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コラム

「覆面馬主の真実」【第35話】~リアルタイム進行型・競馬狂小説~

覆面馬主の真実
先週末、オレと7号は、何故か極寒の大阪にいた。
雪になるなる、と言われる中、新幹線で大阪入りしたのだ。
最悪の天候なのに、どうしても行かねばならない理由があったからである。

その理由とは・・・・?

最短期間で3ツ星を獲得したフレンチのレストランを、2名で予約していたからだった。
あらら、「リッチなおばさま」みたいだな、オレ達。

1号「寒いな、ここ大阪じゃないみたいだな。」
7号「まあ、美味いモノ食えば暖まるよ。」
1号「フレンチっていうより、鍋食いたいな。」
7号「アニキ、全然予約取れない店で、予約取れたんだからしょうがねえよ。」
1号「ま、そうだな。ワインで暖まるか。」

そんな訳で、店に到着。
相当オシャレな感じだ。
そして、店のたたずまいからして美味しそうだ。

そもそも、オレは、フレンチがあまり好きではない。
すべてが濃いから。バター、塩、その他、何だかいっぱい足し算されてる料理は、好きではない。

が、この店は、オーナーシェフが理系出身で、すべて数値化して料理を作ると聞き、それは、面白いから一度行ってみよう!ってことになった。
普通なら、オシャレなレストランだし、素敵な女性を誘うのが一般的かもしれんが、食い道楽といえば7号!って訳で、7号と行った方が楽しそうだ、と思った次第。

着席すると、店内は、すべてカップルだった。
ま、当然といえば当然。
30代~60代のカップル、しかも見るからに富裕層だ。

オレ達だけ男二人組。シャンパンで乾杯してると、何やら、視線を感じるぞ。

1号「おい、7号、何か視線感じないか?」
7号「ああ、みんな客がこっちをチラチラ見てるんだよな。」
1号「何で?別に変な格好してないのにな。」
7号「あ!アニキ、もしや、オレ達がカップルじゃないか?って思われてるんじゃねえの?」
1号「ああ、なるほど。そうか。モーホーのカップルね。」
7号「でもさ、明らかに、見た目怖いよな、俺ら。」

確かに、オレと7号、二人でいると、ちょっと怖い系の人に間違われそうではある。
7号は、身体もデカくて、ヤカラ系だし、オレは、眼光が鋭くて、その筋のあっち系に見えるし。

1号「そうか、それなら、みんなの期待に応えて、手でも握るか?」
7号「ええええ、マジか?」
1号「手握りながら、ワイン飲もうぜ。」

ということで、オレと7号は、いちゃいちゃとお互いの手をすりすりしながら、ワインを飲んでみることにした。
すると、更に更に、視線を感じまくり、予想通り、店内の話題の中心になれた模様。
そして他のテーブルでは、こんな会話がなされたはず。

「あの二人って幸せなんでしょうね。ほら、手触りながらワイン飲んでるよ。」
「あんな怖い顔してるのに、同性愛者なんだね。」
「今日は、どちらかの誕生日なのかな。」

実際のところ、料理は、全部素晴らしかった!初めての体験になるようなマリアージュがいっぱい。こんな組み合わせって美味いんだな!目からウロコだった。

1号「なあ、それにしても今年の明け3歳、成績ヤバイな。」
7号「そうなんだよ、5頭いて、3頭勝ち上がってて、1頭は、この間も未勝利2着、次あたり勝ちそうだし、最後の1頭は、これからデビュー。」
1号「出来すぎだな。ま、せっかくだから、明け3歳の快進撃にカンパイだな。」
7号「ほんと、ほんと、こんなに上手くいった年ないわ。」
1号「うまキュレの予想の方も頑張らないとな。」
7号「ああ、読者が凄い増えてるみたいだしな。馬券も炸裂と行こうぜ、アニキ。」

そんなこんなで、極寒の大阪の夜、1号と7号は、手を握りながら至福の時を過ごしたのだった。
なんだこの話(笑)

続く。





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