位争いに食い込むことができなかった馬はあまり期待できないようだ。
inyofu なお、前走が「JRAの重賞」ではなかった馬のうち、そのレースの着順が「2着以下」だった馬は好走例がなく、「1着」だった馬の中で2着馬とのタイム差が「0秒1以下」だった馬も優勝例がない。「JRAの重賞」以外のレースを経由してきた馬に関しては、前走で2着馬に「0秒2以上」のタイム差をつけて勝利していた馬を重視すべきだろう。
inyofu 極端な脚質の馬は割り引き
過去10年の前走の4コーナーの通過順別成績を調べると、3着以内馬30頭中18頭は、前走の4コーナーを「3~6番手」で通過していた。一方、「2番手以内」や「7番手以下」だった馬はやや低調な成績となっている。ちなみに、阪神競馬場に移設された初年度の昨年も、勝ったダノンプラチナは前走の4コーナー通過順が4番手、2着のアルマワイオリと3着のクラリティスカイはともに同3番手だった。逃げタイプの馬や、逆に馬群の中団や後方からレースを進めるタイプの馬は評価を下げたいところだ。
inyofu 近年は前走も1600mのレースだった馬が堅実
過去4年の出走馬の前走の距離別成績を調べると、3着以内馬12頭中8頭は前走で「1600m」のレースに出走していた。該当馬は3着内率38.1%と好走率も高い。近年の傾向から、当レースと同じ「1600m」のレースから臨む馬を重視したい。
inyofu 近年の優勝馬の臨戦過程に共通点
過去4年の優勝馬4頭は、いずれも前走の距離が1600mだった。また、この4頭は前走の着順が1着だった点、前走の2着馬とのタイム差が0秒2以上だった点も共通している。ちなみに、以上の条件をすべて満たしていた馬は、優勝馬4頭を含めても過去4年で計7頭しかいない。今年の出走馬の中に該当する馬がいたらマークしておくことをおすすめしたい。
【朝日杯FS】のレース傾向では、【JRAの1500m以上のレースで優勝経験あり】【前走がJRA重賞で4着以内or重賞以外のレースで2着馬に0秒2以上のタイム差で勝利】【前走の4コーナーを3~6番手で通過】【前走が1600m】【前走の着順が1着で2着馬とのタイム差が0秒2以上だった】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第67回【朝日杯FS】登録馬!

inyofu アドマイヤモラール 55 田辺裕信
イモータル 55 R・ムーア
ウインオスカー 55 松山弘平
エアスピネル 55 武豊
キャプテンペリー 55 大野拓弥
コパノディール 54 未定
サイモンゼーレ 55 幸英明
シャドウアプローチ 55 未定
シュウジ 55 岩田康誠
ショウナンライズ 55 池添謙一
スリラーインマニラ 55 未定
タイセイサミット 55 A・アッゼニ
ツーエムレジェンド 55 太宰啓介
ハレルヤボーイ 55 浜中俊
ボールライトニング 55 蛯名正義
ユウチェンジ 55 川田将雅
リオンディーズ 55 M・デムーロ

回避予定
プリンシパルスター 55
ラヴアンドポップ 55
注目はエアスピネルで、騎乗予定の武豊騎手は朝日杯FSを制覇すれば、JRAのGI全制覇という前人未到の偉業を達成することになる。

第67回【朝日杯FS】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 エアスピネル 1.8
2 リオンディーズ 5.1
3 イモータル 5.4
4 シュウジ 7.9
5 ボールライトニング 9.8
6 シャドウアプローチ 27.1
7 ショウナンライズ 28.2
8 アドマイヤモラール 45.2
9 ハレルヤボーイ 48.3
10 タイセイサミット 57.0
現時点での予想オッズでは、前走であるデイリー杯2歳Sで圧倒的な強さを見せたエアスピネルが、単勝オッズ1桁の圧倒的1番人気となっている。

第67回【朝日杯FS】有力馬は!?

【JRAの1500m以上のレースで優勝経験あり】【前走がJRA重賞で4着以内】【前走が1600m】【前走の着順が1着で2着馬とのタイム差が0秒2以上だった】エアスピネル
inyofu キングカメハメハ産駒のエアスピネル(牡2・笹田和秀)は、ここまで2戦2勝と、実績面では今回の出走メンバー中上位と言える存在だ。前走のデイリー杯2歳Sはパワーを要する馬場コンディション(稍重)の中、出走メンバー中最速となる上がり3ハロン34秒0(推定)をマークして快勝。レース後の検量室前で鳴くような面を見せるなど、心身共にまだまだ成長の余地を残している印象だが、完勝に見えた前走のパフォーマンスと相反する“若さ”こそが、今後の伸びしろの大きさと置き換えることもできそうだ。阪神・芝1600mはメイクデビュー阪神(1着)で経験済みで、GI 初制覇の舞台として不足はない。3戦無敗で2歳王者となる雰囲気を十分に漂わせている。
【JRAの1500m以上のレースで優勝経験あり】【前走が重賞以外のレースで2着馬に0秒2以上のタイム差で勝利】【前走の4コーナーを3~6番手で通過】【前走の着順が1着で2着馬とのタイム差が0秒2以上だった】リオンディーズ
inyofu キングカメハメハ産駒のリオンディーズ(牡2・角居勝彦)が、1戦1勝のキャリアでGI に挑む。11月22日のメイクデビュー京都(芝2000m)はスローペースの展開の中、走破タイム2分02秒2、メンバー中最速となる上がり3ハロン33秒4(推定)をマークして初陣勝ちを飾っており、その勢いとポテンシャルの高さに期待がかかる一頭だ。今回は初めての阪神・芝コースに加えて、前走から距離が400m短縮されるだけに、越えるべきハードルは決して低くないが、その難しいミッションすらも克服することができるのか、注目の2戦目となりそうだ。
【JRAの1500m以上のレースで優勝経験あり】【前走がJRA重賞で4着以内】【前走が1600m】シュウジ
inyofu 前走のデイリー杯2歳Sでは勝ち馬エアスピネルから0秒6差の2着に敗れたキンシャサノキセキ産駒のシュウジ(牡2・橋口弘次郎)。ただ、前走はスタート直後に外へ逃げるような面を見せたため、最後の直線でのひと伸びに影響した印象。3走前のオープン特別・中京2歳S(中京・芝1600m)を快勝した実績もあるだけに、前走の内容だけで距離適性を決めてしまうのは早計だろう。この中間は岩田康誠騎手が付きっきりで乗り込みを行っており、前走からの巻き返しに向けて強い意欲が感じられる。今回、GI タイトル獲得なるか、注目だ。

2015年12月20日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、第67回【朝日杯フューチュリティステークス】。 
例年以上に素質馬が集まった印象がある今年の朝日杯FSだが、注目はやはりエアスピネルと武豊だろう。
エアスピネルは、父キングカメハメハ×母エアメサイアのGI馬同士の仔である超良血馬で、前走のデイリー杯2歳Sでは無傷の3連勝で小倉2歳Sを勝っていたシュウジを3馬身半差で圧勝、さらにレース傾向の好走する条件をほぼ満たしており、太鼓判を押せる1頭だ。コンビを組む武豊騎手のJRA・平地GI全制覇という大記録もかかっており、絶対に見逃せない存在だろう。
エアスピネルに次ぐ対抗馬は、エピファネイアの半弟にあたるリオンディーズで、父キングカメハメハ×母シーザリオの同じくGI馬同士の仔である超良血馬だ。キャリアは1戦だが、新馬戦で見せたポテンシャルは圧巻で、力を持て余しての勝利だった。
また、エアスピネルの母エアメサイアとリオンディーズの母シーザリオはオークスで対戦しており、世代を超えての仔同士の1戦に心躍っているファンも多い。

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