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第138回【中山大障害】有馬記念の前日に行われる障害のビッグレース!

2015年12月26日(土)に中山競馬場で行われる障害4100メートルのJ・GIレース、第138回【農林水産省賞典 中山大障害】。
障害レースの一年を締めくくる大一番であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【中山大障害】歴史!

inyofu 本競走は、1934年当時の中山競馬倶楽部理事長であった肥田金一郎氏が、東京競馬場の東京優駿(日本ダービー)に匹敵する中山競馬場の名物レースとする目的で創設した障害競走である。
inyofu 第1回は同年秋に『大障害特別』の名称で行われ、翌1935年から春と秋の年2回開催に拡大された(1971年秋は、馬インフルエンザの影響により競走取り止め)。その後、度重なる名称変更を経て、1948年秋に現在の名称である『中山大障害』として定着している。
最も難度の高い障害レースで、『華の大障害』と呼ばれ親しまれている。2002年にはロシェル・ロケット騎手が、ギルデッドエージに騎乗して勝利し、JRA史上初の女性騎手による重賞制覇を成し遂げている。

【中山大障害】レースレコード!

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中山大障害のレースレコードは、1991年にシンボリモントルーが記録した4:37:2である。シンボリモントルーは中山大障害に6回出走し、1回は競走中止になったものの、他の5回はすべて5着以内に入っていた。

2014年【中山大障害】

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昨年の中山大障害では、4番人気レッドキングダムが後続に3馬身差をつけ圧勝した。なお、2着には1番人気アポロマーベリックが入った。

第138回【中山大障害】レース傾向

inyofu 若い馬が優勢
過去10年の年齢別成績を調べると、2頭しか出走がないものの、「3歳」馬が1勝2着1回の好成績。また、「4歳」馬と「5歳」馬が3着内率で30%を超え、「6歳」以上の馬を引き離している。ここ5年連続で「5歳」以下の馬が優勝していることからも、このレースでは「5歳以下」の馬を重視したい。
inyofu 直近で出走した障害レースの競馬場に注目
過去10年の出走馬が直近で出走した障害レースの競馬場別に成績を調べると、それぞれ延べ4頭の優勝馬を送り出す「東京」と「京都」が2着以下の回数も同数で並び、好走率でもトップとなっている。直近で「中山」の障害レースに出走していた馬は、2、3着の回数は多いものの、勝率は3.0%にとどまっている。前走でこのレースと同じ「中山」の障害レースに出走していることが、必ずしもプラス材料にはならないようだ。直近で出走した障害レースがどの競馬場のレースだったかに注目するのも面白いだろう。
inyofu 直近で出走した障害レースでの単勝人気にも注目
過去10年の出走馬が直近で出走した障害レースでの単勝人気別成績を調べると、優勝馬延べ10頭はすべて5番人気以内の馬で、3着内率では「1~3番人気」の各組が30%を超えている。連対率は単勝人気が上位であればあるほど数値が高くなっており、直近で出走した障害レースで上位人気に支持されていた馬の軽視は禁物だろう。
inyofu 近走の障害レースでの着順も要チェック
過去10年の出走馬が、直近で出走した障害オープンクラス3走で6着以下となった回数別(完走したレースのみ対象とし、競走中止はカウントしない)に成績を調べると、優勝馬延べ10頭中9頭は6着以下が「0回」で、残る1頭も「1回」の馬だった。近走で完走していた障害オープンクラスのレースで、6着以下に敗れた回数の少ない馬を重視したい。
中山大障害のレース傾向では、【5歳以下】【前走が東京か京都の障害レース】【直近で出走した障害レースで3番人気以内】【直近で出走した障害オープンクラス3走で6着以下となった回数が0回】の競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす馬はいるのだろうか?

第138回【中山大障害】登録馬!

inyofu アポロマーベリック
アップトゥデイト
サナシオン
ダンツミュータント
マキオボーラー

ウォンテッド
オジュウチョウサン
ティリアンパープル
アシュヴィン
タニノタキシード
 
シゲルキョクチョウ
ドリームセーリング
エイコーンパス
マイネルミランダス
タマモショパン
昨年の2着馬アポロマーベリックを筆頭に、15頭の登録があった。今年の中山大障害で除外対象馬はいない。

第138回【中山大障害】有力馬は!?

【直近で出走した障害レースで3番人気以内】【直近で出走した障害オープンクラス3走で6着以下となった回数が0回】サナシオン
inyofu サナシオン(栗東・松永幹夫厩舎、牡6歳)は、今年4月に障害に転向してから、J・GII東京ハイジャンプを含む破竹の5連勝。中山初出走となった前走のイルミネーションジャンプSは斤量62キロを背負いながら、逃げて5馬身差の圧勝だった。勢いは文句なしのナンバーワン。松永幹夫調教師にとっては、昨年のレッドキングダムに次ぐ連覇がかかる一戦だ。しかし、前走は最初の障害でやや危ない飛越を見せており、気性的にも単騎での逃げが条件となる。それらの不安をクリアして大障害コースも乗り切れるようなら、歴史的な名ジャンパー誕生ということになるだろう。
【5歳以下】【直近で出走した障害レースで3番人気以内】【直近で出走した障害オープンクラス3走で6着以下となった回数が0回】アップトゥデイト
inyofu アップトゥデイト(栗東・佐々木晶三厩舎、牡5歳)は中山グランドジャンプを10馬身差で圧勝した春のチャンピオン。3カ月半の休み明けだった次戦の小倉サマージャンプも快勝しており、一気に力をつけた印象だが、今回は約5カ月の休み明けがどう出るか。状態面がポイントだ。勝てば文句なしにJRA賞の最優秀障害馬というタイトルが待っている。スタミナに絶対の自信を持つ“障害界のゴールドシップ”が、無敗の人気馬を返り討ちにできるか注目だ。
【直近で出走した障害レースで3番人気以内】アポロマーベリック
inyofu アポロマーベリック(美浦・堀井雅広厩舎、牡6歳)は一昨年のこのレースと、昨年の中山グランドジャンプを制覇。コース実績と飛越の安定感、キャリアという点では最右翼だ。前走のイルミネーションJS3着後、デキも上昇している。脚質的に前記2頭との兼ね合いが鍵となるが、リズム良く運べれば2年ぶりのVも十分だ。

2015年12月26日(土)に中山競馬場で行われる障害4100メートルのJ・GIレース、第138回【農林水産省賞典 中山大障害】。 
年に2度しか使われない大障害コースに待ち受けるのは、大竹柵に大池垣、そして名物のバンケットだ。
注目は昨年、一昨年と2年連続でJRA最優秀障害馬に選出されたアポロマーベリックと、中山グランドジャンプを10馬身差で圧勝したアップトゥデイトだろう。
アポロマーベリックは今年入ってから勝利こそ無いものの、安定した強さを発揮している。6歳馬だが年齢による衰えは心配無用だろう。中山障害コースの経験は出走馬中でも随一で復活Vを期待したい。
アップトゥデイトはダートでもそこそこ活躍していたが、障害に転向して才能が開花したクロフネ産駒だ。ちなみにデビュー戦ではクリソライトに勝っている。障害では7戦して4勝、2着2回、4着1回と掲示板を外したことはなく、中山障害コースでも強さを発揮している。約5カ月の休み明けだが、不安よりも期待の方が大きい。

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