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コラム

タンタン単勝メン!【1月30日版】

タンタン単勝メン
久しぶりにオヤジさんの店の暖簾をくぐると、あれ?今日はお客さんがいないな。それに、あれ?オヤジさんもいないぞ・・・。

え?どういうこと?
何で誰もいないの?

そうこうするうちに・・・

オヤジさんを先頭に、オッサン連中がぞろぞろと入ってきた。

1号「不用心だよ、オヤジさん、どこ行ってたの?」
オヤジ「向かいの麻雀屋に、タンタン麺持って行ってたんだよ。」
1号「で、こちらの皆さんは?」
オヤジ「麻雀飽きたから、ここで一杯やるんだって。」
1号「え?今、5時過ぎだよ、何時から囲んでたんですか?」
客A「昼の12時くらいかな。オレ達、みんな早期退職組でさ、何にもやることなくてさ。サラリーマンは、やめると辛いよ。」
客B「そうそう、趣味らしい趣味ないからさ、麻雀と競馬、それと、ゴルフくらい。」
客C「だから、この4人で麻雀やって、競馬やって、ゴルフやってんの。」
1号「友達って今更ですけど、大事ですね~。」
客A「ホントだよ。オレ、こいつらいなかったら、うつ病になっちゃうよ。」
オヤジ「あの、皆さん、お酒は紹興酒でいいですか?」
客A「ああ、瓶ごと持ってきて。」

麻雀組がテーブルで酒盛りを始めたのをみて、オヤジさんはゆっくり競馬新聞を眺め始めた。

1号「あ、そうそう、今日の相場、何だか凄かったみたいだね?」
オヤジ「そう、マイナス金利だとか何とかまあ発表したからさ、乱高下してさ、面白かったよ。」
1号「オヤジさんは、買いなの、売りなの?」
オヤジ「うん、この間、売り玉を全部買い戻して、半分だけ、ドテンで買い玉に変えたからさ、今日は、大勝ちだね。」
1号「相場とは、ピッタリ合ってるね。」
オヤジ「そうだね、今年は、競馬より、相場なのかな?麻雀も昨日、えらい負けちゃったしね。」
1号「そっか、種目とのバイオリズムもあるよね。オレ、ここんとこ、相場全然ダメ。ほぼ裏目ってるよ。」
オヤジ「あんたは、馬が走って稼いでくれるんだから、いいんだよ。」

すると・・

客A「あれ、この方、馬持ってるの?」
1号「は、はい、まあ。」
客A「ええええ!凄い、馬主だ。」
オヤジ「この人ね、走る馬を見抜く超能力があるんだよ。馬券も上手いし。」
客A「え!明日も買うんですか?」
1号「あ、はい、まあ。」
客A「だったら、みんなで乗らせてもらおうよ。当たり馬券に。」
オヤジ「それ、いいと思うよ。」
1号「ちょっと、オヤジさん、当たんないよ、馬券は。」
オヤジ「でも、せっかくだからさ、明日は、あんたの単勝1点勝負に、こちらのお客さんたちと一緒に乗ろうかな。」
1号「うわわ、マジで?責任重大だな。」

そんな経緯で、何故か、オレ1号がタンタン単勝メンを指名することになってしまった。
熟考すること30分、オレが出した結論は・・・

1号「あのお、皆さん、明日なんですが、シラユキヒメってお母さんから産まれたくせに、ブチブチ模様の女の子がいまして、名前をブチコって言うんですが、この仔の単勝で勝負しようかな、と。」
客A「え、ブチコ?」
客B「そんな名前で強いんですか?」
客C「何倍くらいつくの?」
1号「ま、2倍くらいかな。」

前走の時計だけ走れば、また大楽勝なはずだが、さてどうなることやら。
結局、オヤジさんは、また30万、お客さんたちも3万ずつ買うってことになっちゃった。
頼む!ブチコ!もう一丁頼むぞ!

以上。



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