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第60回【有馬記念】ゴールドシップがラストラン!有終の美を飾れるか!?

2015年12月27日(日)に中山競馬場で行われる芝2500メートルのGIレース、第60回【有馬記念】。
売上げ額、賞金額ともに世界有数のスケールを誇り、年末の風物詩として定着しているこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【有馬記念】歴史!

inyofu 1956年に本競走の前身である『中山グランプリ』が創設された。当時、暮れの中山競馬は中山大障害が最大の呼び物であったが、東京競馬場の日本ダービーと比較すると華やかさに欠けていたことから、当時の理事長でもあった有馬頼寧が、中山競馬場の新スタンド竣工を機に、暮れの中山競馬にも日本ダービーに匹敵する大レースをと提案し、当時としては他に例を見ないファン投票による出走馬の選定方法を用い、芝・内回りコースの2600mで行われた。ところが、第1回の成功の興奮が冷めやらぬ翌1957年1月9日、創設者である有馬理事長が急逝したため、同氏の功績を称え、競馬の発展に尽力した同氏の名前をとり『有馬記念』と改称された。
inyofu その後、1960年に芝・外回りコースに変更されたのち、1966年から芝・内回りの2500mに変更され現在に至っている。本競走は、創設時から変わることなく中山競馬場を舞台に行われ、中央競馬の一年を締めくくるレースとして定着。幾多の名馬たちが中央競馬の歴史に語り継がれる名勝負を繰り広げてきた。
一年を締めくくるレースとして、競馬ファン以外にも知名度が高い有馬記念。2013年はオルフェーブルがラストランで勝利、2014年はジェンティルドンナがラストランで勝利、といった具合に歴史的名馬が有終の美を飾っている。

【有馬記念】レースレコード!

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有馬記念のレースレコードは、2004年にゼンノロブロイが記録した2:29:5である。2015年の有馬記念出走馬には産駒となるリアファルがおり、親子制覇の可能性も有り得る。

2014年【有馬記念】

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昨年の有馬記念では、4番人気ジェンティルドンナが有終の美を飾り、並み居る強豪を抑えて勝利した。

↓【有馬記念】過去のレース映像はこちら↓

【有馬記念】レース傾向

inyofu 6歳以上の馬やキャリア豊富な馬は割り引き
過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は、年齢が「5歳以下」だった。一方、「6歳以上」の馬は3着内率が11.1%にとどまっているうえ、2008年2着のアドマイヤモナーク(7歳)を除くと連対例がない。異なる世代の馬を比較する際は、比較的若い馬を重視すべきだろう。
inyofu また、過去10年の3着以内馬延べ30頭中24頭は、通算出走回数が「20回以下」だった。一方、通算出走回数が「21回以上」だった馬は3着内率が10.5%にとどまっており、連対を果たしたのは2008年2着のアドマイヤモナーク(44回)と2009年1着のドリームジャーニー(23回)だけだ。たとえ年齢が「5歳以下」であっても、キャリアが豊富な馬は評価を下げたい。
inyofu 過去10年の優勝馬10頭は、いずれも同年のJRAの牝馬限定を除く2000~2200mのGI・JpnI またはGII・JpnII で3着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率31.2%と好走率も高い。同年に、前記した条件のレースで好走した経験のある馬は比較的信頼できるようだ。
inyofu 急坂のあるコースで好走経験がある馬が強い
過去10年の優勝馬延べ10頭は、いずれも前年以降に中山、阪神、中京(リニューアルオープン後の2012年以降のみ)競馬場で行われた2000~2400mのGI・JpnI またはGII・JpnII で3着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率27.4%と、その経験がなかった馬を好走率で大きく上回っている。なお、2010年以降の5年間に限れば、〔5・5・4・32〕で連対率(21.7%)、3着内率(30.4%)と好走率がアップしている。ゴール前の直線に急坂が待ち構えているコースで好走経験がある馬は高く評価したい。
有馬記念でのレース傾向では、【前走4着以内】【5歳以下】【通算出走回数が20回以下】【同年のJRAの1800~2500mのGIまたはGIIで3着以内に入った経験あり】【同年のJRAの牝馬限定を除く2000~2200mのGIまたはGIIで3着以内に入った経験あり】【前年以降に中山、阪神、中京(リニューアルオープン後の2012年以降のみ)競馬場で行われた2000~2400mのGIまたはGIIで3着以内に入った経験がある】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第60回【有馬記念】登録馬!

inyofu ファン投票上位10頭
ゴールドシップ 57
ラブリーデイ 57
キタサンブラック 55
ショウナンパンドラ 55
マリアライト 55
ルージュバック 53
ラストインパクト 57
ワンアンドオンリー 57
リアファル 55
サウンズオブアース 57

以下賞金上位馬
ヒットザターゲット 57
オーシャンブルー 57
アルバート 57
アドマイヤデウス 57
ゴールドアクター 57
ダービーフィズ 57

以下除外対象馬
ペルーサ 57
トーセンレーヴ 57
サトノノブレス 57
マイネルフロスト 57
ラストランとなるゴールドシップや宝塚記念を制したラブリーデイなど有力馬が数多く登録している。また、除外対象になっているものの人気馬ペルーサも登録されている。

第60回【有馬記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 リアファル 4.6
2 ゴールドシップ 5.7
3 ラブリーデイ 5.7
4 キタサンブラック 5.7
5 ショウナンパンドラ 6.1
6 ゴールドアクター 9.1
7 ルージュバック 11.4
8 サウンズオブアース 14.2
9 アドマイヤデウス 23.0
10 アルバート 31.8
数ある有力馬を抑えて、現状の1番人気は3歳馬リアファルとなっている。しかし、上位5頭の人気はほぼ横ばいなので、レース当日での人気順は変動するものと思われる。

第60回【有馬記念】有力馬は!?

【前走4着以内】【5歳以下】【通算出走回数が20回以下】【同年のJRAの1800~2500mのGIまたはGIIで3着以内に入った経験あり】【前年以降に中山、阪神、中京(リニューアルオープン後の2012年以降のみ)競馬場で行われた2000~2400mのGIまたはGIIで3着以内に入った経験がある】リアファル
inyofu リアファル(牡3・音無秀孝)は、前述のマリアライトの半弟にあたるゼンノロブロイ産駒だ。本馬は、今年の春までダートのレースを使われていたが、芝に転じた3走前の1600万下・マレーシアC(中京・芝2000m)→前々走の神戸新聞杯を連勝して重賞初制覇を達成。1番人気に支持された前走の菊花賞は、レース中盤から先行争いが激しくなり、好位を追走していた本馬には厳しい展開だったが、最後までしぶとく食い下がって3着に入った。今回も、すんなりと先行する競馬ができれば、粘り込むシーンが見られそうだ。
【前年以降に中山、阪神、中京(リニューアルオープン後の2012年以降のみ)競馬場で行われた2000~2400mのGIまたはGIIで3着以内に入った経験がある】ゴールドシップ
inyofu 2年連続でファン投票最多得票数を獲得したゴールドシップ(牡6・須貝尚介)は、この有馬記念が引退レースになる予定だ。2番人気に支持された前走のジャパンカップは、課題だったゲートはクリアしたものの、スタートダッシュがつかず後方2番手を追走。3コーナー過ぎから馬群の外を回って進出を開始し、4コーナーで先行集団の直後までポジションを押し上げると、直線半ばまで上位争いに加わった。最後は脚色が鈍って10着に敗れたが、勝ち馬のショウナンパンドラとは0秒4差と大きくは負けていない。今回は、5か月ぶりの前走を1度使われた上積みが見込めるうえに、GI
【前走4着以内】【5歳以下】【同年のJRAの1800~2500mのGIまたはGIIで3着以内に入った経験あり】【同年のJRAの牝馬限定を除く2000~2200mのGIまたはGIIで3着以内に入った経験あり】【前年以降に中山、阪神、中京(リニューアルオープン後の2012年以降のみ)競馬場で行われた2000~2400mのGIまたはGIIで3着以内に入った経験がある】ラブリーデイ
inyofu ファン投票2位のラブリーデイ(牡5・池江泰寿)は、今年に入って宝塚記念、天皇賞(秋)のGI 2勝を含む重賞6勝を挙げ、大きく飛躍を遂げた。1番人気に支持された前走のジャパンカップは、最内枠(1枠1番)からスタートし、道中はぴったりと折り合って中団を追走。4コーナー手前でゴールドシップ(10着)など後続の馬が次々と仕掛けてくる展開になり、本馬も直線の入り口付近から動かざるを得なかったため、ゴール寸前でショウナンパンドラ(1着)、ラストインパクト(2着)の強襲に屈したが、正攻法のレース運びをしての3着で、あらためて能力の高さを証明したと言えるだろう。本馬にとってベストの距離は芝2000m前後だろうが、コーナーを6回通過する中山・芝2500mなら、道中で息を入れられるので、距離はこなせるだろう。本レースで好結果を出すことができれば、今年のJRA賞年度代表馬受賞が現実味を帯びてくるだけに、楽しみな一戦だ。

2015年12月27日(日)に中山競馬場で行われる芝2500メートルのGIレース、第60回【有馬記念】。 
例年通りの超豪華メンバーが集結したが、注目は何といってもラストランとなるゴールドシップだろう。GIを6勝しており、得意の中山競馬場で7勝目を狙う。近2走では精彩を欠いているが、年齢による衰えでは無いだろう。スタートさえ決まれば上位争いは必至である。
迎え撃つ対抗馬として名前が挙がっているのが、今年の宝塚記念馬ラブリーデイだ。近走での強さは目を見張るものがあり、中山競馬場での相性も悪くない。しかし、2500mの距離と連戦での疲れが不安要素だ。

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