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騎手という狭き門への道のりとは?

武豊騎手のような人気騎手ともなると、マスコミにも頻繁に登場するし、高額な獲得賞金も話題になる。
しかし、誰でも騎手になれるわけではない。選ばれし者が、厳しい訓練を積んではじめて、騎手になることができるのだ。
では、騎手になるためには、一体どうすればいいのかを今回はまとめてみた。
ジョッキー

中央か?地方か?

JRA(中央)騎手になるためのステップ
inyofu JRAの騎手になるには、JRA競馬学校「騎手課程」受験に合格して、そのJRA競馬学校の騎手課程(3年)の教育を受けたのち騎手免許試験を合格し所属厩舎が決まれば、騎手としてデビューすることができます。
地方競馬の騎手になるためのステップ
inyofu 地方競馬教養センターとは、競馬界が求める高度な騎乗技術と知識を有する騎手を養成するための競馬学校であり、2年間の騎手養成課程を実施しています。この地方競馬教養センターに入学するためには、毎年1回行われる地方競馬教養センターの騎手課程受験に合格しなければなりません。この地方競馬教養センターの騎手課程を卒業してから、騎手免許試験に合格し所属厩舎が決定すれば、いよいよ騎手としてデビューすることができます。
中央の教育期間が3年に対し、地方が2年。合格率も地方のほうが高い。
しかし、国と地方の経営を比較すると収入は断然中央のほうが高い。どちらにするかは本人次第だ。

JRA(中央)を選択した場合の諸条件

inyofu 昨今、そのJRA競馬学校の騎手課程の受験者数は毎年150~200名程度で、JRA競馬学校の騎手課程受験合格者数は毎年6~8名でそのほとんどは乗馬経験者といわれます。
inyofu 騎手課程受験の受験資格には、中学卒業見込以上~、また年齢に応じて44kg~46.5kgまでの体重制限が設けられており、これらの基準を満たすことができなければ、騎手課程受験さえも受けることは出来ません。
受験は早ければ早いほど良いらしく、中学の時点でこの諸条件を満たしていないと学校すら入れない。
関係者の話では、特に体重がネックになると言われている。

競馬学校に入学してからの流れ

騎手課程生徒はトレーニング・センターでの「厩舎実習」を含め3年間で、
馬術の基礎訓練からレース騎乗へ向けた実践的訓練を段階的に学んでいく。

第一次試験について

inyofu まず騎手課程試験当日の最初は体重測定から行われます。それぞれ年齢や生まれた月に44~46.5kgまで異なりますが、その規定体重をオーバーすると試験は途中で終了となってしまいます。続いて筆記試験(国語・社会)で競馬学校の過去問題から判断しても中学2年生レベル程度といわれています。
inyofu 筆記試験が終わると、身体測定と運動機能検査が行われます。特に運動機能検査では、柔軟性やバランスなど総合的に判断されるそうです。運動機能検査が終わると集団面接です。面接官数名に対して&~7名程度で面接を受けます。これによりJRA競馬学校「騎手課程」の第一次試験は終了します。

そして第二次試験へ

inyofu さて、JRA競馬学校の騎手課程における第二次試験は第一次試験の合格者のみで、全員合宿形式で、千葉県白井市にあるJRA競馬学校で行われます。しかも期間は3泊4日とされています。ここでも日々体重測定が行われ、オーバーするとすぐに荷物を持って帰らなければなりません…。
inyofu 体重測定後、健康診断と運動機能検査、騎乗適性検査(実際に馬に乗っての試験)などがあります。乗馬未経験者でも問題なさそうなニュアンスで説明されているが、やはり実際の馬と触れ合いはもちろん、馬のお手入れ、厩舎の作業や、馬に乗る準備(馬装等)は行えるようにしておいたほうが良い…。
ハンディキャップのレースもあるせいか、体重制限にはかなり厳しい判断が下される。
それだけ日々の調整がジョッキーには必要なのである。

これだけ厳しい審査の理由は様々だが、敢えて1つ挙げるとするならば、それは命に係わる仕事だからだ。
自分自身と競走馬との歯車がほんの少し狂っただけで、落馬や事故を招きかねない。
そういった観点から、毎年の合格者は厳選に厳選を重ねている、それが騎手という狭き門への道なのだ。

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