TOP > 競走馬 > 「リオンディーズ」操縦性アップ!折り合って驚異の末脚を発揮する!【2016年日本ダービー】
競走馬

「リオンディーズ」操縦性アップ!折り合って驚異の末脚を発揮する!【2016年日本ダービー】

デビューから29日でGⅠ・朝日杯FS制覇という離れ業を成し遂げたリオンディーズ。ここ2戦はレースでエキサイトしてしまい全能力を本番で発揮できないままでいる。2戦目でGⅠを勝ったように、世代一、二を争う高い素質の持ち主であるということは明らかなので、距離延長の条件でいかに上手くなだめられるかが鍵になるだろう。皐月賞5着から巻き返しを狙うリオンディーズについてまとめてみた。
リオンディーズ
写真提供:T.T Photo(WEBサイト)

【朝日杯FS】偉大な記録を阻止してタイトル奪取!

道中は控えて最後方から脚を溜めてレースを進める。4コーナーで外に持ち出されて直線勝負。直線半ばでエアスピネルが抜け出すと外からリオンディーズも脚を伸ばして一騎打ち。ゴール前でリオンディーズが抜け出し1馬身近くのリードをとってゴールした。
動画を見る
inyofu 1着 リオンディーズ(M.デムーロ騎手) 「とにかくいい馬で、パワー豊かな馬です。トビが大きく、スピードもあります。2000mの新馬戦に乗った岩田騎手からはとても強い馬と聞いていました。直線で外に出したらいい脚でしたが、武豊騎手の馬が前にいましたから、少しヒヤヒヤしました。とにかく先々が楽しみです。かからないので2000mは大丈夫。2400mは......がんばります(笑)」

【弥生賞】負けて強しといえる内容!

豪華メンバーが集った皐月賞トライアルで、1.9倍の断然人気に支持された。レースでは行きたがる場面をたびたび見せ、折り合いを欠いたまま先行。直線手前から早くも先頭に立ち、押し切ろうとしたが、後方から脚を伸ばしたマカヒキにゴール前でクビ差交わされ2着に負けた。
動画を見る
inyofu 2着 リオンディーズ(M.デムーロ騎手) 「少し元気すぎました。1コーナーまでかかって、一旦落ち着きましたが、またかかりました。それでも3~4コーナーはいい手応えで回ってきました。ちょっと早く先頭に立ってしまい、物見をしていました。まだよくなりそうだし、本番で巻き返したいです」
inyofu (角居勝彦調教師) 「休み明けのレースで、多少テンションの高いところを見せることは想定の範囲内でした。ああいったレースをしないと本番にはつながりませんからね」

【皐月賞】4着入線も後味の悪いレースに…

スタートすると果敢に2番手の位置を取りに行く。ハイペースの中、鞍上に懸命になだめられながら追走するが、逃げ馬が早々と失速したことで4コーナー手前から押し出されるように先頭へ。直線では必死に粘り腰を発揮したが、途中でよれてエアスピネル、サトノダイヤモンドを妨害してしまい4着入線したものの5着に降着となった。
動画を見る
inyofu Mデムーロ騎手(リオンディーズ=5着)「それまでのレースを見ていて、後ろからでは前を捕らえきれないと思ったので、前めで運びました。でも、(1000メートル58秒4と)ペースが速くなってしまった…。それでも頑張ってくれました」

【日本ダービー】ムダ肉なく好馬体! 直前追い切り情報

inyofu 皐月賞5着リオンディーズ(牡3=角居)はCWコースの3頭併せ。先行するドラゴンカップ(3歳500万)とシャケトラ(3歳未出走)の内からラスト1F11秒4の鋭脚を繰り出してアッという間に先着。3週連続で追い切りに騎乗したM・デムーロは「(2週前から)舌をくくって凄く乗りやすくなった。コントロールが利くようになったね」と従順な走りにはご満悦。続けて「昨年のドゥラメンテ(1着)には自信を持っていた。今年のリオンディーズにも自信を持っている。ただ、ほかの馬も強い」と優勝候補の多さを違いに挙げた。
以下は記者の馬体に関する評価。
inyofu パッと見ただけでも筋肉の張りが凄まじい。まさにグッドルッキングホース。皐月賞前ももちろん良かったのだが今回はそこに磨きがかかった印象で、ムダ肉は一切ない。単純な馬の良し悪しで言えばこのメンバーでもトップクラスの評価を与えたい。この時点での完成度も兄のエピファネイアより高い。心肺機能も非常に高いので距離も大丈夫だとは思う。以前から言われているようにこの馬の場合は自分との戦い、といった感じだろう。

東京2400mに強い血統!

リオンディーズの父キングカメハメハと母父スペシャルウィークはダービーを、母のシーザリオはオークスを、そして半兄のエピファネイアはジャパンカップを制しており、東京2400mにめっぽう強い血統である。エピファネイアは道中かかりながらも直線で突き放し圧勝しており、同じくかかり癖を持つリオンディーズも東京2400mでの一変が期待できる。

弥生賞はかかりながらもマカヒキの2着、皐月賞はハイペースを先行しての5着で、ここ2戦は負けて強しの競馬が続いている。前走の敗戦を踏まえて今回は先行ではなく差しの競馬に回る可能性もあるだろう。血統的にはダービーの条件はぴったりで、惜しくも2着に涙を呑んだ兄エピファネイアの分まで頑張ってほしいものだ。どんな戦法で逆襲を狙うのか、角居調教師、デムーロ騎手の手腕に注目である。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line